PINK FLOYD - COPENHAGEN 1970: NEW TAPE TRANSFER(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Sigma 150]

PINK FLOYD - COPENHAGEN 1970: NEW TAPE TRANSFER(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Sigma 150]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Falkoner Centret, Copenhagen, Denmark 12th November 1970 TRULY PERFECT SOUND(UOGRADE)

まさに衝撃!
ピンク・フロイド1970年冬の欧州ツアー中、最重要音源のひとつとして誉れ高い11月12日のコペンハーゲン公演が今週末、8年振りの鮮烈なアッパー版として甦ります!!

70年冬のコペンハーゲン音源と言えば、2007年11月に当Sigmaレーベルの最初期タイトルとして登場した『BLINDNESS (Sigma 5)』が今も代表的なタイトルとなっています。当時大変質の高いマスターテープをダイレクトにデジタル化したそれは、リリース時まで定番だったHighland盤『COPENHAGEN SEQUENCE (HL 291/292)』を遥かに上回る最上級音質盤としてファンを仰天させ、レーベル創設当時のSigmaをシーンに知らしめる礎にもなったタイトルでした。収録音そのものは大変優れたタイトルでしたので現在聴いても全く聴き劣りしませんが、ただ「原子心母」前半の周期的な劣化音や「ユージン」冒頭3分間に生じていたミュート気味のサウンド、また「神秘」の1分59秒からディスクエンドまで続く右チャンネルの致命的な出力不足...など、優良音質の反面でテープの劣化が散見されたのもまた事実です。ただ『BLINDNESS (※以降、既発盤とします)』はそうしたマスターテープ本来の未加工さを主眼に置いたタイトルでしたから、その非を今更突くのはお門違いでしょう。でももしそのダメージを修復し、録音時の姿に復元できたらどうでしょう? そのうえ音質の向上も図れたとしたら? もしそれが叶うなら、それは名音源が幾つも残る1970年冬の欧州ツアー音源に思いもよらなかった電光石火的な輝きが突如照らされる事になりはしないでしょうか? ...そう、今週末に登場するこの最新作は、まさにその「え? 劣化が目立っていたあの音源が?!」という奇跡と驚異のアッパー版タイトルなのです!!

本盤に使用したソースはマスターから今回新たにテープ・トランスファーしたものをベースにしており、既発盤再生時に生じていた諸問題を徹底的に改善したものとなっています。すなわち、未加工ゆえに抱えていた周期的なヒスの発生やノイズの散乱、部分部分で速かったり遅かったりしたスピード、定位の僅かなズレ、そして右チャンネルの出力不足などが主な改善点ですが、それらひとつひとつを丁寧に精査・復元したその音像はマスター収録音本来の姿を鮮やかに甦らせただけでなく、元々質の高いサウンドが秘めていたポテンシャルを更に鮮度良く惹き出して向上させる事に成功しており、聴く側をより深い興奮の坩堝へ誘う特上の仕上がりになっているのです。これこそまさにアップグレード、8年前にファンの度肝を抜いた名音源が本来持っていた真の衝撃が今週末、いよいよシーンに解き放たれるわけです!!

その驚きのサウンドはまさに別格級。例えば「Astronomy Domine」では立ち上がりから既発盤超えの威力と重みが音に備わっており、その出音の近さと鮮明度に誰もが驚嘆の声を上げる筈です。ツインボーカルの近さも圧倒的ですし、リズムが消える中間部での微弱な音も既発サウンド以上に明瞭に出てくる為、この日の表現がそこからどの様にして立体的に組み上がってゆくかを更に深く汲み取って戴けると思います。「Fat Old Sun」はギルモアの歌声が入ってから全方向に広がる音の拡散の美しさに息を呑むと思いますが、そのボーカルにかけられている淡いエコーがこれまで以上にハッキリ出ている事にも注目です。オルガンの質感高い音色(※特に6分03秒付近からの展開)とアンサンブルの力強い融合感も特筆され、五感をますます刺激するアッパーサウンドに心ときめくに違いありません。「Cymbaline」は間近なボーカルに掛かったエコーが淡い残響を残して空間に吸い込まれる姿と、サビの部分で聴けるアタックの強い演奏音との対比が過去最高の特上サウンドで現れます。シンバルの響きが鋭く聴こえ続ける様子(※特に3分46秒〜に顕著で、既発盤は金属音が極端に軽くて音の手応えも希薄でした)も特筆されますし、中盤の足音シーンも演出と音楽が人の感性の中で像を結ぶ姿が圧倒的な透明度の中で浮かび上がり、このソースが本来持っているポテンシャルが最大限に惹き出されている事を実感される筈です。「原子心母」は、既発盤では2分50秒付近から6分35秒までテープの劣化による周期的な劣化が生じていた事で聴き苦しさが目立ちました。しかし本作では最新技術でこれを一音ずつ精査・補正し、本来の姿をほぼ完璧に取り戻す事に成功しています。これにより演奏音がムラの無い高水準な安定感を取り戻し、曲が静音部と動音部で眩しく変化する姿がストレートに追える様になった事はディスク1最大の改善点と申し上げて良いでしょう。5分57秒から入るギルモアのファルセットもこの日ならではの陶酔が録音ソース本来の静謐な響きの中で漂っており、音の余白にある奥の深いところから出る知性の放射が深く満喫出来る筈です。また11分59秒から目立ち始めるアンサンブルも既発盤の閉じて沈み込んだサウンドとは完全に別物で、音の輪郭がハッキリ見える美麗サウンドに生まれ変わっている事も特記しておきましょう。

「Green Is The Colour」は既発盤サウンドも素晴らしいものがありましたが、本作ではそれに輪を掛けてギルモアの歌声の近さが際立っているのが特徴です。録音者がインターバル中に録音位置を変えた事が功を奏し、シンプルで創造性のある演奏がますます純粋な美しさで輝くその姿は現代のデジタル録音も顔負けの驚異的音像となっています。「ユージン」は既発盤冒頭の3分間で出音の弱さがかなり目立ちましたが本作では正常な姿を取り戻しており、序盤から全パートが威力ある高解像の至近音で飛び出します。若干ヒスは残っていますが、しかしテープ・トランスファーの際にレコーディング速度を1%落とした事でそれもかなり緩和され、威力ある明瞭サウンドとして生まれ変わっています。これにより既発盤では殆ど分からなかったロジャーによるモノローグ(※1分44秒付近から聴こえる囁き)がハッキリ聴き取れる様になったほか、明確な歌詞を持たないこの曲の可能性も演奏冒頭から確かな手応えで掴み取って戴ける筈です。また「太陽讃歌」も色彩を抑えたハーモニーが1ランク上の鮮やかな音で現れ、徐々に抑揚しながらテンポアップするその表情変化に心打たれるでしょう。既発盤以上に鋭く出ているドラムが鳴り止む中盤ではその浮遊感が最高の透明度で現れ、漂う旋律の行方を間近で追ってゆく興奮を存分に御愉しみ戴けると思います。「神秘」は既発盤の序盤00分51〜52秒、1分08秒ほかに生じていた音揺れが無くなり、序盤の混濁してゆく音のばら撒きがブレの無い極上の鮮明サウンドで出てきます。1分58秒付近から「The Embryo」を含むディスクエンドまでは既発盤同様に当日の別マスター音源で補填しているので極僅かに音質が変化しますが、しかしここも既発盤の様にあからさまな音質変化ではなく、細心のリマスターとトリートメントによって全く違和感を感じさせない完璧な繋がりを実現しています。しかも既発盤ではこの曲の1分59秒以降から「The Embryo」を含むディスクエンドまで右チャンネルの成分が殆ど抜け、出音の8割方が左側からのみで進行するというアンバランスな音像になっていましたが、本作では定位が正常に戻って音が中央に完全固定されていますので、上質なサウンド・クオリティを維持したままディスクエンドまで御愉しみ戴けます。

そしてもうひとつ目を向けたいこの音源でのポイントは、殆どの曲の演奏終了後に入るチューニング・シーンが全てノーカットで含まれている事です。1971年の箱根アフロディーテほかで多くの人がそう述懐している通り、70年代のフロイドはチューニング・シーンであっても未発表の新曲かと思える様な眩い瞬間が多々ある訳で、曲間のカットが無い事は見逃せないトピックとなります。残念ながらこの日の公演では未発表曲を演奏していませんが (※本公演の前日に行われたヨーテボリ公演では「Libest Spacement Monitor」、そして本公演の2日後のハンブルグ公演では「Corrosion」と呼ばれる未発表曲が披露されています)、しかしこうして極上のアッパー・サウンドで聴けるそれら未発表曲を想起させる曲間のチューニング・シーンも、この機会に是非改めて御注目戴きたいと思います。どうぞこの週末は御自宅のスピーカーでこのアッパー感満点の生々しいサウンドを御愉しみ下さい。復元され甦ったこの録音本来の威力ある極上音に驚かれること間違い無しのSigma最新作です!!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(56:28)
1. Astronomy Domine 2. Fat Old Sun 3. Cymbaline 4. Atom Heart Mother

Disc 2(58:31)
1. Green Is The Colour 2. Careful With That Axe, Eugene 3. Set The Controls For The Heart Of The Sun 4. A Saucerful Of Secrets 5. The Embryo

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★★特別企画

★ピンク・フロイド「COPENHAGEN 1970: NEW TAPE TRANSFER」の初回ナンバー入りステッカー付きに限り、1969年12月6日のイギリスのサウス・ウェールズのポート・タルボットで開催された「Afan Festival of Progressive Music」の超高音質オーディエンス録音音源をお付け致します。ライン録音と聞き間違えるほどの最高音質です。

PINK FLOYD - AFAN FESTIVAL OF PROGRESSIVE MUSIC 1969(Special Bonus CDR)
Afan Lido Indoor Sports Centre, Port Talbot, South Wales, UK 6th December 1969 PERFECT SOUND

1969年、フロイドは夏から秋にかけて、8月のプロンプトン、10月のエッセン、アムジーといったフェスティバルに参加しますが、同年12月6日に、イギリスのサウス・ウェールズのポート・タルボットで開催された「Afan Festival of Progressive Music」に単発的に出演、そこで6曲を演奏しています。共演はフェアポート・コンベンションやイースト・エデン等。この日の音源は音質いまひとつのソースが、この日の唯一の音源としてトレーダー間やアングラで存在していましたが、本盤は、近年登場した話題の超高音質テイクを収録しています。このテイクにはSet The Controlsが未収ですが、実際の演奏通りの正しい曲順で収録されている上に、まるでライン録音のようなウルトラ・クリアーなサウンドで収録されており、その高音質ぶりにはディープなファンも非常に驚かれることでしょう。Green Is The Colourの出だしではヒスノイズが被ってしまってますが、演奏が進むと、殆ど気にならなくなります。実際、このままオフィシャル・ライブ盤のコンピレーション版にも使用可能なほどのクオリティであり、この時期のフロイドの生々しい演奏を迫力満点の音で楽しむことができます。Green Is The Colourはカットイン、Interstellar Overdriveは12分33秒でカットアウトしてしまうものの、パンチの効いた分離感抜群のサウンドは圧巻で、特にスペイシーなエフェクトを散りばめたInterstellar Overdriveの迫力は凄まじいものがあります。ライン録音にしか聴こえない音ですが、マイク録音です。しかし、どうやったらこんなオンな音で録音することができるのか摩訶不思議なテイクとしか言いようがありません。全ての楽音がまるでスピーカーにプラグインしたような音で迫ってくる様は凄まじく、圧倒的な音楽体験ができます。出現した段階で音のトリートメントは施されていたようですが、弱音パートでもヒスノイズの問題も殆どありません。Interstellar Overdriveラストではリックが珍しくメロトロンをラウドに弾きまくっており、まるでクリムゾンのような音像になっています。ファン絶対必聴の25分。収録時間は短めですが、間違いなくコレクションに加える価値のある、最高品質の内容です。

1. Green Is The Colour 2. Careful With That Axe, Eugene 3. Interstellar Overdrive

Roger Waters - Bass, Vocals David Gilmour - Guitar, Vocals Richard Wright - Keyboards, Vocals
Nick Mason - Drums

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "COPENHAGEN 1970: NEW TAPE TRANSFER"(Sigma 150)