JOHN NORUM - OSAKA 1997 DAT MASTER(1CDR) [Shades 1573]

JOHN NORUM - OSAKA 1997 DAT MASTER(1CDR) [Shades 1573]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Banana Hall, Osaka, Japan 19th June 1997 ULTIMATE SOUND


 隠れた名シンガー:リーフ・スンディンを従え、ソロ初来日を果たした1997年のジョン・ノーラム。その現場を極上体験できるオリジナルDATマスターが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1997年6月19日:大阪バナナホール」公演。その極上オーディエンス録音です。ソロ初来日と言えば、公式ライヴアルバム『FACE IT LIVE '97』も残されているわけですが、本作はまったくの別公演。しかも、さらに長尺のフルショウを楽しめる決定盤なのです。まずは、当時のスケジュールを振り返って公式作との関係を確認しておきましょう。

・6月19日:大阪バナナホール ←★本作★
・6月20日:名古屋ボトムライン
・6月21日:クラブチッタ川崎 ←※公式

 以上、全3公演。公式ライヴアルバム『FACE IT LIVE '97』は最終日の川崎で録られましたが、本作の大阪公演は逆に初日。EUROPE伝説の初来日から11年を経た最初のステージだったわけです。
 そんなメモリアルな現場を真空パックした本作は、まさに極上の銘品。正真正銘のオフィシャル作品があるだけに軽々に「サウンドボード級!」とは言えないわけですが、芯の極太感もディテールの細やかさもサウンドボードと間違ってあげたくなる。少なくとも、音色以外にオーディエンスらしさがまるでなく、演奏音や歌声の鮮やかさや没入感はオフィシャル作品を相手に一歩も引かない。その上で「現場にいる」というリアルな体験感まで滲み出す超・極上録音なのです。
 サウンド面では公式作に肉薄しつつ、内容面では確実に超越している。その意味をご説明する為にも、ここで『FACE IT LIVE '97』と比較しながらセットを整理してみましょう。

●フェイス・ザ・トゥルース(5曲)
・Face The Truth/Night Buzz/Good Man Shining/Opium Trial/In Your Eyes
●ワールズ・アウェイ(5曲)
・Make A Move/Where The Grass Is Green/Manic Distortion(★)/C.Y.R./From Outside In
●その他(6曲)
・ソロ:Blind/Let Me Love You/Resurrection Time
・その他:Wishing Well/Heart Of Stone/Scream Of Anger
※注:「★」印は公式ライヴアルバム『FACE IT LIVE '97』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。当時の最新作『WORLDS AWAY』と大名盤『FACE THE TRUTH』を2本軸に据え、『TOTAL CONTROL』やEUROPEナンバーを散りばめたスタイル。その中で公式作では聴けなかった「Manic Distortion」も披露されている。ヘヴィな『WORLDS AWAY』曲の中にあって快活に疾駆しつつじんわりとメロディも滲み出す曲想は日本人にも馴染みやすい。なぜ『FACE IT LIVE '97』に収録されなかったのか分からないほどのパフォーマンスをド密着サウンドで楽しめるのです。
 そして、そんなセットを綴るパフォーマンスが素晴らしいのなんの。とにかくジョンのギターがキレッキレ。時代柄ややヘヴィな音作りにはなっていますが、ダルダルな90年代ギタリスト達とは根本が違う。リフのエッジはえらくシャープでスパスパと気持ちよく、オブリやソロのラインは淀みなく流麗。師匠ゲイリー・ムーア譲りのマシンガン・ピッキングも一発一発が綺麗に整いながら滝のような勢いで注がれるのです。
 さらに、リーフ・スンディンの歌声がまた絶品。エリック・マーティンを思わせるマイルドな声質とソウルフルな歌唱力は「マイケル・シェンカーよりノーラムの曲と合う」と言われたものですが、その相性の良さは本作でも全開。特に『FACE THE TRUTH』の名曲群はグレン・ヒューズと似ても似つかないのに違和感がないという離れ業を聴かせてくれる(切々とした「In Your Eyes」の哀感と言ったらもう、もうっ)。その後のソロ・アルバムでは数曲のゲスト的な扱いでしたが、彼を対等なメイン・シンガーに据えていたらEUROPE再結成とは違った未来もあったかも知れない……そんな妄想にまで駆られるほどの好相性ぶりを楽しめるのです。
 ヨラン・エドマン、グレン・ヒューズ、そしてリーフ・スンディン。名シンガー達と縁のあったジョン・ノーラムのソロ活動。特に自身のオリジナル曲が一切ない中で相性の良さを見せつけたスンディンは逸材中の逸材でした。本作は、そんな彼とのフルショウを極上体験できるのです。オフィシャルの名作『FACE IT LIVE '97』に迫りつつ、曲数と現場感では超越している新名盤。欧州メロディアス・ハードロックの理想郷。どうぞ、本作で存分に味わい尽くしてください。

★「1997年6月19日:大阪バナナホール」公演の極上オーディエンス録音。公式『FACE IT LIVE '97』とは別公演で、音色以外にオーディエンスらしさがまるでなく、芯の極太感もディテールの細やかさもオフィシャル作品を相手に一歩も引かない。その上で「現場にいる」というリアルな体験感まで上乗せ。公式作では聴けなかった「Manic Distortion」も含め、リーフ・スンディンの歌声で甦った「ノーラム流HRの真髄」をフル体験できます。

(78:50)
1. Intro
2. Face the Truth
3. Night Buzz
4. Make a Move
5. Good Man Shining
6. Wishing Well
7. Where the Grass Is Green
8. Manic Distortion(★)
9. Resurrection Time
10. Opium Trial
11. In Your Eyes
12. Blind
13. C.Y.R.
14. Guitar Solo
15. Heart of Stone
16. From Outside In
17. Let Me Love You
18. Scream of Anger

John Norum - Guitars, vocals
Leif Sundin - Lead vocals, guitars
Anders Fastader - Bass, keyboards, backing vocals
Henrik Hilden - Drums