PINK FLOYD - SMOKING BLUES: UNPROCESSED EDITION(2CD) [Sigma 291]

PINK FLOYD - SMOKING BLUES: UNPROCESSED EDITION(2CD) [Sigma 291]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Super Pop 70 VII, Casino de Montreux, Montreux, Switzerland 21st & 22nd November 1970 *UPGRADE

 異様なハイクオリティで大定番に君臨し、2009年の「ヴィクター録音」発掘によって再び注目を集めた伝説の名盤『SMOKING BLUES』。その元マスターからトランスファーされたアップグレード盤で登場です。
 『SMOKING BLUES』と言えば、1995年に登場した伝説盤で、あまりの高音質にサウンドボードや関係者録音と称されて取引されたこともある名作でした。その正体は「ヴィクター」なる人物によるオーディエンス録音。西ドイツ製の可搬型デッキ「UHER 4200」と名機「Sennheiser MD-421」マイクを使用して録音されたものでした。その事実が判明したのは、2009年にヴィクターによるモントルー初日(1970年11月21日)録音が発掘された事がきっかけ。『VICTOR'S MONTREUX』や『TOO LATE FOR MIND EXPANDING』、さらには『MONTREUX 1970 DAY 1 RECORDER 1』や『TOO EARLY FOR A GIG』等々の関連タイトルが花開き、その検証の過程で「有名作○○はヴィクター録音だった」「◇曲分は別日だった」といった事実も明らかになっていったのです。
 その解析の中で改めて注目されたのが『SMOKING BLUES』。理由は「モントルー2日目のヴィクター録音がすべて聴けるから」。そもそもモントルー公演は「11月21日(初日)」「11月22日(2日目)」があり、ヴィクター氏はその両日で録音していました。ところが、後になって再生装置が壊れたためにすべてをトランスファーできず、それぞれのトラックの公演日が曖昧になったのです。では、現存するヴィクター録音はどうなっているのか? 情報更新の過程は省略しまして「現在の結論」をまとめてみましょう。

●モントルー初日(11月21日)
『MONTREUX 1970 DAY 1 RECORDER 1』の全11曲

●モントルー2日目(11月22日)
『SMOKING BLUES』の約半分
(4曲:Astronomy Domine/Fat Old Sun/Atom Heart Mother/Cymbaline)

……と、このようになっています。モントルー初日は長尺で聴けるようになったものの、2日目は4曲分しか流通していないわけです。さて、そんな『SMOKING BLUES』ですが、実はヴィクター氏本人の手によるコンピレーション作でもあった。本人も「初日・2日目」が判然としないまま、90分カセットに収まるように編集したものなのです。

 すっかり前置きが長くなりました。本作は、そんな『SMOKING BLUES』の元マスター。正確に言いますと「ヴィクター制作カセットをコピーしたDAT」からトランスファーされた若ジェネ盤です。
 下記曲目をご覧のように、収録内容は『SMOKING BLUES』と同じでして「DISC 1=2日目(4曲)」+「DISC 2=初日(3曲)」。注目は「モントルー2日目(本作DISC 1)」でして、最高峰を更新するサウンドが永久保存されている。実際、そのサウンドは史上最高。初日ヴィクター録音が発掘された際も「SMOKING BLUESは若干、世代を経たコピー」と言われましたが、本作は望みうる最高の若ジェネ・マスターを無加工でデジタル化している。明らかにフレッシュになっているだけでなく、圧倒的にナチュラル。『SMOKING BLUES』は低音が豪快にブーストされていましたが、本作はバンド一丸で全力演奏しても隅々まで美しいのです
 そして、若ジェネ・マスターの瑞々しさは初日パート(DISC 2)でも感じられる。上記したように、初日は2009年に長尺マスターが発掘され、そのブラッシュアップ盤『MONTREUX 1970 DAY 1 RECORDER 1(Sigma 239)』も大好評。さすがに「あの超美麗サウンドを超越!」と喧伝するわけにはいかないものの、間違いなく肉薄している。もちろん無論、伝統盤『SMOKING BLUES』を確実に凌駕。ヴィクター氏自らが「みんなに聴かせたい」と思って作った音楽作品をオリジナル・サウンドで楽しめるのです。
 伝説名盤『SMOKING BLUES』の大元盤にして、「2日目ヴィクター録音の史上最高峰」を永久保存したプレス2CDです。あの奇跡の録音を成し遂げたヴィクター氏本人の手によるコンピレーションの新発掘マスター。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1970年11月21日+22日モントルー公演」の超極上オーディエンス録音。かつてサウンドボードとしても取引された伝説名盤『SMOKING BLUES』の元マスターからデジタル化された銘品中の銘品。このマスターは新発掘の「ヴィクターが制作した90分カセットをコピーしたDAT」でして、つまり録音者本人の手によるもの。「DISC 1=2日目(4曲)/DISC 2=初日(3曲)」という構成で、特に必聴なのは2日目録音(DISC 1)。流通している2日目ヴィクター録音はこの4曲がすべてで、それを現存する最高峰のサウンドで楽しめます。


Disc1 (54:11)
22nd November 1970

1. Astronomy Domine
2. Fat Old Sun
3. Atom Heart Mother
4. Cymbaline

Disc2 (27:28)
21st November 1970

1. The Embryo
2. Just Another Twelve Bar
3. More Blues