THE ROLLING STONES - EAST TROY 1989 2ND NIGHT(2CD+DVD) [MPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - EAST TROY 1989 2ND NIGHT(2CD+DVD) [MPORT TITLE]

販売価格: 3,800円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Live at Alpine Valley Music Theatre, East Troy, WI. USA 9th September 1989

 ストーンズが復活の狼煙を上げた1989年「STEEL WHEELS」アメリカ・ツアーは終了から数年後、いくつかのサウンドボード録音が流出していました。それは二つの系統に分かれており、一つはPA卓経由のステレオ録音、もう一つは会場のスクリーンに映し出された映像を録画したビデオのモノラル音声の二種類に枝分かれしています。しかも面白いことに、ツアー開始直前のゲネプロからツアー開始直後にサウンドボード流出が最初のピークを迎えているというのが何とも興味深い。ツアー開始から7公演めにあたる9月9日のイースト・トロイ公演もそんな流出の恩恵を授かった公演の一つ。
 同所では都合三回の公演が行われましたが、9日のショーは中日に当たります。ツアーが9月を迎えてからのサウンドボード録音と言えば3日のトロントが有名で当店からも過去にリリース済ですが、9月もうひとつのサウンドボードがこれ。実を言うとこちらも以前リリースされていた実績があるのです。いや「リリース」ではなくて「ギフト」としての登場でしたが。そうです、数年前に当店がギフトでリリースして大反響を巻き起こしたイースト・トロイ1989アッパー版の限定プレスCDへの昇格が遂に実現するのです。

 イースト・トロイのSBDはショー中盤と後半で数曲の欠損があり、そこをオーディエンス録音で補ったVGP「WHEELS ARE ROLLING」がベストとされてきました。しかし数年前ネット上に現れ、ギフトに使われていた補填用オーディエンス録音はそれとまったく別の音源であり、それに加えてメインのSBD自体の録音もよりジェネレーションが低い状態のコピーを使っており、こもり気味な音質の印象が強かったこの日の格段に音質が良い文字通りの「アッパー版」となっていました。
 当然ながら、これほどまではっきり音質の向上が解るものをギフトで済ませてしまうのか、早くプレス盤で出してくれ…という声が当然のごとく寄せられていたものです。しかし、その合間にもストーンズ最新ツアーの音源が矢継ぎ早に登場してしまっていたことなどからリリースのタイミングを見失ってしまい、むしろ放置プレイに近い状態となっていたのです。
 よって世界中のマニアにとって正に待望のプレスCDが実現ということになる今回のリリース。それに当たっては、最大の問題であった極度に高いピッチを徹底的にアジャスト。せっかくのアッパー版がなぜピッチの大きな狂いをおざなりにしていたのか、本当に首を傾げずにはいられない問題でした。また以前ほどではないにせよ、まだ残っていた音のこもり感とシンバルの濁ったような状態もイコライズにて丁寧に補正。元々が格段のクリアーさを誇ったアッパー版ではありますが、こうした処理によって「これがあのイースト・トロイ?」と呼びたくなるほど聞きやすい状態へと進化を遂げました!
 そしてこのアッパー版における最大の魅力は、音質の秀でた新しいオーディエンス録音を欠損部のパッチ要因として使うだけにとどまらず、SBD全体と組み合わせたマトリクス化によって、格段の臨場感を生み出すことにも成功しています。そう、この手のSBDにおける致命的な弱点と言えば臨場感の乏しさ。それを見事に解消してみせ、ギフト当初の名文句を引用させていただくのなら「リッチで肉厚なサウンド」へと生まれ変わらせたということ。

 ツアー開始当初における「STEEL WHEELS」アメリカ・ツアーの面白い点と言えば、何と言ってもアップタウン・ホーンズのスケジュールが合わず、まだ彼らが加わっていないことでしょう。よっていくつかの曲で必要なホーン・パートは本ツアーにおいて重要な役割を果たしたマット・クリフォードが奏でるシンセで補っているのです。例えば「Harlem Shuffle」辺りではまだシンセでごまかしが効いているですが、ホーンが全開となる「Rock And A Hard Place」ではホーン隊の迫力に及ばないクリフォードの音色が、それこそシンセポップのような様相を呈しているから微笑ましい。おまけにSBDに含まれなかったこの演奏ですが、今回のオーディエンス録音の音の良さゆえ、そのチープさもリアルに伝わってくる。
 続いて演奏された「One Hit」もサウンドボードで欠損していたのが惜しまれるレア・ナンバーですが、ここでもまたオーディエンス録音の音の良さゆえ、その貴重な演奏をじっくりと聞き込めるのが魅力。この日やトロントの印象が強いことから、9月のレパートリーと言う印象の強い曲ですが、実際には10月いっぱいまで散発的に演奏されていました。

 それにツアー開始からまだ7公演めということもあり、バンド全体の演奏がこなれてきていないのが今となっては却って新鮮に響きます。この日に関して言うと、意外にもミックのミスが散見され、「Paint It Black」で歌詞を忘れしまったり、さらには「Satisfaction」のカウントからブレイクする展開でタイミングを見誤ってしまい、あわやと言う場面までみられるほど。
 こうしたツアー序盤らしい演奏ぶりはビジュアル面で補ってくれるのが、ギフト・リリース時にもセットされていた同日のオーディエンス・ショット。飛び飛びで一時間弱の撮影であり、残念ながら完全収録ではありません。しかしながらステージ向かって左側の相当にフロント・ロウな位置から撮影された映像の状態は驚くほど見やすいもの。全体的にはその近さが仇となって、メンバーの表情が照明に飛ばされて映されないのが難点なのですが、それでもメンバーが目の前の花道まで煽りに来ると、プロショット顔負けのアングルとなるから見応えは十分。特に「Honky Tonk Women」の間奏や「Jumping Jack Flash」では自分がその場にいるかのような迫力満点のアングルが楽しめます。
 そして「Dead Flowers」では途中でミックのマイクが故障してしまい、彼が見るからに不機嫌になって歌うのを止めてアコギに専念していると、見かねたスタッフが慌ててマイクを交換。ところがそれでも直らないと見るや、ミックがこの映像の視界から消えてしまいます。すわ引っ込んでしまったのかと思いきや、反対にミックの歌声は聞こえてくる。つまり、彼はたまりかねてコーラス隊の所で彼らのマイクの前で歌って急場をしのいでいたのです。
 いくらアッパーなサウンドボード録音でも、これほどのハプニングだったとが音だけではどうしたって伝わってこない。それがオーディエンス・ショットのおかげで、ここまでリアルに感じられるのだから、ビジュアルの威力と言うのは大きいですね。さらにSBD音源の方も、この「Dead Flowers」に関してはアッパーな状態の音源から欠けていたと思われ、この曲とその後のMCまでは先の「WHEELS ARE ROLLING」のSBDとオーディエンス録音がネットに上がった段階でパッチされていました。この曲が終わってミックが新曲をやると告げた時、周囲のオーディエンスがしつこく「Mixed Emotion」と呟く場面です。皮肉にも、この処理によって、なおさら本編のSBDとオーディエンス録音のクリアネスが際立ちます!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (77:28)
1. Continental Drift 2. Start Me Up 3. Bitch 4. Sad Sad Sad 5. Undercover Of The Night
6. Harlem Shuffle 7. Tumbling Dice 8. Miss You 9. Ruby Tuesday 10. Play With Fire
11. Dead Flowers 12. Rock And A Hard Place 13. One Hit 14. Mixed Emotions
15. Honky Tonk Women 16. Midnight Rambler

Disc 2 (70:42)
1. You Can't Always Get What You Want 2. Little Red Rooster 3. Before They Make Me Run
4. Happy 5. Paint It Black 6. 2000 Light Years From Home 7. Sympathy For The Devil
8. Gimme Shelter 9. Band Introductions 10. It's Only Rock 'n Roll 11. Brown Sugar
12. Satisfaction 13. Jumping Jack Flash 14. Outro.

DVD(61:29)
1. Continental Drift 2. Start Me Up 3. Bitch 4. Sad Sad Sad 5. Play With Fire
6. Dead Flowers 7. Honky Tonk Women 8. Before They Make Me Run 9. Happy
10. 2000 Light Years From Home 11. Sympathy For The Devil 12. Gimme Shelter
13. Band Introductions 14. Brown Sugar 15. Satisfaction 16. Jumping Jack Flash

COLOUR NTSC Approx.61min.