PINK FLOYD - WEMBLEY 1974 2ND NIGHT MASTER TAPES(3CD) [Sigma 314]

PINK FLOYD - WEMBLEY 1974 2ND NIGHT MASTER TAPES(3CD) [Sigma 314]

販売価格: 4,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Empire Pool, Wembley, London, UK 15th November 1974 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE
Another Mike B Classic

 コレクター界を震撼させている「Mike B」の新発掘マスター・シリーズ。その最新作となるPINK FLOYDの大元カセットが2種同時リリース決定です。
 その第二弾である本作に刻まれているのは「1974年11月15日ウェンブリー公演」。“British Winter Tour”の象徴とも言うべき伝説オーディエンス録音です。1974年は試行錯誤で新曲を育てていくステージが凄まじい人気を誇る時期ですが、数が限られているわりに似たタイトルのライヴアルバムが多かったりもする。その辺の音源事情も把握する意味でも、まずは当時の活動概要をスケジュールで俯瞰してみましょう。

“1974 French Summer Tour”
・6月18日ー26日:フランス(7公演)
“1974 British Winter Tour”
・11月4日+5日:エディンバラ(2公演)
・11月8日+9日:ニューカッスル(2公演)
・11月14日ー17日:ウェンブリー(4公演)←★ココ★
・11月19日:ストーク=オン=トレント公演
・11月22日:カーディフ公演
・11月28日ー30日:リバプール(3公演)
・12月3日ー5日:バーミンガム(3公演)
・12月9日+10日:マンチェスター(2公演)←※MANCHESTER 1974
・12月13日+14日:ブリストル(2公演)

 これが1974年のPINK FLOYD。夏のフランス/冬の英国に分けられ、記録が集中しているのは“エンパイアプール(現:ウェンブリー・アリーナ)”での4連続公演です。それでは、さらに日程をズームしてみましょう。

●ウェンブリー4公演の詳細
・11月14日:エンパイアプール公演
・11月15日:エンパイアプール公演 ←★本作★
・11月16日『WEMBLEY 1974 PRE FM MASTER: 3 SOURCE MIX』
・11月17日『WEMBLEY 1974 FINAL NIGHT: UNPROCESSED MASTER』他

……と、このようになっています。「11月15日/16日」はサウンドボードが残され、先日リリースされた『狂気』の50周年ボックスにも採用されました。本作もその「11月15日(2日目)」ではありますが、細切れサウンドボードではなく、通称「Recorder 3」と呼ばれるフルのオーディエンス録音です。この録音自体も90年代の昔からGreat Daneレーベル盤などで知られ、当店の『WEMBLEY 1974 2ND NIGHT: UNPROCESSED MASTER』としても愛されてきた大定番なのですが、実は「Mike B」による作品だった。今回、その事実を明かす大元カセットが奇跡の発掘。ダイレクトにデジタル化されたのが本作なのです。

【別物級アップグレードを果たした伝説録音】
 そして、衝撃なのはそのサウンドでして、大元カセットの鮮度はまるで別物級なのです。誤解しないで頂きたいのですが、この録音は古くから極上サウンドで有名。既発群を1本でも体験された方ならご存知と思いますが、極太な芯も距離感ゼロなダイレクト感も圧倒的で、以前から1974年最高傑作の最有力と目されてきました。それにも関わらず、本作は別物のようにアップグレードしている。
 何よりも鮮烈なのは鳴りの美しさ。従来マスターのヴィンテージ感がサッと拭い去られ、無音は深淵の闇を描きだし、そこから浮き立つ輪郭はくっきりと際立っている。しかも、その鳴りには僅かな曇りも感じられず、艶っ艶のテラッテラ。1音1音の立体感も格段に向上しており、まるで黒真珠のような深みと輝きを併せ持ったサウンドなのです。

【FLOYDサウンドの真価を伝える空間録音の最高峰】
 その聴き応えは、前述のサウンドボードを超えていると言ってもいい。もちろん、サウンドボードも公式化されるほど極上ではあるわけですが、ライン特有の超タイト感は広がりに欠けてもいる。その点、本作は公式サウンドボードと同等の力強さと美しさを誇りつつ、ワイドな空間感覚も兼ね備えているのです。そして、これこそがFLOYDサウンドの真骨頂。そもそも彼らはコンサートの会場音響をプログレスさせてきたバンドであり、そのライヴ・サウンドは現場録音でこそ真価を発揮する。本作は、その最高峰盤でもあるわけです。
 それにしても素晴らしい。美しすぎる輝きのアップグレード・サウンドです。従来マスターと同じくキュル音から「Shine On You Crazy Diamond」がスタートするのでお馴染みの伝統録音なのは間違いないものの、聴き応えはまったくの別物。あの名録音が「Mike B」の作品だったとは、その大元カセットがここまでスゴいとは(ちなみに、このショウはポール&リンダのマッカートニー夫妻も観に来ており、終演後には「Mike B」と感想を語り合ったそう。それも凄いエピソードです)。オフィシャル収録も行われた本気の名演を、オフィシャル以上の美音で伝える超名盤。その輝きを永久に残すプレス2CDで、ここに堂々の誕生です。

★「1974年11月15日ウェンブリー公演」の伝説オーディエンス録音。古くから知られる大定番録音で、話題の録音家「Mike B」による大元カセットからダイレクトにデジタル化された銘品。そのサウンドは別物級のアップグレードで、公式サウンドボードと同等の力強さと美しさを誇りつつ、FLOYDらしいワイドな空間感覚も兼ね備えている。1974年最高傑作ライヴアルバムの最有力候補となる絶対盤です。

★★既発よりも遥かに音質良し。流石のマスター・クオリティです。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(62:59)
1. Shine On You Crazy Diamond
2. Tunings
3. Raving And Drooling
4. Tunings
5. You Gotta Be Crazy 

Disc 2(58:43)
The Dark Side Of The Moon

1. Speak To Me
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. Breathe(Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse

Disc 3(24:38)
1. Audience
2. Echoes