METALLICA - DEFINITIVE EAU CLAIRE 1986(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC]

METALLICA - DEFINITIVE EAU CLAIRE 1986(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Old Mill Expo Center, Eau Claire, WI. USA 29th May 1986 STEREO SBD(UPGRADE)

 歴史的大名盤『MASTER OF PUPPETS』を引っさげ、クリフ・バートンと共に世界を蹂躙していた1986年のMETALLICA。その極上サウンドボードが登場です。

 そんな本作に収められているのは「1986年5月29日オークレア公演」。その準オフィシャル・サウンドボード録音です。「準オフィシャル」とは、やや見慣れない書き出しをしてしまいましたが、本作はいわゆる「ハーフ・オフィシャル」……では、ありません。一般的な区分に直しますと「放送サウンドボード」。ネット/衛星ラジオ局“SiriusXM”が放送したステレオ・サウンドボード録音です。

 では、何が「準オフィシャル」なのか。それは放送自体がメンバーの完全監修だったからです。そもそも、この番組が放送されたのは“2017年12月8日”のこと。その1月前には『MASTER OF PUPPETS』のデラックスBOXセットが発売されており、そのプロモーションだったわけです。あの巨大BOXには膨大なサウンドボード音源も収録されていたわけですが、本作はその「アウトテイク版」とでも言うべきもの。BOXには収録されず、プロモーションに回された公式サウンドボードなのです。しかも、この番組は当のラーズ・ウルリッヒとジェイムズ・ヘットフィールドも出演。本作の冒頭でもラーズ自身が(例の調子で:笑)しっかりと解説しているのです。

 当然の事ながら、そんな「準公式サウンドボード」は放送直後から話題を呼び、当店でもプレスCD『EAU CLAIRE 1986』として大ヒット。瞬く間に完売・廃盤となってしまいました。もちろん、貴重なクリフ時代サウンドボード、それもオフィシャルお墨付きの極上モノを廃盤のままにしておくことはできない。いつでも、誰でも手に出来なくてはいけない。そこで、今一度ブラッシュアップを試みての再登場となったのです。

 そんな本作に吹き込まれているのは、まさに暴虐スラッシュ・メタルの極北。実のところ、“DAMAGE, INC. TOUR”はクリフの死だけでなく、ジェイムズが骨折してジョン・マーシャルがギターをサポートした時期もある。ここで、当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。

《3月3日『MASTER OF PUPPETS』発売》
・3月27日-6月21日:北米#1(58公演)←★ココ★
・7月5日+6日:欧州#1(2公演)
・7月11日-25日:北米#2a(11公演)
《7月26日:ジェイムズ負傷》
・7月27日-8月3日:北米#2b(6公演)
・9月10日-25日:欧州#2(12公演)
《9月26日:ジェイムズ復帰》
・9月26日:ストックホルム公演
《9月27日:クリフ死去》

 これが『MASTER OF PUPPETS』リリースからクリフが亡くなるまでの歩み。ジェイムズが骨折したのは7月の後半で、その後の「北米#2b」「欧州#2」ではマーシャルがヘルプ。ジェイムズがギターでも復帰したストックホルム公演が奇しくもクリフ生前最後のショウとなってしまいました。本作のオークレア公演は、そんな数々の不幸が起きる前。「北米#1」の42公演目にあたるコンサートでした。

 そんなショウを記録した本作は、クオリティもまさに「準公式」。『MASTER OF PUPPETS』も無加工でワイルドな卓直結サウンドボードが収録されていましたが、本作も酷似。暴虐なまでのスラッシュ・メタルが超ド直結で脳みその流し込まれる。リフのエッジはどこまでも鋭く、爆走するラーズのビートも超ビビッド。もちろん無論、天才クリフ・バートンの「(Anesthesia) Pulling Teeth」も土足で脳みそに上がり込んでくる。実のところ、再登場に際してリマスターも試みたのですが、オフィシャルの仕上がりがあまりにもビビッド。公式BOXのサブテキストという意味合いからも大きく変えることはできませんでした。冒頭ラーズの語りパートを本編と感触を揃え、ヘッドフォンでも分かりづらいわずかなノイズのトリートメントのみ(放送では「Seek & Destroy」終盤の約2分半が録音漏れのままでしたので、5月23日タルサ公演の公式SBD〈以前は24日ケープジラード公演とされた音源です〉で補完。シームレスに楽しめるようにいたしました)。正直なところ、前回盤『EAU CLAIRE 1986』をお持ちの方にはお薦めしにくいのですが、それくらい究極の決定盤サウンドでもあるのです。

 そして、そのサウンドで描かれるのは猛攻スラッシュ・パラダイス。前述した『MASTER OF PUPPETS』BOXはクリフ時代サウンドボード3種が目玉でしたので、比較しながらセットも整理しておきましょう。

・KILL ‘EM ALL:Seek & Destroy/(Anesthesia) Pulling Teeth(★)/Whiplash(★)
・RIDE THE LIGHTNING:For Whom The Bell Tolls/Fade To Black(★)/Creeping Death
・MASTER OF PUPPETS:Battery/Master Of Puppets/Welcome Home(Sanitarium)/The Thing That Should Not Be(★)/Damage Inc.
・カバー:Am I Evil?
※:「★」印は公式BOXのイースト・ラザフォード公演/ハンプトン公演のSBDでは聴けない曲。

……と、このようになっています。BOXで最長だったシカゴ公演(2LP)には敵いませんが、1CDずつで収録されたイースト・ラザフォード公演/ハンプトン公演では聴けないナンバーもしっかり4曲。特に美味しいのはクリフのベースが唸る「(Anesthesia) Pulling Teeth」と究極アンセム「Whiplash」でしょう。前者は「Damage Inc.」へと雪崩れ込むのが最高にスリリングですし、後者は破綻寸前のアンサンブルを取り繕うそぶりもなく大爆走。糞ったれ!な初期衝動がギャリギャリとした音塊になって脳みそをブン殴ってくる激烈パフォーマンスなのです。

 オフィシャルBOX『MASTER OF PUPPETS』をお持ちの方には、あの超大作を完璧にする補完盤として。お持ちでない方には、お試し盤として。そして、BOXとは無関係でも究極の暴虐スラッシュ・アルバムとして。いかにように聴いても超絶なる「準オフィシャル」なステレオサウンドボード・アルバム。永久保存プレスCDで徹底的にお楽しみください!

(64:40)
1. Introduction
2. Battery
3. Master of Puppets
4. For Whom The Bell Tolls
5. Welcome Home (Sanitarium)
6. The Thing That Should Not Be
7. (Anesthesia) Pulling Teeth
8. Damage Inc.
9. Fade to Black
10. Seek & Destroy
11. Creeping Death
12. Am I Evil?
13. Whiplash

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

James Hetfield - Guitar, Vocal Lars Ulrich - Drums Cliff Burton - Bass
Kirk Hammett - Guitar

★★特別企画

★クリフ・バートン時代の準公式ステレオ・サウンドボード録音『DEFINITIVE EAU CLAIRE 1986』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、さらに翌日のショウを記録した傑作サウンドボード・アルバム『DAVENPORT 1986』が特別に付属致します。

METALLICA - DAVENPORT 1986(Special Bonus CDR)
Live at Coliseum Ballroom, Davenport, IA. USA 30th May 1986 STEREO SBD

 本編プレスCDは、オフィシャルの超大作BOXを補完する極上ステレオ・サウンドボードの大傑作。しかし、クリフ時代のサウンドボードは、他にもいくつか存在します。その中でも本編プレスCDと深ーい関係にあるのが「1986年5月30日ダベンポート公演」。そう、本編プレスCDのオークレア公演の翌日ショウを収めたサウンドボード・アルバムも特別ボーナス付属決定です。

 本編プレスCDの解説でも触れましたが、“DAMAGE, INC. TOUR”は時期が極めて重要。ここでは大量に発掘された公式物も含めてサウンドボード・コレクションを整理してみましょう。

・4月21日:イースト・ラザフォード公演 ※公式BOX
・5月12日:エル・パソ公演
・5月23日:タルサ公演 ※公式livemetallica
・5月25日:シカゴ公演 ※公式BOX
・5月26日:デモイン公演
・5月29日:オー・クレア公演 ←★本編プレスCD★
・5月30日:ダベンポート公演 ←★ボーナスCDR★
・7月6日:ロスキレ・フェスティバル公演 ※公式BOX
《7月26日:ジェイムズ負傷》
・7月29日:チャタヌーガ公演 ※公式livemetallica
・8月1日:チャールストン公演 ※公式livemetallica
・8月3日:ハンプトン公演 ※公式BOX
・9月21日:ロンドン公演 ※公式livemetallica
・9月24日:ルンド公演
《9月27日:クリフ死去》

 以上、13公演分。あくまで“DAMAGE, INC. TOUR”でもクリフ存命時代のみですが、昔ながらの定番サウンドボードや公式BOX、さらには公式サイトlivemetallica.comで公開されたものまで、かなりのコレクションになります。本作は、その中でも公式化されていないサウンドボードの1つなのです。

 そして、本編プレスCDが準オフィシャルなサウンドだとすれば、本作はアンダーグラウンド発掘が誇る過激サウンドボード。軋むギターも超ダイレクトな卓直結系でして、現場PAがジーッと吐き出すノイズも超リアル。爆音・轟音スレスレながら一線は越えずに踏みとどまるド迫力ぶりが凄まじい。しかも、猛烈にクリア。濁りや歪みはあくまでもバンドが奏でているものであり、曇りはない。そのエッジが恐ろしく鋭利で、リフの1つひとつが鋭利な鉈のように迫り、その波状攻撃は電気ノコギリのようにとどまるところを知らないのです。

 このサウンドがもう、暴虐METALLICAにめちゃくちゃ似合う。既存のメタルよりも遙かに複雑な楽曲を猛烈なスピードで突っ走るライヴは、破綻寸前の危うさが凄まじい。そこにド迫力ながらギリギリ爆音にはならない本作のサウンドが相まって、得も言われぬスリルと限界の迫力を描き出している。「Welcome Home (Sanitarium)」ではジェイムズが吹き出して歌が途切れたりもしますが、そこにカークのギターが軋みながら乱入し、悲鳴を上げる。この若々しさ。この無鉄砲ぶり。まさに80年代METALLICAを録音するためのサウンド。本作を知ってしまったら、もう小綺麗なスタジオ盤には戻れない……そんなノイズと暴虐のアートなのです。

 さらに、本編プレスCDとはセットが異なるのも嬉しい。実のところ、オープニングの「Battery」が未収録の不完全版だったりもするのですが、それ以外は全編収録。ラストには、前日のオークレア公演では演奏しなかった「The Four Horsemen」「Motorbreath」も披露してくれるのです。しかも、この2曲の破壊力の凄まじさと言ったら! 特に「Motorbreath」は初期METALLICAを代表する激走ナンバーながら“DAMAGE, INC. TOUR”ではこの日にしか演奏していない。これは即ち、クリフ・バートン最後の「Motorbreath」でもある。そんな激走過激な「Motorbreath」で幕を閉じる本作は、特別なサウンドボードなのです。

 2日連続で残された準公式サウンドボードと、過激なアングラ・サウンドボード。本来であれば、本編プレスCDはボーナスなど不要の超傑作ですが、その傑作には2枚1組で聴いていただきたい姉妹サウンドボードがあったのです。超貴重な「Motorbreath」も含め、全世界のマニアが話題騒然のオークレア公演を向こうに回して一歩も引かない過激な1枚。どうぞ、併せてたっぷりとお楽しみください!

(64:23)
1. Master Of Puppets
2. For Whom The Bell Tolls
3. Welcome Home (Sanitarium)
4. The Thing That Should Not Be
5. (Anesthesia) Pulling Teeth
6. Damage, Inc.
7. Seek & Destroy
8. Creeping Death
9. Am I Evil?
10. Whiplash
11. The Four Horsemen
12. Motorbreath 

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

James Hetfield - Guitar, Vocal Lars Ulrich - Drums Cliff Burton - Bass
Kirk Hammett - Guitar