JUDAS PRIEST - PAINKILLER IN SHEFFIELD(2CD) [Langley Deluxe 017]

JUDAS PRIEST - PAINKILLER IN SHEFFIELD(2CD) [Langley Deluxe 017]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at City Hall, Sheffield, UK 26th March 1991 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 圧巻のフェアウェルツアーで日本を席巻、ファンを興奮・感動の嵐に巻き込んだJUDAS PRIEST。長い栄光の歴史の中で大きな節目であった“PAINKILLER WORLD TOUR”本国公演のCrazy S.名録音が限定プレス2CDで登場です!1991年全英ツアーから3月26日のシェフィールド・シティ・ホール公演を怒涛の超高音質オーディエンス録音で完全収録。10年程前にLangleyレーベルからCDRリリースされていたと同マスターですが、このたび、大元のカセットマスターテープより、高度なリマスター処理を行い、元々この時期の録音としては最高レベルのサウンドをより高い次元に昇華させた決定盤として生まれ変わりました。しかも、この音源の格に相応しいプレスCDでのリリース!ファン必携間違いなしのパーフェクト盤に仕上がっています。

 フェアウェルとはいえ、2012年の現在でもメタル神の威厳はいささかも衰えていませんが、彼らが“存在感”ではなく、“力づくの音”で世界をねじ伏せたのは1990〜1991年の“PAINKILLER WORLD TOUR”が最後だったかもしれません。ファンの自殺未遂事件の責任を問われるなど、80年代後期はメタルの象徴故にやり玉に挙げられていた彼ら。音楽面でも「TURBO」「RAM IT DOWN」といったアルバムには時代に対応しきれない迷いがハッキリと現れていました。ロブが「引退」まで口走る逆境まっただ中、“逆ギレ”の論理で叩きつけた傑作が「PAINKILLER」。続くツアーでも“逆ギレ”は収まることを知らず、「PRIESTのキャリアも下り坂」と思い込んでいた世界各地で「ふざけんじゃねぇ」と言わんばかりの激烈メタルを展開したのでした。
 その“PAINKILLER WORLD TOUR”でも、格別に“キレ度”の高いのがイギリス公演。意外なことに、JUDAS PRIESTを最も過小評価しているのは他ならぬ母国イギリスなのです。新作が出ればチャートに顔はのぞかせるものの、長いキャリアで大ヒットと呼べるアルバムはなく、ゴールドディスクすら取れていません。そのため、80年代中期からの本国公演は世界を制してきたPRIESTにとって凱旋でもあり、「母なる英国よ、目を覚ませ!」の気迫に満ちているのです。

 PRIESTの長いキャリア、膨大なるライヴ・コレクションの中でも、そんな格別な時期と場所の“生音”が封入されたのが本作です。再生ボタンを押して始まるS.E.〜ハーレーのエンジン音からメタル録音の名手Crazy S.の面目躍如! 続いて突入する「Hell Bent For Leather」のずっしりとしたヘヴィ級パンチの低音と噛み付いてくるような高音の鮮やかなコントラストと言ったら! ラストの「You've Got Another Thing Comin'」にテープチェンジとわずかな劣化もありますが、ほぼ全編にわたって芯のしっかりした楽音が貫かれています。さらにDEEP PURPLE「MADE IN JAPAN」のように適度な歓声、デジタルリマスターによるワイドレンジな仕上がりは、音質にうるさいサウンドボード派でも心地良く聴けること間違いなし。ディレイに溺れた“80年代の悪夢”から目覚めたPRIESTサウンドを克明に甦らせてくれます。
 もう1つ、PRIESTが生まれ変わった大きなポイントは当時新加入のスコット・トラヴィス。一打一打のごりごりとした感触が新時代の到来を宣言しつつ、その手数足数の多い「Hell Bent For Leather」には、かのレス・ビンクスの面影も甦る。90年代のアップグレードでもあり、70年代の温故知新でもあるドラミングは、激情「Painkiller」と叙情「A Touch Of Evil」の両面を飲み込んだ当時のPRIESTを象徴するかのようです。
 この夜は「A Touch Of Evil」こそ演奏していませんが、イントロのアルペジオだけで感涙にむせぶ叙情派「Beyond The Realm Of Death」がバッチリ。さらに重厚メタルの「The Sentinel」「Night Crawler」、新風を吹き込む激烈「Painkiller」「All Guns Blazing」、重量ドラムによって甘さを払拭した「Metal Gods」「Living After Midnight」、そのスコットの挨拶代わりとなる「Riding On The Wind」、故国でロブがキレ吠える「Ripper」「Victim Of Changes」……。「TURBO」「RAM IT DOWN」の迷いを吹っ切り、新旧のコア曲で綴ったショウの素晴らしいこと! まさに「ヘヴィメタル」という言葉にもっとも近い音がここにあるのです。

 これほど充実したメタルショウを披露しながら直後にロブ・ハルフォードが去り、大きな転換点となったのは歴史の知るところ。あれから20年あまり、今から振り返ればキャリアの折り返し地点にも届いていなかったわけです。事情こそ異なりますが、現在のJUDAS PRIESTも“フェアウェル”という大きな節目を刻みに、つい先日、日本にやってきました。現在の彼らを目撃した今、本作で在りし日の姿に思いを馳せてはいかがでしょうか。まだ続くかも知れない、PRIESTと私たちの未来を信じて。

あの1991年日本公演決定盤「UNDER DEADLY WHEELS」をも凌駕する、「PAINKILLER WORLD TOUR」の世界最強・最高音質盤が、限定プレスCDでリリース決定です!

Disc 1 (45:33)
1. Opening 2. Hell Bent For Leather 3. Grinder 4. The Hellion 5. Electric Eye
6. All Guns Blazing 7. The Sentinel 8. Metal Gods 9. Night Crawler 10. Ripper
11. Beyond The Realm Of Death

Disc 2 (45:02)
1. Introduction Of Scott Travis 2. Riding On The Wind 3. Drum Solo
4. Victim Of Changes 5. Painkiller 6. Green Manalishi 7. Breaking The Law
8. Living After Midnight 9. You've Got Another Thing Comin'

Rob Halford - Vocals K.K Downing - Guitar Glenn Tipton - Guitar Ian Hill - Bass
Scott Travis - Drums

Special Thanks Crazy S.