TYGERS OF PAN TANG - BLACKJACK: TOKYO 1982 1ST NIGHT(1CD + Bonus CDR + Ticket & Flyer Replica) [Calm & Storm 025]

TYGERS OF PAN TANG - BLACKJACK: TOKYO 1982 1ST NIGHT(1CD + Bonus CDR + Ticket & Flyer Replica) [Calm & Storm 025]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 26th September 1982 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ブリティッシュ・ハードロック・ファン待望のライヴ音源がここに登場! 1982年に実現したTYGERS OF PAN TANGの初来日公演より、東京初日となった9月26日の渋谷公会堂公演の模様が、Miracle Man録音の最上級オーディエンス・マスターをダイレクト使用した、まさかの完全限定プレスCDでのリリース決定です! 熱心なライヴ音源コレクターすら「こんな録音もあったのか!」と驚かせる本作は、Carl & Stormレーベルの底力を見せ付ける一本です!

 後にTHIN LIZZYやWHITESNAKEでブレイクした、あのジョン・サイクスが在籍していたバンドとして知られるTYGERS OF PAN TANG。彼らはN.W.O.B.H.M.ムーヴメントの真っ盛りの1980年、デビュー・アルバムの「WILD CAT」で颯爽とシーンに躍り出ました。デビュー作こそ若さが目立った作風でしたが、前述したジョン・サイクスに加え、新ヴォーカリストのジョン・デヴァリルを迎えた1981年の「SPELLBOUND」で、彼らは大きく飛躍します。'81年11月には早くも3rdアルバム「CRAZY NIGHTS」をリリース。イギリスの若手バンドの中でも、注目株としてファンの話題を集めました(この2ndアルバムは日本のファンにも支持され、バンドの初来日を実現させます)。
 しかしサイクスは'82年の春になると、ランディ・ローズの正式な後任ギタリストを探すオジー・オズボーンのオーディションを受けるため、バンドを去ってしまいます。バンドにとって彼の脱退は痛手でしたが、元PENETRATIONのフレッド・パーサーを迎えて心機一転し、'82年8月に「THE CAGE」を発表。それに伴うツアーとして、バンドは日本の土を踏む事となりました。

 この来日では東京3回、大阪・名古屋で各1回の計5公演がブッキングされました。本作ではその来日初演となった9月26日、東京の渋谷公会堂で行われたライヴを、最上級のオーディエンス・サウンドで完全収録しています。
 同日の既発音源としては、Shadeレーベルからリリースされた「FIRST LIVE IN JAPAN」が知られます。こちらも非常に優れた録音でしたが、Miracle Man録音によるマスターをダイレクト使用した本作は、サウンドの鮮度や明度はもちろん、演奏のダイレクト感とリアルさが抜群の一言。しっかりとステージの楽音にフォーカスされた音像はこれまで登場したMiracle Man録音のいずれにも遜色ありません。優れたバランスで浮き上がる演奏は、ライン音源をミックスしたような聴き応えです。オーディエンスの歓声や手拍子も臨場感を味わう上で理想的な配分で、聴き手は会場の雰囲気とバンドの魅力を、どちらもたっぷりと満喫できるはず!

 セットリストは新作「THE CAGE」を中心としながらも、それぞれのアルバムからバランスよくセレクトされています。楽曲と演奏には「これぞブリティッシュ・ハードロック」と言える、起伏に富んだ展開と憂いを感じさせるメロディが満載。全編で高品位なライヴが貫かれています(疾走するナンバーでもきっちりとした整合性があり、ライヴ活動で培われた演奏力の確かさを感じさせます)。
 ジョン・サイクスの脱退は残念でしたが、バンドの重鎮ロブ・ワイアーと新加入のフレッド・パーサーの相性は良好です。彼らのツイン・リードが織り成すギター・プレイ、重厚かつ親しみやすいバンド・アンサンブルは、オープニングの「You Always See What You Want」や「Lonely At The Top」から、素晴らしいパフォーマンスを楽しませます。ジョン・デヴァリルは中音域を中心として味わい深い歌唱を聴かせ、(当時ファンに評価されたように)デイヴィッド・カヴァデールを連想させる場面もちらほら。新作からの「Letter From L.A.」ではトーキング・モジュレーターを駆使したパフォーマンスも効果的で、個性的なヴォーカルを随所で披露します。
 サイクス在籍時の「Love Don't Stay」や「Blackjack」・「Don't Stop By」はもちろん、「Tides」に「Paris By Air」さらに「Making Tracks」といった新曲も、ファンへバンドの良さをアピール。デビュー作からの「Wild Catz」と「Suzie Smiled」そして「Slave To Freedom」も、アルバム以上に前進したパフォーマンスで再現されます。
 メインセットのラストは当時のシングルヒット「Love Potion No.9」(THE CLOVERSのカバー)が、ライヴのピークを楽しく演出します。アンコールには「SPELLBOUND」からの名曲「Hellbound」と、3rdアルバムの「Raised On Rock」が突っ走る勢いで演奏され、クライマックスを怒涛の盛り上がりでクロージングします!

 TYGERS OF PAN TANGは、N.W.O.B.H.M.ムーヴメントの中でも特に印象的なバンドの一つでしたが、そのライヴ音源は(不思議な事ですが)種類もさほど多くはありません。本作ではその彼らの貴重な来日初演が、文句なしの最上級サウンドで追体験できるのです。「今までこういうアイテムを待っていた!」というファンも多いのではないでしょうか?
 日本のファンに鮮烈な印象を残した名ライヴが、絶品サウンドの完全限定プレスCDで満を持してのリリース決定! ファンの皆さんはこのリアル・ドキュメントを、どうぞお見逃しありませんように!

★★ミラクル・マン提供の当日のチケットのレプリカ付(1階と列26番)

★★当時の貴重なコンサート告知チラシを両面刷りで復刻。強烈なインパクトを与えるファーストアルバムのジャケイメージと、「初来日決定」「咆哮一発 LONDON狂乱」「ヘヴィ・メタルのニューヒーロー」の力強い言葉の陰に、ひっそりと書かれた「ギタリスト ジョン・サイクス脱退のためフレッド・パーサーに変更になりました」のお知らせが悲しかったりします(笑)。

*こちらのチラシは裏が同年6月に公演が予定されている、こちらも初来日「モーターヘッド」で、「極悪非道!!ヘヴィ・メタルの切り札」とキャプションが強烈でかっこいいのですが、ひっそりと書かれた「ギタリスト エディ・クラーク脱退のため、急きょ元シン・リジィ、ワイルド・ホーシーズのブライアン・ロバートソンに変更となりました。」の告知が、上と同じくちょっと悲しかったりします(笑)。

1. Intro. (Requiem for Soprano, Mezzo-Soprano, 2 Mixed Choirs and Orchestra)
2. You Always See What You Want 3. Lonely At The Top 4. Letter From L.A. 5. Love Don't Stay
6. Blackjack 7. Tides 8. Paris By Air 9. Wild Catz 10. Don't Stop By 11. Suzie Smiled
12. Making Tracks 13. The Actor 14. Slave To Freedom 15. Love Potion No.9 16. Hellbound
17. Raised On Rock 18. Outro. (Also Sprach Zarathustra)

Jon Deverill - Vocals Robb Weir - Guitar Fred Purser - Guitar Richard "Rocky" Laws - Bass
Brian Dick - Drums

Recorded by Miracle Man

------------------------------------------------------------------------------

★TYGERS OF PAN TANGのプレスCDタイトル「BLACKJACK」には、同じく初来日となった1982年ジャパンツアーより、東京最終日(三日目)の9月30日に行われた中野サンプラザ公演を、優れたオーディエンス・サウンドで収録した「TOKYO LAST NIGHT」が、ボーナス・タイトルとして付属します。

TYGERS OF PAN TANG - TOKYO LAST NIGHT(Bonus CDR)
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 30th September 1982 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)

 N.W.O.B.H.M.ムーヴメントを代表するバンドのひとつTYGERS OF PAN TANGは、日本においては「ジョン・サイクスがTHIN LIZZY加入前に在籍していたバンド」として有名ですが、楽曲と演奏力の素晴らしさは、そのサイクスが居ない編成においても、独自で個性的な魅力を放っています。
 それを証明したのがサイクス脱退後に実現した1982年の初来日。ジョンの不在は確かにファンを落胆させたでしょうが、充実したライヴの中身は実際に会場へ足を運んだファンを大いに満足させ、今なおマニアの語り草となっているほど。それが"真実"である事は、初日の様子を収録したプレスCD「BLACKJACK」を聴けば理解出来るでしょう。
 本作ではその初日と並んで特別なライヴといえる東京公演の最終日,9月30日の中野サンプラザにおけるライヴを、こちらも優良なオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに音盤化しています。

 本音源において、テーパーは"一階16列20番"よりライヴを収録(ジャケットにチケットの写真を記載)。残念ながらショウの中盤「Tides」の途中からフェイドしてスタートしており、完全収録ではありません(収録時間は約57分)。しかし「BLACKJACK」にも劣らない優れた見通し、安定感と聴き易さを兼ね備えたサウンドで楽しめます。
 熱くロックする「Wild Cats」では、テーパー近くのファンもジョン・デヴァリルのヴォーカルにつられて歌声をあげ、ギターソロでは興奮した様子を感じさせるなど、白熱するライヴの様子を確認できます(もちろん演奏のダイレクト感は充分以上で、これらの歓声が演奏の邪魔にはなっていません)。名作「SPELLBOUND」からの「Don't Stop By」、さらに「CRAZY NIGHTS」からの「Love Don't Stay」も、勢いある演奏でファンを大いに喜ばせています。
 ジョン・デヴァリルの確かな歌唱力、新加入のフレッド・パーサーのギターは、バンド初期の「Suzie Smiled」や「Slave To Freedom」といった楽曲にも新たな息吹を与え、じっくりと聴き込ませます(バンドの重鎮ロブ・ワイアーのプレイは言うまでもないでしょう)。
 新たな編成が早くも魅力を発揮した新曲も素晴らしいの一言。イントロのピアノと切々としたヴォーカルが愁いに満ちた「The Actor」の曲想、カバー曲でありながら、快活なプレイがバンドの個性を打ち出した「Love Potion No.9」(ラストで聴けるジョンと観客のやり取りも面白い)などは大きな聴き所です。
 「Life Of Crime」から始まるアンコールでは、「Hellbound」・「Raised On Rock」と、バンドを代表する名曲が連発。ラストは「Gangland」が、パワフルなプレイでライヴを締めくくります。

 バンドはこの後レコード会社と間に、バンドの方向性をめぐる摩擦や、それに端を発する契約問題などが起こり、一時解散の道を選ぶ事になります。それだけにこの1982年のジャパンツアーを収めた音源は、若きバンドが最も成功していた時代の記録として、ファンには掛け替えの無いアイテムとなるでしょう。本作はプレスCDの「BLACKJACK」とともに、TYGERS OF PAN TANGを愛する全てのファンに聴いて欲しい、特別な一本です!

1. Tides 2. Wild Catz 3. Don't Stop By 4. Suzie Smiled 5. Love Don't Stay 6. The Actor
7. Slave To Freedom 8. Love Potion No.9 9. Life Of Crime 10. Hellbound 11. Raised On Rock
12. Gangland

Jon Deverill - Vocals Robb Weir - Guitar Fred Purser - Guitar Richard "Rocky" Laws - Bass
Brian Dick - Drums

Special Bonus CDR for 1st set of "BLACKJACK"(Calm & Storm 025)