EAGLES - SANTA MONICA 1980: MIKE MILLARD 1ST GENERATION CASSETTE(2CD) [ZION-177]

EAGLES - SANTA MONICA 1980: MIKE MILLARD 1ST GENERATION CASSETTE(2CD) [ZION-177]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Santa Monica Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA 29th July 1980 TRULY PERFECT SOUND

 空前の成功を収めていながら、崩壊へのカウントダウンにあった1980年のEAGLES。その現場を真空パックしたミラード・マスターが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1980年7月29日サンタモニカ公演」。その超極上オーディエンス録音です。本作最大のポイントはもちろん伝説名手マイク・ミラードによる超絶なるサウンドにあるわけですが、実はショウ自体も極めて歴史的でした。その意味をご説明するためにも、“THE LONG RUN TOUR”の全体像から振り返ってみましょう。

●1979年
・9月17日-25日:日本(6公演)
《9月24日『THE LONG RUN』発売》
・9月30日-11月20日:北米#1(30公演)
・12月21日+22日:北米#2(2公演)
●1980年
・1月26日-3月10日:北米#3(21公演)
・6月14日-29日:北米#4(12公演)
・7月27日-31日:カリフォルニア(4公演)←★ココ★

 これが1979年/1980年のEAGLES。彼らの正式な解散発表は1982年になってからですが、活動は1980年内に終了。その最後はカリフォルニア州での4公演で「サンタモニカ3連続公演+ロングビーチ公演」というもの。この4公演はオフィシャルの伝統盤『EAGLES LIVE』のメイン公演にもなったわけですが、本作はその中でも3公演目にあたる(2曲「Hotel California」「Life's Been Good」が公式採用された日です)。つまり、解散直前のラスト2公演目という最末期のコンサートだったわけです。
 そんなショウで録音された本作は「公式級オーディエンス」と呼びたい超極上サウンド。実際『EAGLES LIVE』の一部として採用されたショウでもあるわけですが、あの伝統盤と並べて聴いてもまったく劣っていない。ヴォーカルの伸びにわずかな「響き渡り感」があるものの、極太の芯もキリッとした輪郭も半歩もサウンドボード級なのです。大事なことですので念押ししますが、ここで比較対象になっているのはそんじょそこらの発掘オフィシャルではありません。あの歴史的名作、あの大名盤『EAGLES LIVE』に肉薄しているのです。
 もっと言えば、生々しさやリアリティでは上回ってさえいる。『EAGLES LIVE』もオフィシャル作品にしては生々しい方ですが、やはりオーバーダブもあれば、メンバーも違う1976年音源との融合も豪快。それもこれも音楽差品として歴史的で今さら美点/欠点の次元ではないわけですが、こと「ショウの追体験感」にかけては一気貫通な本作には敵わない……いや、足下にも及ばないのです。しかも、本作はそんな名録音の可能性を最大限に追究した最高峰盤。原音の時点で極上サウンドではあったのですが、ヌケとレンジに改善の余地があった。本作はそんなわずかな「スキ」さえもない究極盤なのです。
 そんなオフィシャル大名盤級のミラクル・サウンドで描かれるのは『EAGLES LIVE』の現場でありつつ、実は似て非なるフルショウ。ここでは伝統盤と比較しながらセットを整理してみましょう。

●レドン時代(5曲)
・ならず者:Saturday Night/Desperado
・オン・ザ・ボーダー:Already Gone(◇)
・呪われた夜:After The Thrill Is Gone(◇)/Lyin' Eyes(◇)
●ウォルシュ時代他(12曲)
・ホテル・カリフォルニア:Pretty Maids All In A Row(◇)/Hotel California(★)
・ロング・ラン:In The City(◇)/The King Of Hollywood(◇)/The Sad Cafe(◇)/I Can't Tell You Why/Those Shoes(◇)/Heartache Tonight/The Long Run
・その他:Keep On Tryin’(◇:POCO)/Seven Bridges Road(スティーヴ・ヤング)/Life's Been Good(★:ジョー・ウォルシュ)
※注:「◇」は伝統盤『EAGLES LIVE』では聴けない曲。「★」は『EAGLES LIVE』に採用されたテイク。

……と、このようになっています。2曲が『EAGLES LIVE』に採用されたわけですが、セット全体ではかなり印象が異なる。本作で披露される全17曲のうち『EAGLES LIVE』と被るのは約半分の8曲だけなのです。しかも、その中身が特濃。「Already Gone」のようにお馴染みの曲も増えていますが、ほとんどはレア曲で、ティモシー・B・シュミットの持ち曲である「Keep On Tryin’」や当時ならではの「After The Thrill Is Gone」も演奏される。新曲「The King Of Hollywood」「The Sad Cafe」に至っては“THE LONG RUN TOUR”だけの限定曲なのです。そうした美味しいレパートリーの数々がオフィシャル作品も凌駕するミラード・サウンドで楽しめてしまうのです。
 そして、そんなセットが繰り広げられていく現場感が絶品。ここでカン違いしないで頂きたいのは、大声援や嬌声にまみれた録音では(決して!)ないという事。むしろ、演奏音と歓声のバランスは公式作『EAGLES LIVE』に酷似しているくらい。それでいながらミックスで音量を調整するような不自然感がなく、観客の熱狂が演奏の熱気にフィードバックしていく「交感」までもがリアルなのです。

 2020年はミラード・マスターの発掘に終始した1年でしたが、本作はその中でも格別のクオリティを誇る1本です。そのサウンドだけでも強力無比ですが、さらに内容も歴史的な刹那のフルショウ。もはや伝統の名作『EAGLES LIVE』さえも凌駕すると言っても過言ではない超名盤。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にお楽しみください。

★解散前のラスト2公演目「1980年7月29日サンタモニカ公演」の超極上オーディエンス録音。伝説名手マイク・ミラードの1stジェネ・カセットからダイレクトにデジタル化された銘品で、「公式級オーディエンス」と呼びたい超絶級サウンド。さらに可能性を最大限に引き出す最新マスタリングも施し、歴史的名作『EAGLES LIVE』にも匹敵する超極上サウンドを実現しました。ショウは『EAGLES LIVE』にも採用された名演で、公式盤では聴けないレパートリーも9曲たっぷり楽しめます。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (49:02)
1. Intro
2. Saturday Night
3. After The Thrill Is Gone
4. Keep On Trying
5. Seven Bridges Road
6. Pretty Maids In A Row
7. Hotel California
8. Already Gone
9. In The City
10. The King Of Hollywood

Disc 2 (50:32)
1. The Sad Cafe
2. Lyin' Eyes
3. I Can't Tell You Why
4. Desperado
5. Those Shoes
6. Heartache Tonight
7. In The Long Run
8. Life's Been Good

Glenn Frey - Guitar, Keyboards, Vocal
Don Henley - Drums, Guitar, Vocal
Don Felder - Guitar, Vocal
Joe Walsh - Guitar, Keyboards, Vocal
Timothy B. Schmit - Bass, Vocals