ROBERT PLANT - L.A. FORUM 1985(2CDR) [Uxbridge 1290]

ROBERT PLANT - L.A. FORUM 1985(2CDR) [Uxbridge 1290]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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The Forum, Inglewood, California, USA 17th June 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 THE HONEYDRIPPERSを挟みつつ、4作連続ヒットでソロとしての地歩を固めていた1985年のロバート・プラント。その現場を伝える名門“キニー”のオリジナル録音が2作同時リリース決定です。
その第一弾となる本作に収められているのは「1985年6月17日イングルウッド公演」。あの“THE FORUM”で記録され、プラント自身が「BADGE HOLDERS ONLYパート2だな!」とさえ語るライヴアルバムなのです。このショウは当然“SHAKEN AND STIRRED TOUR”の一幕なわけですが、“THE FORUM”はあまりにも特別。良い機会ですので、ツアー概要は同時リリースの姉妹作『EAST RUTHERFORD 1985(Uxbridge 1293)』解説に譲り、ここでは「ZEP後のTHE FORUM公演」を紐解いてみましょう。

・1983年9月27日:“PRINCIPLE OF MOMENTS TOUR”
・1985年6月17日:“SHAKEN AND STIRRED TOUR”←★本作★
・1988年6月14日:“NON STOP GO TOUR”
・1995年5月16日:“PAGE & PLANT TOUR”
・1995年5月17日:“PAGE & PLANT TOUR”

 以上、全5公演。1983年のみ秋口ですが、それ以降は5月・6月でした。『LISTEN TO THIS EDDIE』 や『FOR BADGE HOLDERS ONLY』 を生み出した1977年ツアーも6月だったわけで、いやが上にも8年前の故事が甦る。さすがに計画的ではないとは思うものの、当のプラント自身がMCで『FOR BADGE HOLDERS ONLY』について触れる(!)ショウなのです。
 さておき、そんな特別感満載の現場を伝える本作は、クオリティも特別。さすがにマイク・ミラード録音というほど出来すぎな話ではないのですが、だからと言ってその辺の有象無象が録ったわけじゃない。日本が誇る名門“キニー”によるオリジナル・カセットからダイレクトにCD化された逸品なのでです。そのクオリティは、まさに美味の音。“キニー”の特徴である端正なクリアさはもちろんのこと、えらくオンで力強い芯が素晴らしい。ホール鳴りも吸い込んではいるものの、それが80年代的なエフェクトと完全に一体化しており、距離感にならない。演奏音1つひとつの輪郭がクッキリしておりだけでなく、プラントのヴォーカルにコーラスが被ってきても、1人ひとりの声が重なりこすれ混じり合わないのです。音色・感触的にサウンドボードと間違えたりはしないのですが、忘れはする。曲間で盛大な喝采が沸くと「そういえば客録だった」と我に返るような極太の名録音なのです。
 そんな力強いサウンドで描かれるのは、ZEP封印時代を総括するようなショウ。実のところ、このショウはアナログ時代にも伝説的なLPタイトルがあったのですが、それはあくまでも抜粋盤。それに対し、本作は135分以上に渡ってたっぷり味わえるフル録音なのです。ここでLPでは聴けなかった曲もチェックしながらセットを整理してみましょう。

●PICTURES AT ELEVEN(3曲)
・Pledge Pin/Burning Down One Side(★)/Slow Dancer
●THE PRINCIPLE OF MOMENTS(5曲)
・In The Mood/Thru' With The Two Step/Messin' With The Mekon(★)/Other Arms(★)/Big Log
●The HONEYDRIPPERS: VOLUME ONE(3曲)
・Rockin' At Midnight(★)/Young Boy Blues/Sea Of Love
●SHAKEN 'N' STIRRED(6曲)
・Pink And Black/Doo Doo A Do Do/Little By Little/Too Loud(★)/Easily Lead/Kallalou Kallalou
●カバー(2曲)
・(Every Time I Hear) That Mellow Saxophone(ロイ・モントレル)/Honey Hush(ビッグ・ジョー・ターナー:★)
※注:「★」印はLP『FOR BADGE HOLDERS ONLY Pt.3』では聴けない曲。

……と、このようになっています。“NON STOP GO TOUR”からはZEPナンバーも解禁となりますが、ここでは一切なし。その代わり(?)、ショウの後半には前年ヒットした『THE HONEYDRIPPERS』コーナーを設け、ホーン・セクションも導入したゴージャスなアンサンブルを味わえるのです。また、今週同時リリースの『EAST RUTHERFORD 1985(Uxbridge 1293)』とは日付も近いのですがセットは異なっており、姉妹作では聴けない『SHAKEN 'N' STIRRED』の新曲「Doo Doo A Do Do」「Easily Lead」「Kallalou Kallalou」も披露してくれる。この3曲を含め、このツアーだけのレア曲も山盛りなフルショウをじっくりと楽しめるわけです。
 そんなショウ自体こそが肝心なのですが、思わずグッと来てしまうのは前述したMC。開演3曲目の「Pink And Black」を終えたところでプラントが最初の挨拶をするのですが、そこで「Good evening. This is exactly FOR BADGE HOLDERS ONLY part 2」と話す。本作は、そんな他ではあり得ないMCの一言一言もくっきり・はっきりと分かる名録音でもあるのです。

 貴重な“SHAKEN AND STIRRED TOUR”のフル・ライヴアルバムにして、数々の伝説を生んだ“THE FORUM”の現場を“キニー”が真空パックした銘品です。日本の名門による美麗サウンドで描かれる貴重ナンバーの数々やコレクター心をくすぐるMC。どうぞ、本作で思う存分お楽しみください。

Disc 1 (66:03)
1. Introduction
2. In The Mood
3. Pledge Pin
4. Pink And Black 演奏後「バッジホルダーズ・オンリーPart2!」とMC
5. Doo Doo A Do Do
6. Little By Little
7. Burning Down One Side
8. Too Loud
9. Thru' With The Two Step
10. Messin' With The Mekon

Disc 2 (70:13)
1. Other Arms
2. Band Introductions
3. Slow Dancer
4. Rockin' At Midnight
5. Young Boy Blues
6. (Every Time I Hear) That Mellow Saxophone
7. Sea Of Love
8. Honey Hush
9. Easily Lead
10. Big Log
11. Kallalou Kallalou

Robert Plant - Vocals
Paul Martinez - Bass
Richie Hayward - Drums
Jezz Woodroffe - Keyboards
Robbie Blunt - Guitar