EUROPE - TORESTORP 1985(1CDR + Ltd Bonus DVDR) [Shades 1038]

EUROPE - TORESTORP 1985(1CDR + Ltd Bonus DVDR) [Shades 1038]

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商品詳細

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Live at Hjortnas, Torestorp, Sweden 16th May 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 4年ぶりの来日公演までカウントダウン状態に入ったEUROPE。そんな今週にピッタリの傑作ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1985年5月16日Torestorp公演」。そのフルショウを伝える貴重な傑作オーディエンス録音です。当時の彼らと言えば、『明日への翼』のリリースから1年ほどが経ち、運命を変える『ファイナル・カウントダウン』の製作に入る直前。1日1公演でメキメキと実力を高めつつ、まだ地元のヒーローに止まっていた時代でした。まずは、当時のスケジュールから初期の活動を振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1984年
《2月24日『明日への翼』発売》
・3月16日-6月20日:スウェーデン#1(13公演)
・6月22日+23日:フィンランド(2公演)
・9月8日-12月14日:スウェーデン#2(17公演)
●1985年
・4月6日-6月5日:スウェーデン#3(43公演)←★ココ★
《9月『ファイナル・カウントダウン』製作開始》

 これが1984年/1985年のEUROPE。地元時代のデータにはあやふやな点もあるので公演数などは断定できませんが、おおよその概要はイメージしていただけるのではないでしょうか。当時の彼らはまだ母国スウェーデンでの活動に終始しており、国境を跨いでも隣国のフィンランド止まり。アメリカはおろか、まだ中欧諸国でのショウも行ったことがありませんでした。また、上記の日程は圧縮しているので1984年にもツアーをしているように見えますが、実のところ一月に数回程度。その合間にイアン・ホーグランドとミック・ミカエリを獲得し、毎日のように移動とショウを繰り返す“ツアー”を開始したのは1985年に入ってから。本作のTorestorp公演は、そんな「スウェーデン#3」の29公演目にあたるコンサート。まさに飛躍に向けて走り出した時代のライヴなのです。
 そんなショウを記録した本作は、実にパワフルなオーディエンス録音。とにかく素晴らしいのはオンで力強い芯。距離など感じさせない演奏と歌声がグイグイと突きつけられ、目の前でアンサンブルが爆発する。実のところ、オープニングの「Dance The Night Away」と「Ninja」はあまりのパワーに爆音になってしまうのですが、ここで「ダメか……」と諦めたら早計なのです。実は、続く3曲目の「On The Loose」で一気に改善するからびっくり。会場が突如として澄み渡り、力強い芯はそのままにディテールまでクッキリ。シンセはキラキラと輝き、繊細なメロディが舞い踊る。冒頭部の歪みからプレスCD化はとても望めませんが、「On The Loose」以降はサウンドボードもかくやの極上サウンドがたっぷりと味わえるのです。
 そんなクオリティで描かれるのが、若さ弾ける北欧のキラ星。セットは『幻想交響詩』と『明日への翼』の濃縮還元……かと思いきや、さにあらず。デビュー作からセレクトされているのは必殺の「Seven Doors Hotel」と「Memories」のみ。残りは『明日への翼』と、まだ製作も始めていない『ファイナル・カウントダウン』から5曲ずつ。つまり、2nd&3rdアルバムという2大名盤から半分ずつが取りだして濃縮還元した美味しすぎるショウなのです。
 初期ジョン・ノーラム時代のライヴと言えば、オフィシャルの『THE FINAL COUNTDOWN TOUR 1986: LIVE IN SWEDEN』が思い浮かびますが、そこでも聴けなかった名曲もたっぷり。先述した『幻想交響詩』の「Seven Doors Hotel」「Memories」だけでなく、『明日への翼』の「Dreamer」「Scream Of Anger」、『ファイナル・カウントダウン』の「Love Chaser」「Danger On The Track」を披露している。さすがに象徴曲「The Final Countdown」こそないものの、初期3枚のベスト選曲かのようなショウなのです。
 まさに飛躍寸前といった感じのセットですが、それを演じるパフォーマンスもまさに前夜。すでに現在と同じ黄金の5人が顔を揃え、連日連夜のツアーを経験した事で急激に成長している。ジョーイ・テンペストの歌声にはすでに青臭いところなどなく、パフォーマンスも堂々たるもの。イアン・ホーグランド&ミック・ミカエリを得たアンサンブルも十分にタイトで、スケールもワールドワイド・クラス。とてもスウェーデンのローカルバンドとは思えないパフォーマンスを繰り広げているのです。

 この半年後には、運命を変える『ファイナル・カウントダウン』の製作に入り、世界を席巻していったEUROPE。黄金の5人が揃ったばかりの苛烈なショウを本生100%のリアル・サウンドで体験できるライヴアルバムです。黄金のラインナップが揃い、世界に向けて羽ばたこうとしていた若きEUROPEの大熱演。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

(68:51)
1. Intro 2. Dance The Night Away 3. Improvisation 4. Ninja 5. On The Loose
6. Dreamer 7. Love Chaser 8. Seven Doors Hotel 9. Drum Solo (with Beethoven 5th by Keyboard)
10. Open Your Heart 11. Stormwind 12. Rock The Night 13. Scream Of Anger
14. Danger On The Track 15. Memories 16. Bass & Guitar Solo 17. Memories (reprise)

Joey Tempest - Lead Vocals John Norum - Guitars, Backing Vocals
John Leven - Bass Guitar Mic Michaeli - Keyboards, Backing Vocals
Ian Haugland - Drums, Backing Vocals


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★飛躍寸前のEUROPEをリアル・サウンドで捉えた傑作ライヴアルバム『TORESTORP 1985』。その初回納入分に限り、同じツアーのマルチカメラ・プロショット『UPPSALA 1985』が特別に付属いたします。

EUROPE - UPPSALA 1985(Bonus DVDR)
Live at Granby Ishall, Uppsala, Sweden 27th April 1985 PRO-SHOT

 本編『TORESTORP 1985』は、世界に羽ばたかんとするEUROPEのショウを本生100%サウンドで体験できるライヴアルバムです。しかし、その現場が貴重だからこそ、光景も見てみたい。若き黄金の5人の姿をこの目で確かめたい。そこで、その乾きを癒す傑作プロショットもご用意しました。
 そんな本作に収められているのは「1985年4月27日Uppsala公演」。本編解説の日程でいうところの「スウェーデン#3」の20公演目。つまり、本編ライヴアルバムの9公演前にあたるコンサートでした。
 そんなショウを記録した本作は、実に素晴らしいプロショット。このショウは従来からサウンドボードが知られてきましたが、本作は10年ほど前に発掘された映像付きバージョン。ただし、通常のプロショットともちょっと違う。遠景とズームが切り替わるのでマルチカメラとは分かるものの、それ以外のアングルに乏しく、多彩な視点とは言い難いのです。
 しかし、それを忘れさせてくれるのが映像美。デジタル画質に慣れきった眼で見るとアナログ感のある画質を「オフィシャル級」とは呼びづらいのですが、80年代基準であれば十分に呼べる。何よりもマスター鮮度が異様なほど素晴らしく、テープヨレや白線ノイズもほとんど入らず、発色は当時そのまま。音声にしても「Carrie」など一部のヒスも入るものの、テープ発掘な事を考えればここまで美しく保存されていたのが奇跡的です。
 そんな映像美で描かれるのは、まさに本編ライヴアルバムの“向こう側”に広がる光景。ただし、セットは若干異なっている。こちらはアンコール・パートが未収録なのですが、単に短いのではなく、『明日への翼』の「Treated Bad Again」、『ファイナル・カウントダウン』の「Carrie」といった、本編ライヴアルバムでは聴けなかった曲も見られるのです。さらにジョン・ノーラムのギターソロでは「Aphasia」も挿入されており、『明日への翼』の全10曲中6曲が披露される。本編ライヴアルバムと合わせる事で、「Wings of Tomorrow」「Wasted Time」「Lyin' Eyes」以外の全曲が楽しめるわけです。
 その熱演ぶりは本編の解説でも触れましたが、映像で見るとひときわ輝いているのがジョン・ノーラム。彼もまた世界に通じるレベル……どころじゃない。開演の瞬間から凄まじいまでのマシンガン・ピッキングをぶちかまし、豪快なチョーキングも全盛期のゲイリー・ムーアが乗り移ったかのようにクレイジー。それでいて、紡ぎ出すフレーズはキラキラとした北欧の輝きに満ちており、泥臭い本家ゲイリーとも粘っこいジョン・サイクスとも違う。本編のTorestorp公演ではエレクトリックのソロだけでしたが、こちらではアコースティック・ソロでも披露。美しく繊細なだけでなく、大陸ヨーロッパならではの熱いフレーズが吹き出す。まさに「新世代のギターヒーロー登場!」を無言のうちに宣言するようなギターが爆発しまくっているのです。

 本編ライヴアルバムの体験感も素晴らしいですが、やはりプロショット映像の威力・説得力は絶大です。向こう見ずな野心と若さが弾けるパフォーマンスを目撃でき、サウンドボードで楽しめる大傑作。どうぞ、本編『TORESTORP 1985』と合わせてたっぷりとご堪能ください。

(54:09)
1. Intro 2. Dance The Night Away 3. Ninja 4. Treated Bad Again 5. On The Loose
6. Carrie 7. Dreamer 8. Love Chaser 9. Seven Doors Hotel 10. Drum Solo (with Mic Michaeli)
11. John Norum Guitar Solo / Aphasia 12. Acoustic Guitar Solo 13. Open Your Heart
14. Stormwind 15. Rock The Night

Joey Tempest - Lead Vocals John Norum - Guitars, Backing Vocals
John Leven - Bass Mic Michaeli - Keyboards, Backing Vocals Ian Haugland - Drums, Backing Vocals

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.54min.

Special bonus DVDR for "TORESTORP 1985"(Shades 1038)