OZZY OSBOURNE/SCORPIONS/DEF LEPPARD/MOTORHEAD/BAD NEWS/WARLOCK - MONSTERS OF ROCK 1986(6CD + Programme Replica) [Langley Deluxe 013]

OZZY OSBOURNE/SCORPIONS/DEF LEPPARD/MOTORHEAD/BAD NEWS/WARLOCK - MONSTERS OF ROCK 1986(6CD + Programme Replica) [Langley Deluxe 013]

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商品詳細

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Live at Donington Park, England 16th August 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

★稀代の名テーパー「CRAZY S.」が遺した1986年英国「モンスターズ・オブ・ロック」の超高音質オーディエンス・マスター音源を収録。当日出演した6バンド分、その全てを、354分に渡って完全収録したファン必携のプレスCD6枚組。

 イギリス在住のテーパー・Crazy S.氏は、'80年代中盤における英国のハードロック・ヘヴィメタルの名場面を見事な手腕で切り取り、今日の私達に伝えてくれています。今回リリースされる本作は、そのCrazy S.氏にとっても間違いなく最大最高の一本! 時はヘヴィメタル人気が頂点を極めた1986年、オジー・オズボーンをヘッドライナーに迎え、8月16日にイギリス・ドニントンで行われた第7回"Monsters Of Rock"より、全出演バンドと全演奏曲を素晴らしい録音で完全パッケージした、驚天動地のスーパー・タイトルが登場です!

 本録音は全てのディスクで一貫して、ヒスなどノイズ類が気にならない抜群のクリアネスと見通しを誇っており、ステージからの演奏もほど良い距離感でバランスよく捉えています。ディスク1前半におけるWARLOCKのライヴこそ低音の入力ややが強めですが、ショウが進行するごとに音は良化していき、ディスク3・DEF LEPPARDの演奏に至る頃には、音の抜けと重厚感・広がりのある空気感を併せ持った、素晴らしい実況録音になっています。野外フェスティバルらしくテーパー周囲の観客が話す声も拾ってはいますが、これも会場の生々しい雰囲気を楽しむ上で適切な範囲内と、オーディエンス録音の理想像とも言える音質には驚かされます。合計6バンド・約6時間にわたる圧倒的なボリュームとスペクタクルは、名テーパーが現代に残すロック・ヒストリーの金字塔と表現しても過言ではありません! 

 ディスク1にはフェスティバルのオープニングを飾ったドイツのWARLOCKと、イギリスのコメディ・ロックバンドBAD NEWSの演奏を収録しています。
 司会者のアナウンスを受けてWARLOCKがステージに現われ、「Earthshaker Rock」からフェスティバルの幕が切って落とされます。当時のWARLOCKは「HELLBOUND」や「TRUE AS STEEL」が評価され、シーンでも急上昇していました。ジャーマン勢らしいパワフルでメロディアスな演奏はライヴでいよいよ魅力を増し、ドロ・ペッシュの歌唱も性別を超えたエナジーを感じさせます。当時のライヴレポートを読むと、このWARLOCKのステージは辛口なイギリスのファンも好意的だったようです。「Love In The Danger Zone」や「Burning The Witches」を聴けばそれも納得で、この勢いがバンドの次作「TRIUMPH AND AGONY」に結実したのでしょう。ライヴのハイライトを飾った「True As Steel」・「Hellbound」の連発は圧巻の一言です!

 次いで登場するのは、このメンバー中でも異色のコメディ・バンドBAD NEWSです。彼らはもともとイギリスのコメディアンがTV番組で扮装していたユニットで、アメリカのSPINAL TAPに近い存在です。
 彼らはブライアン・メイのプロデュースを受け、QUEENの「Bohemian Rhapsody」の(非常にパロディ化した)カバーを発表し、イギリスでは話題となっていました。このライヴではその「おふざけ精神」が大爆発しており、聞いていてあ然とするようなMCや(決して上手いとは言いがたい)演奏など、色々な意味で聴き手は驚かされるでしょう。「Bitch Hell Mother」や「Motorbike」には呆然とさせられますが、このような彼らのステージも当時のメタル・シーンならではの面白さ。メタルに真剣なファンの方ほどショックかも知れませんが、これも当時の流行を収めたフェスティバルのドキュメントとして、笑いながら楽しんで頂ければと思います(このステージも録音していたCrazy S.氏に拍手!)。

 ディスク2へ収められたのは、イギリスが産んだ豪傑・レミー率いるMOTORHEADの演奏です。この模様は2006年にリリースされた「ROCK 'N' ROLL」デラックスエディションに、"Friday Rock Show"で放送されたサウンドボード音源がボーナス収録されていました。しかし本作は高音質オーディエンス録音ならではの特権で、公式音源では楽しめない部分までリアルな質感で描き出しています!
 バンドにとってこのフェスティバルは、ワーゼルとフィル・キャンベルを迎えて製作した最初のフルレンス・アルバム「ORGASMATRON」のお披露目も兼ねた重要なステージ。「Iron Fist」や「Killed By Death」・「Ace Of Spades」だけでなく、新曲の「Nothing Up My Sleeve」や「Built For Speed」など、バンドが爆音サウンドで繰り出す演奏はいつにも増して壮絶です。
 しかしこのライヴの途中では思わぬ波乱が起こります。彼らは観客から物(おそらく花火)を投げつけられており、「Steal Your Face」演奏後にはレミーが激怒しています。この場面はレミーのあまりの剣幕から放送ではカットされていたほどで、このようなハプニングを本音源のような高品位録音で聴くと、その生々しさがより際立って感じます。聴き手もここは「事件に立ち会っている」ような緊張感を味わえるでしょう。また公式では未収録だった「Bomber」・「Overkill」のアンコール2曲までしっかり収められており、MOTORHEADファンには同日音源の決定版と言える嬉しいプレスCDとなっています。
 (なお、このステージでギターを務めていたワーゼルは、残念ながら先日急逝し、ファンに大きなショックを与えました。在りし日のプレイを収録した本作を彼に捧げ、慎んで哀悼の意を表します。)

 ディスク3では、DEF LEPPARDのヘヴィメタル史に残る復活劇を、当時の野外オーディエンス録音としてはこれ以上ない位の素晴らしいサウンドで体験できます。
 '84年末に起きたアクシデント以来2年越しのライヴ活動復帰とあって、ある意味このフェスティバルで最も注目を集めていたのは彼らのステージでした。オープニングイントロからバンドはオーディエンスの熱烈なリアクションを受け、「Stagefright」・「Rock Rock」では多くの観客がジョー・エリオットとともに声を上げています。マシンを併用した特製のドラムとともに帰還を果たしたリック・アレンのプレイは、音源だけで聴いているとあのような痛ましい出来事があったなど、とても信じられないくらい迫力があります。それを裏付けるように、パワフルな「Another Hit And Run」や、大ヒット曲「Photograph」・「Rock Of Ages」などは、バンドの一体感を物語る素晴らしい雰囲気を楽しませます。 基本的には「PYROMANIA」からの曲を中心に組まれたセットですが、'87年リリースの「HYSTERIA」からすでに「Love And Affection」と「Run Riot」が取り上げられているのも聴き逃せないポイント。アメリカの一般的なリスナーをも魅了した清々しく華やかなサウンドは、直前のMOTORHEADが放った無骨で野趣溢れる演奏と比較した時、見事なまでに好対照を描いていますが、こういう組み合わせを楽しめるのもフェスティバルの面白さでしょう。久々のライヴとあって全体的なパフォーマンスにはやや荒削りな部分も認められますが、彼らの復帰ステージを丸ごと収めた感動のドキュメントは、些細な問題など気にもさせない65分間を楽しませてくれます! 

 ディスク4には'84年の「LOVE AT FIRST STING」リリース以降、世界的なバンドとしてスターダムを駆け上がり続けているSCORPIONSのライヴを収めています。
 ここでのセットリストは公式ライヴ作品「WORLD WIDE LIVE」とほぼ同じ内容ですが、磐石の安定感に裏付けられた演奏、大舞台でいよいよ熱く弾けるステージングなど、彼らの存在感にはどんなファンも「さすがはSCORPIONS!」と唸らされるでしょう。音質もほとんどパーフェクトといえるクオリティで、「Coming Home」・「Blackout」・「Bad Boys Running Wild」と立て続けに連発される強烈なロックナンバーの数々は、SCORPIONSファンならずともノックアウトされてしまいます! ライヴ中盤もじっくり聴き込ませる「Make It Real」に、キャッチーな「Big City Nights」、極上のバラード「Still Loving You」と名曲が止む事はありません。'80年代における彼らの魅力を凝縮したセットは、聴き慣れたセットでもついつい惹き込まれてしまいます。
 SCORPIONSはこの後行われたヨーロッパ版"モンスターズ・オブ・ロック"では、オジーに代わってヘッドライナーを務めました。その実力を証明するように、ライヴのハイライトを盛り上げた「Another Piece Of Meat」や「Dynamite」での演奏はハイテンションでエネルギッシュ。「Can't Get Enough」で大団円のクロージングを迎えるまで70分を越えるライヴは、世界的バンドとしてのSCORPIONSの底力をまざまざと見せ付けます!

 そして大詰めのディスク5・6では、この日のヘッドライナーとしてフェスティバルの大トリを飾ったOZZY OSBOURNEのライヴを楽しめます。この'86年モンスターズ・オブ・ロックにおけるオジーの演奏は、かつてLangleyレーベルより「MONSTERS OF ROCK 1986」と題して、Crazy S.氏録音のオーディエンス・ソースがリリースされていました。既発もそのままプレスCD化できるほどのクオリティを持っていたものの、実際にはディスク1枚へ録音を収めるためにショウエンド部分が割愛されており、ギターソロ部分もピッチがやや早かったなど、今日の視点で振り返ると幾らかの不備な点も見られました。今回は全面的なリマスターを施してノイズや音切れを修復すると共に、これら不備も克服したデフィニティヴ・バージョンとして、待望のプレスCD化を実現いたしました!
 録音はオープニングでの司会者アナウンスから始まっており、イントロの「Carmina Burana」からショウの全貌を余す所なく楽しめます。サウンドボード未収録の前半部分も、メタリックな「Bark At The Moon」、溢れんばかりのヘヴィネスが強烈な「Suicide Solution」など、演奏は全て野外フェスティバルとは思えないダイレクトサウンドで収録されています。「Shot In The Dark」や「Thank God For The Bomb」といった「THE ULTIMATE SIN」のナンバーはアルバム以上の重量感と切れ味で繰り広げられ、ランディ・カスティロのドラムソロをフィーチャーした「Secret Loser」もド迫力で楽しめます。
 シャロン・オズボーンの話によれば、フェスティバルのヘッドライナーで母国に錦を飾るとあって、この時オジーは大変なプレッシャーを感じていたそうです。しかしオジーは持ち前のショウマンシップを全開し、'86年のライヴ中でも特に優れたパフォーマンスを発揮しています。ジェイク・E・リーの大胆で物怖じしないギタープレイも素晴らしいの一言。それらがひとつの結晶となった「Killer Of Giants」は必聴で、ヘッドライナーにふさわしい風格とビッグなステージは最高です! 当時この'86年モンスターズ・オブ・ロックにおけるオジーを表現したイラストに「獣のような巨人が、大きなサソリと豹を鎖に繋ぎ、従えている」というデザインがありましたが、ここでのオジーはSCORPIONSもDEF LEPPARDも一歩譲ると言うもの。本ライヴの模様を音で聴いているだけでも、その図柄は的を得ていた事が今さらながらに思い出されます。
 白熱のショウが「Paranoid」で幕を閉じ、エンディングBGMの「Goodbye To Romance」が流れる中、フェスティバルのフィナーレを祝って花火が打ち上げられます。既発では未収録だったこの7分間もまるで目の前で見ているような高い実存感で再現され、その臨場感と生々しさには誰もが驚きを禁じえないはずです!

 当時、英国に限らずヨーロッパのロックシーンはほとんど全てが「アメリカ市場」を志向しており、各々の本国を留守にしているような状態でした。米国バンドの勢いも凄まじく、ベテランのVAN HALENは言うに及ばず、当時は若手だったMETALLICAやMEGADETHなど新興勢力のエネルギーはシーンを席巻しつつありました。そんな状況の中で行われた'86年のモンスターズ・オブ・ロックは、出演したバンドのそれぞれがイギリスやドイツを本国とする実力者ぞろい(BAD NEWSも"コメディ路線"の実力者!)で、まさに"ヨーロッパ連合軍"の印象すらありました。本作で聴ける彼ら渾身の演奏は、ヨーロッパ勢がアメリカ中心のロックシーンへ、自分達の意地とプライドを見せつけているようではありませんか!
 この年を頂点として、'70年代のヨーロピアンなハードロックを背景に持つ'80年代型ヘヴィメタルは次第に勢いが下降していき、シーンには世代交代と流行の変化が訪れます。しかし彼らがヘヴィメタル人気の絶頂にあって本フェスティバルを成功させた事実は、ここに永遠の輝きを放ったまま封じ込められているのです。
 ヘヴィメタルが最もヘヴィメタルらしかった時代を活写した最高最強のドキュメントを、どうぞ皆さんの耳でお確かめください!日本国内のメタルファンはもとより、ヨーロッパ・アメリカのメタルファンにもセンセーショナルな話題を提供するであろうビッグ・タイトルが、完全限定プレスCD6枚組でリリースです!

★当日の貴重なパンフレットを再現した32ページのプログラム・レプリカ付き。

Disc 1(67:15)

WARLOCK
1. Intro. 2. Earthshaker Rock 3. Shout It Out 4. Vorwarts, All Right 5. All Night
6. Love In The Danger Zone 7. Fight For Rock 8. Burning The Witches 9. True As Steel
10. Hellbound

Dorothee Pesch - Vocal Tommy Bolan - Guitar Niko Arvanitis - Guitar
Tommy Henricksen - Bass Michael Eurich - Drums

BAD NEWS
11. Intro. 12. Fuck Off And Burn 13. Vampire Spunk Merchants From Hell 14. Bitch Hell Mother
15. Motorbike 16. Warriors Of Ghengis Khan 17. Bad News

Vim Fuego (aka Alan Metcalfe) - Vocal, Guitar Den Dennis - Guitar
Colin Grigson - Bass Spider Web - Drums

Disc 2
MOTORHEAD(59:28)

1. Intro. 2. Iron Fist 3. Stay Clean 4. Nothing Up My Sleeve 5. Metropolis 6. Dr. Rock
7. Killed By Death 8. Ace Of Spades 9. Steal Your Face 10. Bite The Bullet 11. Built For Speed
12. Orgasmatrom 13. No Class 14. Motorhead 15. Bomber 16. Overkill

Lemmy - Bass, Vocal Phil Campbell - Guitar Wurzel - Guitar Pete Gill - Drums

Disc 3
DEF LEPPARD(64:54)

1. Stagefright 2. Rock Rock (Till You Drop) 3. Another Hit And Run 4. Too Late For Love
5. Love And Affection 6. Photograph 7. Phil Collen Guitar Solo 8. Let It Go
9. Run Riot 10. Rock Of Ages 11. Wasted 12. Travellin' Band

Joe Elliott - Lead Vocal Phil Collen - Guitar Steve Clark - Guitar Rick Savage - Bass
Rick Allen - Drums

Disc 4
SCORPIONS(73:30)

1. Intro. 2. Coming Home 3. Blackout 4. Bad Boys Running Wild 5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real 7. Big City Nights 8. Coast To Coast 9. Still Loving You
10. Rock You Like A Hurricane 11. Can't Live Without You 12. Another Piece Of Meat
13. Dynamite 14. Zoo 15. Can't Get Enough

Klaus Meine - Vocal Rudolf Schenker - Rhythm Guitars Matthias Jabs - Lead Guitars
Francis Buchholz - Bass Herman Rarebell - Drums

OZZY OSBOURNE

Disc 5 (53:36)
1. Intro. 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why 5. Mr. Crowley
6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Guitar Solo
10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again

Disc 6 (35:22)
1. Member Introduction 2. Secret Loser 3. Drums Solo 4. Secret Loser(Reprise)
5. Iron Man 6. Crazy Train 7. Paranoid 8. Goodbye To Romance(Outro.) & Fireworks

Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards

Special Thanks: Crazy S.