JUDAS PRIEST - DEFINITIVE EAST: NAGOYA & OSAKA 1978(2CD)plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 587]

JUDAS PRIEST - DEFINITIVE EAST: NAGOYA & OSAKA 1978(2CD)plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 587]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 3rd August 1978 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
Festival Hall, Osaka, Japan 5th August 1978 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 伝説の初来日を伝える伝説の名録音がアップグレード! 「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングでブラッシュアップしたプレス2CDがリリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは2公演。「1978年8月3日:名古屋市公会堂」公演と「同年8月5日:大阪フェスティバルホール」公演の極上オーディエンス録音セットです。彼らの初来日と言えば、テレビ/ラジオ放送や流出サウンドボード、超高音質オーディエンスなど、様々な記録がひしめいてもいます。ここで当時の記録を紐解き、本作のポジションを整理しておきましょう。

・7月25日:中野サンプラザ
・7月29日:芝郵便貯金ホール
・7月31日(昼の部):東京厚生年金 ←※TV放送(?)
・7月31日(夜の部)『CLASS OF '78』&TV放送(?)
・8月3日:名古屋市公会堂 ←★本作DISC 1★
・8月5日:大阪フェスティバルホール ←★本作DISC 2★
※注:各日とも代表作のみ。この他に日付不明のサウンドボード・ギフト盤『YOUNG GOD: TOKYO 1978』もあります。

【初来日を代表する2つの伝説録音】
 以上、全6公演。東名阪をコンパクトに巡りつつ、その大半は東京公演。そして、象徴的なTV放送プロショットやサウンドボード『YOUNG GOD』、極上オーディエンスの『CLASS OF '78』など、多数の名作が残されました。しかし、そうした記録は東京ばかり。本作はそれらとは一線を画する、西日本2公演を丸ごと完全収録したオーディエンス録音なのです。
 そんな本作は、伝説として語り継がれている極上マスターを「GRAF ZEPPELIN」がブラッシュ・アップした最高峰更新盤。このマスターは2015年に発掘されて当店の『LEGENDARY JAPAN TOUR 1978』としても大ヒットしたものですが、その後も超える物がない。現在、ネットでは同録音の別系等マスターが流通しておりますが、やはり最高峰は『LEGENDARY JAPAN TOUR 1978』マスターのまま。上記した通り、東京公演にはサウンドボード『YOUNG GOD』もありますが、本作の方が遙かにド迫力で高音質なのです。

【超精密な位相補正で意外なほど鮮やかに変貌】
 では、そんなサウンドボード超え録音がどうアップグレードしているのか? 本作の2公演で共通した分かりやすいアップグレード・ポイントは「位相補正」でしょうか。「GRAF ZEPPELIN」マスタリングは基本に忠実でありつつ、その精度が異様に高く、位相ズレも1/1000秒まで徹底的に補正されている。それにより、定位もビシッとセンターになっているのです。前回盤『LEGENDARY JAPAN TOUR 1978』をお持ちの方ならちょっとヘッドフォンで聴いてみてください。極太ダイレクトなサウンドではありますが、ステレオ感の中央は左目の前辺りで、頭を左側に引っぱられているような気がしませんか? これは微妙な位相ズレが原因だったのです。
 実のところ、発掘当初はこのステレオ感の原因は経年によって生まれた左右チャンネルの音量差と言われ、世界中のコレクター達は音量調整で対応。『LEGENDARY JAPAN TOUR 1978』も同様の処理が行われていました。もちろん、大幅な位相ズレであれば当時でも判別できたのでしょうが、微細なズレだったために見逃されがちだったのです。そして、本作はそのズレをビシッと補正。キッチリ眉間にセンターが来るステレオ感だけでなく、ズレによって微妙に曇っていたエッジの鋭さや芯の力強さまで向上したのです。

【個別に磨き込みつつ、統一された作品感も追及】
 位相補正の効能は名古屋/大阪の両方で感じられますが、それ以外にも双方で異なった処理も行われています。まず名古屋録音(DISC 1)で分かりやすいところでは後半「Diamonds And Rust」。どういうわけか従来マスターではこの曲の前後に音のダブりが発生(欠損ではないのでデジタル化の際にミスでもあったのかも知れません)していましたが、本作ではキチンとシームレスに整えました。さらに(人間が感じ取れるかどうか微妙なくらいの)高周波ノイズも綺麗に除去されています。
 変わっての大阪録音(DISC 2)パッと聴いて一発。ヌケの良さとダイナミズムが大きく向上しています。これは名古屋録音(DISC 1)との統一化を図った結果。従来盤『LEGENDARY JAPAN TOUR 1978』では大阪篇がややコシの弱いサウンドに感じられた方も多いのではないでしょうか。本作はそうした違和感を(不自然にならない範囲で)解消。記録としてのリアリティだけでなく、名古屋/大阪を1セットの音楽作品として聴き通せる完成度も追究したのです。
 こうして生まれ変わった初来日2公演は、まさに伝説の名に相応しい。初来日のセットは『PRIEST IN THE EAST』と似ていながら異なっておりますので、比較しながら整理しておきましょう。

●ステンド・クラス(4曲)
・Exciter/White Heat, Red Hot(★)/Better By You, Better Than Me(★)/Beyond The Realms Of Death(★)
●その他(7曲)
・運命の翼:The Ripper/Victim Of Changes/Genocide/Tyrant
・背信の門:Sinner/Diamonds And Rust/Starbreaker
※注:「★」印は公式『PRIEST IN THE EAST』で聴けない曲。

……と、このようになっています。『殺人機械』以前なために『ステンド・クラス』ナンバーが大量に聞けるわけですが、それ以上に鮮烈なのがパフォーマンスそのもの。ご存知の通り、『PRIEST IN THE EAST』はロブ・ハルフォードが風邪を引いた不調のショウであり、ヴォーカルも差し替えていました。それに対し、本作は正真正銘の絶好調。オーディンスですから一切の差し替えもオーバーダブもないのに『PRIEST IN THE EAST』と同等……いや、それ以上の凄まじい絶唱を轟かせているのです。
 もちろん、ロブだけではない。グレン&K.K.のツインもキレッキレですし、リズム隊も70年代ならではのドラマティシズムが全開。80年代になるとJUDAS PRIESTのビートは「シンプル&グルーヴ」に大転換してしまうわけですが、ここではイアン・ヒルも歌心いっぱいのラインを弾きだし、レス・ビンクスも手数でダイナミズムを演出している。そのすべてに「日本という異世界」に触れた高揚感が溢れ出してくる。なるほど、これほどハイテンションなショウなら再来日で公式ライヴアルバムを作りたくなるわけだ………そんな説得力さえ宿った大熱演が繰り広げられるのです。
 2023年の日本は、伝説の初来日から45周年。そんなアニバーサリー・イヤーに甦った本作は『CLASS OF 1978(Shades 378)』と並び、ヘヴィメタルと日本の出会いの現場を極上体験できる文化遺産アルバムです。「ジ・ュ・ー・ダ・ス・プ・リ・ー・ス・ト!」………そう呟いたあの時代がスピーカーから溢れ出てくるサウンドボード超えの大決定盤。どうぞ、最高峰更新クオリティのプレス2CDで存分にご体験ください。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)

名古屋
★位相修正。左寄りだった音像が概ねセンターに改善されています
★全体の音量バランス若干調整。序盤左チャンネルを中心に持ち上げ補正
★16khz付近に漂う高周波ノイズ除去
★Diamonds And Rust前後の曲間で生じていた音のダブリは解消

大阪
★位相修正。若干左寄りだったのが改善
★全体に低域中心にEQ調整し、コシと張りのあるサウンドに補正

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★「1978年8月3日:名古屋市公会堂」公演と「同8月5日:大阪フェスティバルホール」公演の極上オーディエンス録音セット。サウンドボード以上と言われた伝説録音を「GRAF ZEPPELIN」がブラッシュ・アップした最高峰更新盤です。強力な極太感/ダイレクト感はそのままに従来版ではズレていた位相も精密補正し、眉間にビシッとセンターが来るステレオ感を実現。さらにコシの弱かった大阪録音(DISC 2)も鮮やかに生まれ変わり、作品としての統一感も追究しました。まさに初来日を象徴する文化遺産アルバムです。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (74:16)
Live at Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 3rd August 1978

01. Intro.
02. The Great Gates Of Kiev
03. Exciter
04. White Heat, Red Hot
05. The Ripper
06. Sinner
07. Beyond The Realms Of Death
08. Better By You, Better Than Me
09. Victim Of Changes
10. Diamonds And Rust
11. Genocide
12. Starbreaker
13. Tyrant

Disc 2 (75:21)
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 5th August 1978

01. The Great Gates Of Kiev
02. Exciter
03. White Heat, Red Hot
04. The Ripper
05. Sinner
06. Beyond The Realms Of Death
07. Better By You, Better Than Me
08. Victim Of Changes
09. Diamonds And Rust
10. Genocide
11. Starbreaker
12. Tyrant

Rob Halford - Vocals
K.K. Downing - Guitar
Glenn Tipton - Guitar
Ian Hill - Bass
Les Binks - Drums


★★特別企画

★細密マスタリングで甦った初来日の伝説アルバム『DEFINITIVE EAST: NAGOYA & OSAKA 1978』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、初来日を象徴するプロショット作品『TOKYO 1978』が特別に付属致します。

JUDAS PRIEST - TOKYO 1978(Bonus DVDR)
Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 31st July 1978 PRO-SHOT

 本編プレス2CDは「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングによって甦った伝説の名録音。まさに初来日の象徴ライヴアルバムです。その解説でも触れましたが、彼らの初来日はプロショットが残された事でも知られている。そこで、象徴ライヴアルバムの「向こう側」をイメージさせてくれる映像集も特別ボーナス付属決定です。
 そんな本作は、大きく2つのセクションに分けられます。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。

●東京公演のマルチカメラ・プロショット(5曲)
 まず最初に登場するのは「1978年7月31日:東京厚生年金」公演で撮影されたマルチカメラ・プロショット(この日は1日2公演。TV放送がどちらなのか確定されておらず、2公演を混ぜている可能性もあります)。時代を感じさせるテロップから始まる、初来日を象徴する伝説映像です。「キエフの大門」が鳴り響くステージ遠景には、スモークの中にメンバーの後ろ姿が浮かびます。そして「Exciter」のイントロリフと共にパッとふり返るグレン・ティプトン! まさに伝説そのものとなっているオープニング・シーンが繰り広げられるわけです。
 さらに歌い出しでライトに照らされるロブは白い衣装で、まるで「貴公子」「王子様」のような出で立ち。その後も赤いフリンジ衣装や『STAINED CLASS』のアートワークを想起させる虹色の映像処理など、世界観はあくまで英国ファンタジー系。この英国優男が1年後には皮と鋲に包まれた「メタル神」になろうとは、誰が想像できたでしょう。
 そして、素晴らしいのがクオリティ。エッジの甘い画面は「オフィシャル級!」と喧伝するタイプではありませんが、その一方で最高峰なのも確か。ヒスノイズも大幅に緩和されたベスト・マスターで収録されています。

●「Exciter」のスタジオ・ライヴ(3テイク)
そんな象徴ライヴ・プロショットに続くのは、プロモーション出演したTV番組プロショット。「Exciter」3テイクを追加収録しています。
 いずれもマイムによる演奏シーンではありますが、その時代感は圧倒的。やはりレザー&スタッドとはまるで違う衣装で熱演を繰り広げるわけですが、それ以上に強烈なのが番組テロップ。「JUDAS PRIEST…! "ユダ信奉者"という名のグループ」「'80年代のブリティッシュ・ロック復権に命を賭ける5人の若者達!!」等々など。その内容も、顔に被ろうとお構いなしに画面のド真ん中にぶち込む表示法にも言葉を失う。むせ返るまでの時代感です。
 また3テイク目のみ二度目の来日時に放送されたもの。パフォーマンス自体は「Exciter #1」の再放送で衣装も初来日の「貴公子」仕様ですが、背景に『KILLNG MACHINE』の裏ジャケも写っています。そんな豆知識はさておき、この3テイク目のスゴ味は番組そのもの。国民的な「午後11時」番組でして、故愛川欽也氏も登場する。まさか氏がメタル・ファンなはずもなくお仕事モードではあるのですが、それでもキンキンがJUDAS PRIESTについてしゃべっている姿はインパクトあります。

 本編プレス2CDはリアル・サウンドでコンサート現場を甦らせていますが、本作は「当時の日本」そのものを映しだしている。どちらも違う手法ながら時代を飛び越える傑作タイムマシンなのです。本編プレス2CDの「向こう側」をイメージさせてくれるだけでなく、本作自体が濃厚な時代の薫りを発散する文化遺産でもある。どうぞ両作併せ、45年前の日本を存分に味わい尽くしてください。

1. The Great Gate Of Kiev
2. Exciter
3. White Heat, Red Hot
4. Beyond The Realms Of Death
5. Diamonds And Rust
6. Starbreaker

Live at TV Studio, Tokyo, Japan July 1978

7. Exciter #1
8. Exciter #2
9. Exciter #3
★11PM スタジオ・ライヴ。キンキン(愛川欽也)がジューダスを語る!小野ヤスシがつっこむ!

Rob Halford - Vocals
K.K. Downing - Guitar
Glenn Tipton - Guitar
Ian Hill - Bass
Les Binks - Drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 35min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "DEFINITIVE EAST: NAGOYA & OSAKA 1978"(ZODIAC 587)