ERIC CLAPTON - CAUGHT IN THE ACT: TOKYO & OSAKA 1985(6CD) [Tricone 025/026/027/028/029/030]

ERIC CLAPTON - CAUGHT IN THE ACT: TOKYO & OSAKA 1985(6CD) [Tricone 025/026/027/028/029/030]

販売価格: 5,800円(税込)

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商品詳細

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Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 5th October 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 6th October 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Kouseinenkin-Kaikan, Osaka, Japan 7th October 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

1985年10月に行われた来日公演。その全6公演を前半と後半3公演づつに別けて収録した6CD / 2タイトルが登場です。本作はその前半3公演、10月5日と6日の代々木、7日の大阪公演をそれぞれを録音者提供のマスターテープより全て極上オーディエンス録音で収録した6枚組。

新作のリリースと同時にスタートした「Behind The Sun」ツアーは、2月から7月にかけてヨーロッパ、アメリカとサーキットされた後、10月には4年振りの来日公演と大規模に展開され、ダック・ダンとオールデイカーの強力なリズム隊、確実なプレイでバンドを底上げするティム・レンウィック、79年からのパーマネント・メンバーであるクリス・ステイントン、そして女性コーラス2名のラインナップで行われ、新作からの4曲を含む固定したセットリストで、コマーシャルなアルバムの魅力とバンドの勢いを十二分に発揮する華やかなステージが展開されています。「Same Old Blues」「Double Trouble」2曲のブルースを前半と後半に配置し、公演ごとに違ったアプローチで観客を魅了するクラプトンのギターは、全公演で安定しており、特にリズム隊に触発されて繰り出されるプレイは同一の印象を与える公演が無く、70年代の危うさと88年以降の安定さがミックスされたこの時期特有のスリリングなプレイを聞く事が出来ます。

音質に関してですが、本タイトルに収録されている音源は、過去にリリースされた「EC IS HERE」と同一ですが、今回のリリースに際し、録音者所有のマスター・カセットを借り受けて収録しています。そして驚くべきはその音質の違いです。今回収録されている音は高音から低音までがナチュラル且つワイド、そしてステレオ感豊かに収録されており、近年のDAT音源の高音質盤と同等レベルの音で全公演を収録しています。既発盤では分離の悪かった低音部はベースの粒立ちから全く違い、各楽器が干渉しあっていた高音部はシンバル(特にハイハット)、ギター、キーボートと分離感抜群の音で収録されています。既発盤をお持ちの方さえ、前知識が無ければ新たなソースとして認識してしまう程の驚くべき高音質です。1985年 「Behind The Sun」日本公演その全てを3公演ずつ、それぞれ6枚組プレスCDにてパッケージした超高音質盤が登場です。

★beatleg誌 vol.118(2010年5月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

1985年「Behind The Sun」ワールド・ツアーの総仕上げ的意味を持って実施された10月のジャパン・ツアーから全6公演を前後半に分けた2タイトルがリリースされた。クラプトンものでは定評のあるレーベルからで、6公演とも驚くばかりの高音質ステレオ・オーディエンス録音で完全収録されている。全6公演は、以前、ボックスセットでも一括リリースされていたが、今回はそのボックスセットの音源提供者(録音者)のマスターカセットテープを直に借り受け、高度なマスタリングを施したものになっている。それによって、よりナチュラルでサウンド・バランスに優れた音に生まれ変わった。ステレオ感も豊かで、音の広がり、奥行き、深みが絶妙である。元々高音質の同ソースながら、マスタリングの違いによって印象はがらりと変わっているのだ。特にクリアさが際立っている。東京3公演は若干ステージとの距離を感じさせるが、抜群のクリアさで奥行き感がある。音の近さでは大阪、名古屋、福岡の順に良くなっていて、6公演とも本作のクオリティがこれまでで最高だと断言しても良い。このツアーはクラプトンにとって初めての「ワールド・ツアー」となったもので、84年のオセアニアから始まり、85年初頭のヨーロッパ・ツアー、2つのレグにまたがっての長期全米ツアーを経て、日本まで来たと言う長丁場だった。当時の自信作「Behind The Sun」からのナンバーを惜しげもなく、更にパワフルにライブアレンジして披露したことが特徴的だったツアーでもあった。バンド・メンバーは83年ツアーからの強力なリズムセクションとキーボードを継承し、セカンド・ギタリストのティム・レンウィックを85年から転用、女性ボーカルも二人起用して最良のパーソネルを確立したものだった。何よりもクラプトン自身が生まれ変わったように弾きまくったのがこのツアーで、83年のツアーやロジャー・ウォーターズのソロツアーでもその兆候は明らかだったが、遂にこのツアーで真価を発揮したと言っても良い程だった。本音源でも6日間に渡り弾きまくっているクラプトンを実感できる。全てのナンバーで、クラプトンは生き生きと弾けているが、中でも「Same Old Blues」はクラプトン自身のブルースと言う意味合いもあって怒涛のような凄まじさである。このツアーで17年ぶりに復活した「White Room」も女性コーラスを交えて、本当に良い感じの仕上がりになっている。「I Shot The Sheriff」や「She's Waiting」の切れ味も凄い。一曲、絶対と言う感じでセットインしているブルース「Double Trouble」でに堂々たる貫録を見せつけている。そのように褒めていくと、全曲になってしまうくらい、このツアーでのクラプトンは凄かった。まずは実際に聴いて頂きたいところ。筆者が観た大阪2公演はアドリブプレイにおいて、見事に出来栄えが異なっており、個人的には10月10日のほうがより凄まじいパフォーマンスだと思う。かといっても名古屋も福岡も凄い。というと、東京もと言うことになり、全公演になってしまう。とにかくこのツアーのクラプトンは凄かったのである。当該アルバムには賛否両論があったが、このライブ音源では「否」は起こり得ないだろうと思う。クラプトンの凄さを知りたければ、まずはこの2作は必携のこと。


Live at Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 5th October 1985

Disc 1
1. Opening 2. Tulsa Time 3. Motherless Children 4. I Shot The Sheriff 5. Same Old Blues
6. Tangled In Love 7. White Room 8. Hold Me Now 9. Wonderful Tonight 10. She's Waiting
11. Lay Down Sally

Disc 2
1. Badge 2. Let It Rain 3. Double Trouble 4. Cocaine 5. Layla 6. Forever Man
7. Member Introduction 8. Further On Up The Road

Live at Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 6th October 1985

Disc 3
1. Opening 2. Tulsa Time 3. Motherless Children 4. I Shot The Sheriff 5. Same Old Blues
6. Tangled In Love 7. White Room 8. Hold Me Now 9. Wonderful Tonight 10. She's Waiting
11. Lay Down Sally

Disc 4
1. Badge 2. Let It Rain 3. Double Trouble 4. Cocaine 5. Layla 6. Forever Man
7. Member Introduction 8. Further On Up The Road

Live at Kouseinenkin-Kaikan, Osaka, Japan 7th October 1985

Disc 5
1. Opening 2. Tulsa Time 3. Motherless Children 4. I Shot The Sheriff 5. Same Old Blues
6. Tangled In Love 7. White Room 8. Hold Me Now 9. Wonderful Tonight 10. She's Waiting
11. Lay Down Sally

Disc 6
1. Badge 2. Let It Rain 3. Double Trouble 4. Cocaine 5. Layla 6. Forever Man
7. Member Introduction 8. Further On Up The Road

Eric Clapton : Guitar & Vocals Tim Renwick : Guitar Donald "Duck" Dunn : Bass
Chris Stainton : Keyboards Jamie Oldaker : Drums
Shaun Murphy : Backing Vocals Laura Creamer : Backing Vocals