★U2 - SHIBUYA KOKAIDO 1983(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-257]

★U2 - SHIBUYA KOKAIDO 1983(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-257]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 26th & 27th November 1983 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 “WAR TOUR 1982-1983”の最終盤に実現した、伝説の初来日。その模様を記録した極上ライヴアルバムが世界初登場です。
 本作に収められているのは「1983年11月26日+27日:渋谷公会堂」公演。かの名門“キニー”の未発表オリジナル・カセットからダイレクトにCD化した極上オーディエンス・アルバムです。何よりも感動的なのは、麗しき“キニー・マジック”にあるわけですが、まずは“伝説”の初来日スケジュールからショウのポジションを確認してみましょう。

《11月21日:テレビ出演》
・11月22日:大阪フェスティバルホール ※ボーナスCDR
・11月23日:瀬戸市文化センター
・11月26日:渋谷公会堂 【本作ディスク1】
・11月27日:渋谷公会堂 【本作ディスク2】
・11月29日:東京厚生年金会館
・11月30日:中野サンプラザ

 以上、全6公演。U2のライヴ・イン・ジャパンと言えば、巨大なドームやアリーナが思い浮かぶところですが、初来日だけはホールクラス。今では考えられないような贅沢なショウを体験できたのです。東京では4公演行われ、本作はそのうち渋谷公会堂2連続公演を完全収録しているのです。
 そんな本作最大のポイントは、名門“キニー”のマジック・サウンド。これまでも数々のバンド/アーティストでキニー録音をオリジナル・カセットから復刻して参りましたが、本作も名門の看板を一層輝かせる極上品。とにかく、クリスタル・クリアに透き通った空気感が素晴らしい。「まるでサウンドボード」と呼ぶタイプではありませんが、それは欠点ではなく美点。楽音/歌声の“芯”はライン録音に匹敵するほど骨太でありながら、うっすら・ほんのり纏った“鳴り”が艶やかに彩る。しかも、それが極めて透き通っているために細やかなディテールまで超鮮明。通常、オーディエンス録音は低音が弱みになりがちですが、本作はアダムのベースも1音1音がクッキリ。それも立ち上がりの鋭さから音の膨らみ、そして虚空に消えてゆくヴァイヴまですべてがハッキリしています。
 もちろん、ベースは1つの例でしかない。ラリーはドラムキットの構造が見えるほど立体的ですし、エッジのピッキング、ボノの息づかいもリアルでありながら鮮明。まさに“マジック”としか言いようのないキニー・サウンドが丸ごと2公演・全編を貫く。しかも、このサウンドがポストパンクとして気を吐いていた当時のU2に殊更に合う。『WAR』でブレイクスルーを果たしつつも、当時の彼らはロックバンド然とした荒々しい躍動感が熱い。独特な冷気を纏いつつ、それが烈火のように燃えさかるロック。それがクリスタル・クリアでありながら生々しいキニー・サウンドと絶妙にシンクロするのです。
 そのサウンドで描かれるショウは、まさに伝説。まず何より、ショウの後半部だけだった公式盤『UNDER A BLOOD RED SKY』とはまるで違う大ボリュームが圧倒的。『BOY』6曲+『WAR』6曲を軸としたセットは初期3作のベストであり、「Twilight」「Surrender」「Seconds」「I Fall Down」といった当時ならではの名曲もたっぷり。特に「I Fall Down」はDVD化で拡張された『U2 LIVE AT RED ROCKS』でも聴けません。しかも、珍しいだけじゃない。「11月26日(ディスク1)」の「I Fall Down」では、中間部でエッジがDEEP PURPLEの「Smoke On The Water」のリフを奏で、ボノが「Smoke on the water, fire in the sky♪」と歌い出す。誰かに日本のパープル人気を聞いたのか、それとも『MADE IN JAPAN』の故事が浮かんだのかは分かりませんが、実に日本らしさ溢れる瞬間です。
 さらにMCにも初来日ならでは空気感がいっぱい。例えば「Twilight」終演後にボノがMCを入れるのですが、「11月26日(ディスク1)」では「今日が日本での3回目のライブなんだ。不本意ながら週末にテレビショウに出演したんだが、U2はショウビジネスのために来たんじゃない。レコード会社のためでもマネジメントのためでもない。ここで演奏したいから来たんだ」と語る。このテレビ出演とは「11月22日」の深夜枠で生放送された音楽番組のこと。彼らはマイムを拒否して生演奏にこだわったのですが、機材トラブルでギターからガリガリとしたノイズしか出ない状態になってしまうのです。ボノもかなり動揺して「何とかしてくれ」とばかりにエッジの方を指差したり、アドリブのボーカルでなんとかカバーしようと奮闘するものの、回復不能。その一部始終が生放送で日本中に流れてしまったのです。それがよほどショックだったのか、本作でもしつこく「本当は(テレビに)出たくなかった」とMCしているのです。しかし、これは初めてのアジア、初めての日本で一番良い姿を見せたい、良い音楽を聴かせたい、という気持ちの表れでもある。本作に込められた熱演がそれを証明しているのです。

 私たち日本人にとって、唯一“ホールで観るU2”の機会だった初来日。そこには“世界の超大物”の階段を駆け上がりつつ、生々しいロックバンドの炎が燃えさかっていた若き彼らの姿がありました。それを“キニー・マジック”で丸ごと2公演も記録しきった逸品。日本の洋楽史にとって……いえ、世界にとって文化遺産となる本生の記録。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にお楽しみください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (79:11)
Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 26th November 1983

1. Intro 2. Out Of Control 3. Twilight 4. An Cat Dubh / Into The Heart
5. Surrender 6. Two Hearts Beat As One 7. Seconds 8. Sunday Bloody Sunday
9. The Cry / The Electric Co. / Send In The Clowns (snippet)
10. I Fall Down / Smoke On The Water (snippet)
11. October 12. New Year's Day 13. Gloria 14. Party Girl
15. 11 O'Clock Tick Tock 16. I Will Follow 17. 40

Disc 2 (75:18)
Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 27th November 1983

1. Intro 2. Out Of Control 3. Twilight 4. An Cat Dubh / Into The Heart
5. Surrender / In The Midnight Hour (snippet) 6. Two Hearts Beat As One
7. Seconds 8. Sunday Bloody Sunday 9. The Cry / The Electric Co. / Send In The Clowns (snippet)
10. I Fall Down 11. October 12. New Year's Day 13. Gloria 14. Party Girl
15. 11 O'Clock Tick Tock 16. I Will Follow 17. 40

Bono - Vocal The Edge - Guitars Adam Clayton - Bass Larry Mullen Jr. - Drums

★★特別企画

★世界初公開のキニー・カセットから誕生した“伝説の初来日”アルバム『SHIBUYA KOKAIDO 1983』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じ初来日の傑作ライヴアルバム『OSAKA 1983: THE FIRST CONCERT IN JAPAN』が特別に付属致します。

U2 - OSAKA 1983: THE FIRST CONCERT IN JAPAN(Special Bonus CDR)
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 22nd November 1983 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 “伝説の初来日”を見目麗しいキニー・サウンドで描ききった銘品『SHIBUYA KOKAIDO 1983』。本来であれば、ボーナスなど不要の衝撃作です。しかし、U2の初来日はあまりにも素晴らしく、そして歴史的でした。しかも、その初来日の中でも正真正銘の初日も名録音が残されている。そこで、その記念碑ライヴアルバムもボーナス付属し、一気にご体験いただくことにいたしました。
 そんなわけで、本作に収められているのは正真正銘の初日「1983年11月22日:大阪フェスティバルホール公演」。その極上オーディエンス録音です。実際、本作のクオリティはボーナスには勿体ないほどの素晴らしさ。さすがに“キニー・マジック”全開のプレス2CDには及びませんが、十二分に骨太で素晴らしくクリア。オーディエンス・ノイズも少なく、“初めての日本ステージ”に挑む彼らの姿がクッキリ鮮やかに蘇るのです。
 そのサウンドで描かれるのは、緊張感も漂う初々しい初ステージ。多くの欧米バンドがそうであるように、初来日は初めてのアジアでもある。非英語の国はヨーロッパにもありますが、根本的に違うノリと文化に囲まれ、生まれて初めて「黒髪の波」と対面している。本編プレス2CDの東京初日では「Twilight」後にテレビ出演を悔やむMCを挟んでいましたが、本作ではここで「今夜が日本で最初の夜だ」と高らかに宣言している。ラストナンバー「40」の前でも「キミ達の言葉(日本語)が話せたらいいのに……」と語りますが、そんな一言一言もできるだけシンプルな英語でハッキリと話しているのが分かります。
 そんな彼らに対する日本人にとっても、この日は初体験。本作のオーディエンス・ノイズはささやかではあるのですが、それでも巨大な熱狂であることはハッキリ分かる。開演時には息を飲む緊張感であるものの、1曲1曲を重ねる毎にほぐれていき、初めは曲間で、そして演奏中にも黄色い嬌声があちこちから上がっていく。ファンの側も緊張して当日を迎えていた。その緊張がU2の熱演に押し流され、観客の熱狂がU2にフィードバックして彼らにも自信をまとわせていく……。そんな成功の手応えに安心(?)した様子は、中盤のMCにもうかがえる。「I Fall Down」の前で「昨夜、俺たちはミュージックビジネスの世界を楽しんだよ」と自嘲混じりに語るのです。本編解説の日程をご覧の通り、「昨夜」とは大失敗のテレビ出演のこと。もちろん、ギリギリの精神状態では自嘲なジョークは出てこない。ショウの冒頭ではただひたすら真摯にファンへの感謝を口にしていたボノですが、「ショウが上手くいく」という心の余裕がショックだった昨夜の記憶も蘇らせてしまったのかもしれません。本作の主役は紛れもないU2の生演奏なのですが、このようにドキュメント・アルバムとしても一級の素晴らしい記録なのです。

 これが“伝説の初来日”でも、ただ1回しかない初日。U2が初めて日本のファンに対面し、日本のファンが初めて彼らに触れた夜です。その現場の大気をクリアに吸い込んだドキュメント・アルバムの大傑作です。
 本編プレス2CDと併せれば、初来日の全6公演中半分の頂点録音が一気に手に入る。どうぞ、今週末はこの豪華セットで”伝説”の現場に立ち会ってください。

(79:18)
1. Out Of Control 2. Twilight 3. An Cat Dubh / Into The Heart
4. Surrender 5. Two Hearts Beat As One / Let's Twist Again (snippet) / Sexual Healing (snippet)
6. Seconds 7. Sunday Bloody Sunday 8. The Cry / The Electric Co.
9. I Fall Down 10. October 11. New Year's Day 12. Gloria 13. Party Girl
14. 11 O'Clock Tick Tock 15. I Will Follow 16. 40

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "SHIBUYA KOKAIDO 1983"(Wardour-257)