PINK FLOYD - CONSEQUENTLY: HANNOVER 1970(2CD) [Sigma 47]

PINK FLOYD - CONSEQUENTLY: HANNOVER 1970(2CD) [Sigma 47]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Niedersachsenhalle, Hannover, Germany 15th March 1970 TRULY AMAZING SOUND

1970年ヨーロッパ・ツアーより、3月15日のドイツ・ハノーヴァー公演をマスター・クオリティのオーディエンス録音で収録。既発のAyanami盤は勿論、これまでトレーダー間で出回っていた同日の音源より、ジェネレーションが若いヴァージョンを収録しています。鮮度の高いよりクリアーなサウンドで聴けるこの日のライブ音源は間違いなくファン必携です。元々、オープニングのAstronomy Domineは未収で、2曲目のCareful With That Axe, Eugeneから収録されています。既発も含め、過去に出回った全てのこの日の音源は、なぜかメインセット・ラストのSet The Controls For The Heart Of The Sunから収録されていましたが、本盤では正しい位置に収録されています。Cymbalineの中間部には足音を録音したSEが挿入されたヴァージョン。14分に及ぶA Saucerful Of Secretsは前半の聴き所で、中盤ではギルモアのボトルネックが凄まじい効果をあげ、全編を通して鬼気迫る演奏を聞くことができます。コーダのオルガンのサウンドも非常にクリアーに捉えられています。ディスク2に収録された大曲4曲はその全てで圧巻の演奏とサウンドドラマを堪能できます。がっちりとしたストイックな演奏が聴けるThe Embryo、一転、スペイシーでアヴァンギャルドな演奏のInterstellar Overdrive、重厚で激しいサウンドで聴き手を圧倒するSet The Controls For The Heart Of The Sunと、それぞれの曲で、この時期のフロイドの魅力がいっぱいに詰まった魅力的な演奏をたっぷりと堪能することができます。ラストの4人のみで演奏するAtom Heart MotherはロジャーのMCで「Consequently」と紹介されます。ピュアで斬新な魅力に満ちたこの時期のAtom Heart Motherは全体の構成は殆ど出来上がっており、タイトでドラマチックな演奏は全編に渡って聴き応え満点です。フロイド・ファン必携の一枚がプレスCDにて登場です。

★beatleg誌 vol.111(2009年10月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1970年春の欧州ツアーから、Hannover公演を収録。この音源が発掘されたのは比較的新しかったと記憶しているが、最初に音盤化に成功したのはAyanamiレーベルで、今回のリリースと同じく、『Consequently』というタイトルでリリースされた。今回のリリースでは以前よりも世代の若い音源(1st gen.)が使用され、比較してみると音質の向上が顕著だ。この時期のFloydは、1月のParis公演で初演した新曲(後の「Atom Heart Mother」で、ここでは「Consequently」と紹介)を次のアルバム用の新曲として、ステージでの演奏を重ねることでブラッシュアップを図っていた。しかし、横溢する創造力を、うまく形にできないもどかしさを感じてしまう。それは、バンドは長大なブルースロックへ舵を切ったにもかかわらず、ブルース・ペンタトニックを習得しておらず、ソロをまったく弾けていないGilmourも要因の一つだろう。実際、冒頭の「Careful With That Axe, Eugene」でも、後のライブバージョンのように、音の隙間を埋め尽くすような激しさはなく、無難に音を置くだけの陳腐なソロに終始する。逆に、そこに面白さを見出すこともできるわけで、この時期、発展途上の彼らの演奏に興味が尽きることはない。ファクトリープレス仕様。

Disc 1
1. Careful With That Axe, Eugene 2. Cymbaline 3. A Saucerful Of Secrets

Disc 2
1. The Embryo 2. Interstellar Overdrive 3. Set The Controls For The Heart Of The Sun
4. Atom Heart Mother