ASIA - ASIA IN ASIA: DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS(5CD + DVD) plus Bonus 2CDR* Numbered Stickered Edition Only [Virtuoso 170/171/172/173/174]

ASIA - ASIA IN ASIA: DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS(5CD + DVD) plus Bonus 2CDR* Numbered Stickered Edition Only [Virtuoso 170/171/172/173/174]

販売価格: 5,000円(税込)

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商品詳細

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Budokan, Tokyo, Japan 6th & 8th December 1983 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Osaka Jo Hall, Osaka, Japan 9th December 1983 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Budokan, Tokyo, Japan 7th December 1983 PRO-SHOT(from the original Japanese Laser Disc)

ASIA IN ASIAシリーズ究極のタイトルが、VirtuosoレーベルよりプレスCDで登場。何とプレスCD5枚+プレスDVD1枚という合計6枚ディスクで4日間全公演を完全収録!! 各日の冒頭挨拶、楽曲、そして終演後の様子まで網羅した充実のフル・コンプリート版です! もちろん全ての公演をひとつに完全パッケージしたタイトルは前例が無く、本作がその最初のタイトルになりますが、しかしここまで徹底的にASIA IN ASIAに特化して創り込んだタイトルは恐らく今後も出ないでしょう。まさに初登場タイトルにして最終決定版で、ASIA IN ASIA全公演を最新リマスターで一括検証する極めて質の高い6枚組メモリアル・タイトル(5CD+1DVD)です。

まずDisc-1に収録の初日6日ですが、これは稀代の名盤『DRAGON ATTACK 1983 (Ayanami-055)』の6日収録部分(※Disc-1〜Disc2-【2】)を最新リマスタリングにかける事で音像が一新されています。元々非常に優れた収録音でしたが、既発ではやや解像度が甘かった弱音の響きまで正確に引き出す事に成功し、より精度の高い音像が実現しています。透明度も一層増し、微かな音もブレの無い芯のある音色として至近距離でしっかり聴こえ、サウンド全体のパンチにも予想しなかったプラスα効果が生まれている事に驚かれるでしょう。またこのDisc-1の完成度を一層高めているのがフル収録であるという点です。『DRAGON ATTACK 1983』は確かに音質に優れたタイトルでしたが、ショウ開始前に行われたMTVホスト : マーク・グッドマンの初回冒頭挨拶が未収録でした。この冒頭挨拶も今回はノーカットで収録し、ショウの全貌がひとつも欠けること無く聴ける様になっています。終演後の様子も何と3分半以上テープが廻り続けており、場内放送でASIA IN ASIAの今後の日程が実際のアナウンスで聴けるのも嬉しいところでしょう。また曲順も実際のセット通りに収録されていますので、去年12月にリリースされたサウンドボード決定盤『ASIA IN ASIA : DEFINITIVE SOUNDBOARD MASTERS』のDisc-1とはショウ後半の流れが違っている点も見逃せません。

続くDisc-2と3には8日の武道館最終日をフル収録。これも名盤『DRAGON ATTACK 1983 (Ayanami-055)』の8日収録部分(Disc2-【3】〜Disc-3)を丁寧にリマスタリングしたものが収録されています。これも元々音質優秀でしたが、今回はやや遅かったピッチを丁寧に補正し、全体の音像バランスを整えるイコライズとノイズ除去を施したことで旧作よりも一歩前に出た驚異的な音像が実現し、音楽の鼓動がより強く感じられる仕上がりとなっています。ショウ開始前の冒頭挨拶はこの日から日本人の男性が務めていますが、本作ではその様子も挨拶後半からフェイド・イン収録。これは現存する8日の音源とファンテープに冒頭挨拶がフル収録されているものが今のところ存在しない為で、現時点ではこれが最長版です。セットリストが大きく変更され、演奏時間も大幅に伸びたことで6日と7日の内容とは内容が随分違っているのも興味深い変化でしょう。ハウとダウンズのソロタイムも充実していますし、この日に初披露となった「Don't Cry」も数時間前にしっかりリハーサルを重ねたことで見事なエンディングを披露しています(※このリハの様子はボーナスCDR『DON'T CRY: SOUNDCHECK AT BUDOKAN 8th December 1983』でお楽しみ下さい!)。全米中継の直後となるこの8日の演奏はよくリラックスしたサウンド・イメージとして語られますが、原音の響きに更に肉迫したこのリマスター・サウンドで接すれば、この日のエイジアがどれだけ音符ひとつひとつに奥行きのある、タフな演奏をしていたかも分かるでしょう。終演後の様子もたっぷり2分半以上収録されていますので、聴き終えた後の余韻と充実感も大変高くなっています。

Disc-4と5に収録されているのは9日の大阪城ホールです。これは9日音源の中では音質面で他の同日タイトルを一蹴していた名盤『FAREWELL (Ayanami-136)』に更なる音質向上を試みたものです。具体的には、既発ではやや過剰に出ていた高音域のレンジを調整し、耳にキンキンと残らない音像(※しかしあの透明感の高いダイナミックな響きは微塵も損なっていません)になった事で聴き易さが大幅に増し、極めて質の高いリマスター・サウンドが誕生しています。ベースの音がより浮き出て聴こえる様になったのも魅力で、これにより聴き慣れたウエットンのラインと実際に披露されたグレッグの特徴的なラインを比較して追ってみるのも面白いでしょう。特にこの日は「Daylight」と「Here Comes The Feeling」後半のラインの違い(或いは、グレッグ独特の解釈)が大変興味深いので、その表現差がより楽しめると思います。そしてもうひとつ特筆されるのは、既発盤に存在した演奏の欠落箇所が本作では解消されている事です。『FAREWELL』はその唯一の欠点として「Only Time Will Tell」の冒頭に約3秒ほどの欠落が生じていましたが、本作はこの部分を同9日の優秀な別ソースから部分補填して復元。もちろん修復の痕跡を感じさせないトリートメントを丁寧に施してありますので、自然で完璧な仕上がりで本来の9日の演奏が甦っています。また各演奏の充実度が他日より高いのも9日の特徴で、特に1stアルバムの曲については82年の演奏にすら負けない、威力のある官能的な響きを出しています。「Cutting It Fine」の激しいドライヴ感と高い緊張感も全日程通して最高のものがありますし、ボレロ後半が1ターン多いのもミスが生んだ大きな贈り物でしょう。終演後も1分半以上テープが廻り続けており、イベント最終日の最後の余韻もしっかり封じ込められています。

最後はDVDディスクとなります。全米中継のあった7日の模様を、レーザーディスク日本版から起こしています。これは去年12月にリリースされた『ASIA IN ASIA : DEFINITIVE SOUNDBOARD MASTERS』のボーナス・タイトルと同じですが、ビデオ版を越えるレーザー版独特の発色の良さや鮮明な画質への嬉しい反響が予想以上に大きく、今回はそんなお客様の声に後押しされる形でプレスDVD化が実現しました。比類なき仕上がりを誇るDisc-1〜5を力強くバックアップする一枚になっています。

本作はDVDを除いて全てオーディエンス録音となっていますが、これはサウンドボードの間近な視点ではなく会場にたゆたう音の海の中へ、層の深いところへもっと降りてゆく視点であの4日間に肉迫することを目指したからです。つまりASIA IN ASIAを"会場席から極める"為のタイトルとなっており、それ故にとびきり優秀なオーディエンス録音で構成されております。収録音はどれも80年代初頭のアナログ録音が持っていた響きの質感と力強さを最高値で実感出来るものとなっていますが、最新リマスタリングによって驚くほど鮮明に音像が現れるので、それぞれの既発盤をお持ちの方でもきっと御満足される筈です。ウエットンが居なかったからダメだったのではなく、あの83年にウエットンが不在だったからこそ推し進める事が出来たサウンドの可能性こそ、ASIA IN ASIA最大の聴き処です。それを是非、シリーズ最強のラスト・タイトル6枚組タイトルで御堪能下さい。美麗なピクチャーディスクにその身を飾っていよいよ日本上陸です!!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

★初回納品分に、1983年エイジア公演のチラシ2種を復刻したインサートが付きます。(「時代が生んだ史上最高のスーパーバンド」「過去の栄光を捨てて、今に賭けた男達の白熱ライヴ」というキャプションが勇ましいジョン・ウェットン版と、「日本初の衛星中継コンサート!」のグレッグ・レイク版(裏面はジョン・フォックス)の2ヴァージョン)

Live at Budokan, Tokyo, Japan 6th December 1983

Disc 1 (79:57)
1. Introduction by Mark Goodman 2. Time Again 3. The Heat Goes On 4. Here Comes The Feeling
5. Eye To Eye 6. Sketches In The Sun 7. Only Time Will Tell 8. Open Your Eyes 9. Keyboard Solo
10. The Smile Has Left Your Eyes 11. Wildest Dreams 12. Drum Solo 13. Heat Of The Moment
14. Sole Survivor 15. Cutting It Fine 16. Daylight

Live at Budokan, Tokyo, Japan 8th December 1983

Disc 2 (41:47)
1. Introduction 2. Time Again 3. The Heat Goes On 4. Here Comes The Feeling 5. Eye To Eye
6. Sketches In The Sun 7. The Valley Of The Rocks 8. The Clap 9. Cutting It Fine 10. Daylight

Disc 3 (58:59)
1. Only Time Will Tell 2. Open Your Eyes 3. Keyboard Solo 4. Video Killed The Radio Star
5. The Smile Has Left Your Eyes 6. Wildest Dreams 7. Drum Solo 8. Heat Of The Moment
9. Sole Survivor 10. Don't Cry

Live at Osaka Jo Hall, Osaka, Japan 9th December 1983

Disc 4 (41:39)
1. Introduction 2. Time Again 3. The Heat Goes On 4. Here Comes The Feeling 5. Eye To Eye
6. Sketches In The Sun 7. The Valley Of The Rocks 8. The Clap 9. Cutting It Fine
10. Daylight

Disc 5 (57:31)
1. Only Time Will Tell 2. Open Your Eyes 3. Keyboard Solo 4. Video Killed The Radio Star
5. The Smile Has Left Your Eyes 6. Wildest Dreams 7. Drum Solo 8. Heat Of The Moment
9. Sole Survivor 10. Don't Cry

DVD
ASIA IN ASIA Laser Disc Edition
Live at Budokan, Tokyo, Japan 7th December 1983
Taken from the original Japanese Laser Disc (SM058-0002)

(58:43)
1. Introduction by Mark Goodman 2. The Heat Goes On 3. Here Comes The Feeling 4. Eye To Eye
5. Sketches In The Sun 6. Only Time Will Tell 7. Open Your Eyes 8. Keyboard Solo
9. The Smile Has Left Your Eyes 10. Wildest Dreams 11. Drum Solo 12. Heat Of The Moment
13. Sole Survivor

Greg Lake - Lead Vocal, Bass Steve Howe - Guitar, Vocal Geoffrey Downes - Keyboards, Vocal
Carl Palmer - Drums, Percussion

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 59min.
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★★特別企画

★エイジア「ASIA IN ASIA : DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS」の初回限定ナンバリング入りステッカー付きに限り、1983年12月8日の武道館最終公演前に行われた、8日当日のリハーサル風景を収録したボーナス・ディスク『DON'T CRY: SOUNDCHECK AT BUDOKAN 8th December 1983』が、特別に付属致します。

ASIA - DON'T CRY: SOUNDCHECK AT BUDOKAN 8th December 1983(Special Bonus 2CDR)
Budokan, Tokyo, Japan 8th December 1983 TRULY AMAZING SOUND

ASIA IN ASIAの音源中、現時点で最もレアなのがこの8日のリハーサル風景を生録した音源でしょう。この収録は恐らく当時の日本エイジア・ファンクラブの中心人物だった方がメンバーの許可の下で行ったものと思われますが、持参したウォークマンかラジカセで各楽器のサウンドチェック、楽屋とステージでのコーラス練習、バンド全体の音合わせ等を2時間近くも収録しており、中には当時のエイジアのマネージャーだった故ブライアン・レーンとカール・パーマーによるファンクラブの会員に向けた特別なメッセージまで含まれています。音質は良好で、さほどのジェネも経ていないと思われますが、元々が本当にプライヴェートな録音であるため、時折りガサゴソと、慌しい移動の最中にマイクを擦った異音が入るのは御愛嬌です。しかしそれもまた、当時のファンクラブの中心人物という特別なファンの視点で録音されたこの録音物の生々しさを際立たせています。

登場回数が一番多いのはダウンズのキーボード・チェックです。ただこれは演奏面のチェックというよりも、あの巨大なキーボード要塞の"起動チェック"に近いものがあり、シンセ、ストリングス、エレピ、オルガン、リズムマシン、ボコーダー、ピアノ・・と、様々な音がめまぐるしくチェックされてゆく様子は聴きモノです。またチェック中の旋律に釣られる様にドラムやベースが絡んでゆくのもリハ風景ならではですし、中には突然「Time Again」を始めるシーンもあったりするので、その突発的なワクワク感で耳を離せないでしょう。ドラムの単体チェック・シーンはDisc1-(2)の1回だけですが、キットの固定具合や打面の感触、響きの出方を肌感覚で確かめている様子が印象的です。この様子は画用紙に素早い的確な筆致で物の基本形をデッサンしている様でもあり、約6分半程度と短いながらもインパクトの高いシーンとなっています。

ベースはDisc-2の後半で聴ける全体の音合わせや、キーボードのチェック時にそこそこ音が入っていますが、ベース単体でのチェック・シーンはほぼ皆無なのも面白いところです。これはASIA IN ASIAでのグレッグが、時折カラフルなラインは入れるものの基本的にどの曲もルート弾きでこなしていた為と思われ、曲の音型さえ確認出来れば練習はさほど必要無かったという表れかもしれません。むしろ彼の場合はベースよりもコーラスや歌唱
面のチェックにこそ本腰を入れている様で、実際Disc2-(11)の後半等ではこの後に控えた「Don't Cry」初演に向けて、最後の歌い込みとフレーズの確認を黙々とこなしている様子が捉えられています。

ギターのリハ風景は「Sketches In The Sun」等のソロ曲で響きを確認した後、「Don't Cry」の出だし部分(※音が一気に高音まで伸び上がるところ)のチェック・シーンが10分近くも続くという特徴的な箇所が出てきます(※Disc2-(4)の3分24秒〜)。彼がここで弾いているのはフェンダー製の”Dual 6 ”というスチール・ギターで、83年のライブではこの冒頭部や2コーラス目の後に出てくる同じ音型の箇所で手持ちギターからDual 6に一瞬チェンジして弾いていました。なのでこれはその手慣らしなのでしょう。立ち上がりの音を伸ばす時間とタイミングを色々変え、音色の出方と響きの感触を念入りに確かめています。

これを執拗に繰り返しているのは恐らくもうひとつ別に理由があると推測され、それはこの音型が出てくる部分で過去に演奏ミスが目立っていたからでしょう。具体的には本作Disc2-(10)の失敗例で聴けるようなアンサンブルのズレと歪みから来るものですが、こうした前例が夏の北米ツアーでは数多く散見されました。有名なところではオリジナルメンバーとして80年代最後の演奏となった9月10日デトロイト公演での演奏も冒頭でこれと全く同じミスをしていますし、中には8月22日のマサチューセッツ公演での痛々しいシーン、即ち終曲を失敗してエンディングをやり直していた様子を思い出す方も居られるでしょう。そんな苦い経験もあってハウはここで執拗にフレーズとタイミングの再確認をしているのだと思われますが、これは同時に「Don't Cry」がバンドにとって、そしてスティーヴにとってどけだけ演奏し辛い"鬼門の曲"であったかも伺わせています。

でもそうして念入りに臨んだだけあって8日公演本番の「Don't Cry」は演奏が見事に結実している事も見逃せません。この様子は是非本編タイトル『ASIA IN ASIA : DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS』のDisc3-(10)で御確認戴きたいと思いますが、しかし実はそれ以上の極上プレイをしているのがリハーサルの最後を飾る本作Disc2-(8)と(11)での演奏なのです。特に(11)でのギターの入り方、音色と旋律の伸び方、音楽のダイナミックな浮上感と立体感は本番以上というよりも、83年全公演中のこの曲のベストと言えるものとなっていますので要チェックでしょう。各自が僅か数十分前に確認した自分の響きを時間を置かずに全員で重ねた事により、その日その場の感覚が瑞々しい音色となって飛び出してくる音楽の不思議が、この2つのトラックには克明に記録されています。

こうしたリハーサル音源の醍醐味は、その日の音楽がどの様な人の営みによって創られたのかが良く分かる点だと思います。サウンドチェックとは即ち、ミュージシャンが個人や全体で出す音の響きを確かめる行為ですが、それをじっと聴き、どの楽器からどの様に音が膨らんで別の響きと重なるのかを傍で見る(もしくは、"診る")行為は、自分の中にその曲・その演奏についての視点がそれだけ増えてゆくという喜びに直結しています。音楽が実り豊かに生まれてゆくこの約2時間の音風景に、あなたは何を感じ、何を読み取るでしょうか。36年前のあのイベントの、その裏側にあった様々な音の営みと人の営みが垣間見られるこの秘蔵音源は、本編タイトル『ASIA IN ASIA : DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS』の理解度をより深める為の逸品ボーナス・タイトルとなっています。

Disc 1(61:33)
1. Keyboard & Bass Soundcheck 2. Drums Soundcheck 3. Chorus Check
4. Message from Brian Lane & Carl Palmer 5. Rehearsal & Soundcheck 6. Keyboard Soundcheck 1
7. Keyboard Soundcheck 2

Disc 2(47:17)
1. Keyboard Soundcheck 3 2. Keyboard Soundcheck 4 3. Guitar Soundcheck 1 4. Guitar Soundcheck 2
5. Guitar Soundcheck 3 6. Guitar Soundcheck 4 7. Chorus Check 8. Don't Cry 9. Soundcheck
10. Don't Cry (Breakdown) 11. Don't Cry

Special Bonus 2CDR for limited numbered stickered editon of "ASIA IN ASIA : DEFINITIVE AUDIENCE MASTERS"(Virtuoso 170/171/172/173/174)