PINK FLOYD - ELECTRIC FACTORY 1970(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Sigma 127]

PINK FLOYD - ELECTRIC FACTORY 1970(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Sigma 127]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Electric Factory, Philadelphia, Pennsylvania, USA 26th September 1970 TRULY PERFECT SOUND

「不思議です。何故これが今までSigmaのバックカタログに載らなかったのでしょう?」...そんな声が聞こえて来そうなSigma初登場の音源が今週は姿を現します。70年9月26日、フィラデルフィアはエレクトリック・ファクトリー公演と言えば、以前Sireneレーベルから出ていた『ELECTRIC FACTORY (Sirene-241)』がその決定打とも言えるタイトルでした。フロイド専門の当Sigmaとしても決してこれを見落としていた訳ではなかったのですが、しかしあそこまで良い内容のものは手の出しようが無く、そのままそのSirene盤を推すしか無かった訳です。ところがつい先ごろ、この決定的とも思えた70年フィラデルフィアの名録音が、そのSirene盤を軽く超える驚異的な音質で突如ネット上に出現したのです。公開された情報によるとこれは2ndジェネレーションのテープを使用しているらしいのですが、その音質はちょっと聴いただけでもSirene盤を上回る音の鮮度を保っているのが容易に理解出来るほどの明瞭な差がありました。しかしこれが2ndジェネであるなら、これまで決定版と称されてきたSirene盤は更に下位のものだった事になります。当Sigmaでさえ長年手を出せなかったあの名盤の誉れ高いSirene盤が、実はかなり世代を重ねた音だった...そんなこと有り得るのでしょうか?

でもそれが有り得たのです。詳しく情報を追ってみるとこれは海外のフロイドマニアの間で" Stratcat58' "なる名称で知られていたテープ(恐らくリール・テープ)で、この大元のマスター・ソースをプロのレコーディング・スタジオを使用してクリーンアップしたメタルテープのカセットマスター(Maxell metal cassette / 1st Gen)がまず存在し、それを借り受けて更に別のカセット(Maxell XLII-90)にコピーしたものが今回の使用ソースとなっている様なので、確かに今回の使用音源は2ndジェネである様です。これは流出情報を知らなければ、まさかこの音質が2ndとはにわかに信じられないでしょう。それほどの透明度、演奏音の近さと明瞭感、そして音域の幅と厚みは驚くべきものがあるのですが、ただ欠点が無かったわけではありません。このStratcat58'テープの唯一の欠点と言えるのが「太陽讃歌」の欠落です。またピッチも補正し切れていない箇所があった為、当レーベルが最新機材を駆使してそれら欠点の厳密な補正と修正に乗り出し、原音を最高値で出す為の丁寧な最新リマスターを決行しました。「太陽讃歌」に関しては前記した同日公演の既発Sirene盤の該当部分を改めて精査し、2015年最新リマスターを施す事でStratcat58版ソースの音に近いクオリティを実現し、それを追加収録する事で全てのクオリティを現状考えられる最高レベルまで引き上げる事に成功しました。これによってこの日の公演の全容が過去最高のハイグレードなサウンドで欠落無く聴き通せる様になった訳ですが、この傑出した仕上がりを2CDでプレスしたものがまさに本タイトル、つまり当Sigmaレーベル初登場の70年フィラデルフィアになったのです!!

再生ボタンを押すと、とても45年前の録音とは思えない明瞭にして威力ある「Astronomy Domine」が素晴らしいな透明度の中から浮かび上がってきます。実際に既発のSirene盤と聴き比べて戴くと分かりますが、ただでさえ近かったあの演奏音が更に手前に出て至近距離のサウンドとなっているのですから驚きを隠せないでしょう。サウンドの輪郭もシャープに際立ち、明瞭さのアッパー感も瞬時にお分り戴ける筈です。これによって曲が持つミステリアスな姿が更に生々しくその姿を現しますので、その興奮に強く打ち震えて戴けるでしょう。「Cymbaline」では音と音の隙間にこそ演奏の意図が感じられる様な、雑味の無い音色が曲を通して響き渡ります。静音部の流麗な動きも既発盤以上に追えるようになり、途中にある女性の足音と吐息、ドアを開け閉めするシーンもその映像的な音響効果が信じ難いほどの明瞭さと間近さを伴って耳元に広がります。「A Saucerful Of Secrets」もまた透明度の高さとサウンドの鋭さがパーフェクトに出ている傑出した一曲です。リズムレスで進行する前半部はそれぞれの響きが創造力を喚起させるサウンドとして立体的に飛来し、後半ではエコーを掛けられたギターの歪んだ単音やシンセの薄い音の膜が一枚ずつ幾重にも折り重なって、深く厚いところへ降りてゆく音の描写に美しい陰影を幾つも見付けて戴けるでしょう。「Interstellar Overdrive」はミステリアスな浮遊感がパーフェクトな音像で甦り、弾力と厚みのあるこの深い響きが魅力です。途中から入る弱音の対話、すなわち『THE JOURNEY』組曲にも使用された「The Labyrinths Of Auximenes」に相当するシーンも既発盤以上に近くて明瞭な音で現れるので是非御注目戴きたいと思います。尚、00分08秒〜09秒付近に左チャンネルで一瞬の音抜けがあるのですが、これは今回のソース特有のドロップ部分で、大元のソースは既発Sirene盤と同一ながら派生してきたルートが違っている目印となっており、あえて残してあります。これは「ユージン...」の00分56秒〜57秒で左チャンネルに一瞬だけ現れるノイズも同様です。どちらもSirene盤にはありませんので、お持ちの方は違いを確認してみるのも面白いでしょう。

「Fat Old Sun」では、あのいかにも英国的でリリカルな曲想が潤いある音色で揺れ動く様子にウットリされるでしょう。メンバー全員が柔らかいタッチで音を綴り、軽々しく情熱を出しすぎないよう抑制している様子が伺え、曲の元々の意味を探る様な演奏が高解像度の麗しい音でお愉しみ戴けると思います。「ユージン...」は御存知の通り前曲「Green Is The Colour」の終曲部からそのままメドレーで始まるという、この時期ならではのプレイ・スタイルです。音を極限まで削ぎ落とす事によって生み出される緊張感や、低音を無くす事で得られるミステリアスな浮遊感が広がりのある響きで進行する様子に思わず息を呑むでしょう。またここは後半でニックが激しく叩き込んでいるのも特徴で(※特に6分44秒〜)、それらの音のひとつひとつにも鋭い奥行きを感じて戴けると思います。また終曲手前でアクセントの様に何度か入る、惨劇後の息を整える吐息もそれぞれ既発盤より鮮明に現れるので御注目下さい。「太陽讃歌」は残念ながらこのStratcat58'テープには未収録だった為、この曲のみ既発のSirene盤から2015年最新リマスターを施した上で追加収録しております(※演奏は間違いなく同日のものです)。この仕上がりもまた公式級の音像となっており、陰鬱で呪術的なあの主旋律が万華鏡の如くパラレルに回る姿がマスター・サウンドさながらの音質でお愉しみ戴けるでしょう。終演後20秒間の観客の拍手、ロジャーの" Thank You "という言葉まで実に2分近く収録されているのも特筆されます。またこの録音では音群移動装置の効果からか、リズムレスになる中間部で効果音が急に右チャンネルから鮮明に浮き出す特徴的なシーンがあり(※8分38秒〜終曲付近まで)、その間に左チャンネルで微かに鳴り続ける別の効果音とのコラージュ・融合感も素晴らしい音像を形作っていますので、この様子も是非チェックしてみて下さい。

本タイトルを聴いて恐らく誰もが思うことは「音が良いねぇ」「凄い録音だねぇ」「Yeeshkul !」といった、幸せなアッパー感だと思います。ただ、長くライブ音源を聴いてきた方や自分でテープ録音した事がある方なら分かると思いますが、例え巧く録音に成功したからと言っても、そのアナログテープの品質を約45年間維持し続けるのは大変なことです。つまりアナログ録音が長期間に渡って状態良く残ってきたという事はそれだけ大切にされてきたということに他なりませんし、一部のマニアの間で知られていたこのStratcat58'なるマスターテープも、保有者によって長年大切にされ、その品質管理がしっかり為されてきたのでしょう。それを強く伺えるクオリティの高さがここにありますし、実際この収録音を聴いて戴ければ単に音質が優れている以上の、テープ管理の良さが背後に伺える筈です。だからこそ当レーベルもいつも以上に丁寧で厳密なブラッシュアップを施して、これに記録されていた原音本来の魅力を最高値で惹き出す事に努めた訳です。それによって最高のサウンドの輝きを実現した本作は、70年フロイドが持っていた音の選択眼やサウンド・イメージの不思議な組み立て方に至近距離で迫れる、この公演の新しいスタンダードになると確信していますので、今週末は是非とも本作をお試し下さい。限定ナンバリングステッカー付き・美麗なピクチャーディスク仕様で、遂にSigmaから過去最高の仕上がりを誇る70年フィラデルフィア公演が初登場致します!!

★beatleg誌 vol.179(2015年6月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

Pink Floydの1970年のコンサートは、ブルースのペンタトニックスケールを覚えたGilmourのギターテクニックが日に日に上達していくのと比例してソロパートが長大になり、各楽曲の演奏時間も10分台に引き伸ばされていくのが特徴だ。例えば1970年1月のParis公演とここで紹介する1970年の半ばから後半にかけてのコンサートを比較してみると、その差が顕著だろう。
 『Electric Factory 1970』は9月26日のPhiladelphiaのElectric Factory公演を収録。今も現存するこのコンサート会場で行われたFloydのコンサートのオーディエンス音源を使用したタイトルはすでに何種類もリリースされている。しかし今回使用されたのは、録音者のマスターテープをプロのスタジオの機材を用いてマスタリングして完成させたメタルテープ(1st gen.)をコピーした、過去最高の音質を誇る2nd gen.音源である。シンバル系の音のクリアさや明るさ、そして「Cymbaline」での語りかけるようなGilmourの美しいボーカル(ジャケットのGilmourもとても美しい)は特筆すべき点で、正に過去のリリースを一蹴するほどのインパクトがある。これはあくまで個人的な推測だが、周辺に録音を阻害するような騒々しい客がまったくいないことから、ステージに設置されたステージマイクを用いて、コンサート会場の関係者が録音したのではないかと思う。そうでないとここまでクリアな録音は不可能ではないだろうか。ただ非常に残念なのは、この2nd gen.音源にはアンコールの「Set The Controls」が未収録な点だ。これはマスターテープに記録された同曲の録音状態があまり良くないとのことで、スタジオでのマスタリングが見送られたことが要因だそうだ。後に、24bitマスタリングが行われた同曲が別ルートで流通し、これによって当日演奏された楽曲はすべて聴くことができる(音質の差異は著しいが)。
 なお本盤の初回盤にはドイツ製の激レアアナログLP『Big Pink』をコピーした米国製アナログLP『Tails In Pink (Rockwell and Good:RG 5011)』をデジタル化した『Hamburg University』がバンドルされる。テープが未だに発掘されず、このコンサートの音源はこのLPに頼らざるを得ない。コピー盤とはいえ音質は良好であることから、コピー元の『Big Pink』の音質は非常に良いのかもしれない。また内容も秀逸で、当時の未発表曲(後のAtom Heart Mother)と未発表ライブバージョンを含んでおり、「Embryo」では劇的に上手くなったGilmourのプレイを随所で聴くことができるなど、ただのレア盤ではないことは明らかである。余談だが、これと同内容のイギリス盤『Pinky』が1971年初め頃に日本に入ってきたようで、箱根アフロディーテでの来日予定を伝える大手新聞社の記事の中で「『Pinky』が話題のピンクフロイドが・・・」とも紹介されている。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(58:48)
1. Astronomy Domine 2. Cymbaline 3. A Saucerful Of Secrets 4. Interstellar Overdrive

Disc 2(44:00)
1. Fat Old Sun 2. Green Is The Colour 3. Careful With That Axe, Eugene
4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
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★★特別企画

★ピンク・フロイド「ELECTRIC FACTORY 1970」の初回ナンバー入りステッカー付きに限り、1970年3月12日のドイツはハンブルグ公演を高音質オーディエンス録音で収録したアナログ盤「Tails In Pink」から復刻したボーナスディスク「HAMBURG UNIVERSITY 1970」が特別に付属致します。

PINK FLOYD - HAMBURG UNIVERSITY 1970(Special Bonus CDR)
Auditorium Maximum, Hamburg University, Hamburg, West Germany 12th March 1970 TRULY AMAZING SOUND
Taken from the vinyl LP "Tails In Pink"(Rockwell and Good, RG 5011)

1970年第一次ヨーロッパ・ツアーより、3月12日のドイツはハンブルグ公演を高音質オーディエンス録音で収録。この日の音源は現在至るまで、3曲入りの海賊盤アナログLP「Big Pink」のみで、その元テープソースは未だ出現していません。3曲43分弱の内容ですが、音質は大変優れており、当然のことながら音の鮮度も抜群で、この時期のフロイドの魅力的な演奏と相成って、聴き応え満点のライヴパフォーマンスを楽しむことができます。まだ未発表の新曲としてステージ披露されている「Amazing Pudding」は16分台にドラムソロがあるアレンジで、エンディングもこの時期ならでは。最初から最後まで、音質の良さもあって、じっくりと聞きることができます。LPのオリジナル盤はオランダ製オリジナル盤「Big Pink」であり、1990年代にアメリカ製針落とし盤「Big Pink(special arrangement)」が製作されました。「Big Pink(special arrangement)」のジャケ違いが「Tails in Pink」(Rockwell and Good, RG 5011)になり、本盤はそこからダイレクトにトレースされたテイクとなります。創造性に溢れたこの時期のステージは圧巻で、色々な箇所で新たなる試みや実験的手法を確認することができます。

★コンサートの内容につきましては、beatleg vol.3の「From The Underground 3」に素晴らしいレビューが載っていましたので、転載致しました。ぜひ、ご一読下さい。

本公演を含む1970年3月のヨーロッパ・ツアーがフロイドのスタイルを確固たるものにしたと考えて良いだろう。またギルモアのギター・スタイルの目覚ましい進歩がそのことに大きく貢献していることも重要である。ヨーロッパ・ツアー2日目を収録したこの音源も、LPとして古くから流通しており、1971年頃に「Pinky」というタイトルで日本の店頭にも並んだとされている。強力なブルース・ロック「The Embryo」は、間奏部に4ビートのシャッフルを挟んだ構成で、ここではギルモアのクラプトン・スタイルの素晴らしいギターソロを聴くことができる。久々に「Interstellar Overdrive」がセットリストに加えられているが、もったいぶったイントロやブレイクの多用により、バレット時代の同曲のような疾走感はないが、間奏部のギルモアのミュート・ギターによるクリック音やボトルネック奏法によるスペーシーナ効果は新たな魅力だ。またトルコ風のエキゾチックなライトのオルガン・ソロも健在。なお「In The Flesh」のよれば、当日はこの3曲に加え、「Astroronomu Domine」「Careful With That Axe, Eugene」、「Cymbaline」、「A Saucerful Of Secrets」、「Set The Controls For The Heart Of The Sun」も演奏された。

(42:36)
1. Embryo 2. Interstellar Overdrive 3. Amazing Pudding

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "ELECTRIC FACTORY 1970"(Sigma 127)