JIMMY PAGE & ROBERT PLANT - OSAKA 1996 2ND NIGHT: DAT MASTER(2CD) [Wardour-569]

JIMMY PAGE & ROBERT PLANT - OSAKA 1996 2ND NIGHT: DAT MASTER(2CD) [Wardour-569]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan 19th February 1996 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 伝説の名盤『10 DAYS』のオリジナルDATマスターからのアッパー復刻シリーズも遂に今回が最後。大阪二日目とツアー最終日の福岡をリリースいたしますが、まずは大阪二日目。そもそもこれら二日間というのはサウンドボードが存在する大阪初日&名古屋の後ということからリアタイ・リリース以外になるとアイテムの数が少なく、ましてや初登場曲がなかったことから印象の薄い感が否めませんでした。
 しかしリアタイ勢の間では名演との誉れ高き一日であり、むしろ新しいレパートリーがないからこそ、それぞれの楽曲に集中できた掛け値なしの名演へと結びついたのではないでしょうか。おまけに日本公演も終盤ということで自信に溢れ、イイ感じに肩の力も抜けてきたというタイミング。名演になる予感しかなかったと言っても過言ではないかもしれません。
 そんな充実の一日を誰もが忘れかけた頃にリリースされた独自音源の名盤が『OSAKA 1996 2ND NIGHT DAT MASTER』でしょう。『10 DAYS』は入手困難すぎ、リアタイ以外のマニアにとってはようやく大阪二日目という名演に触れることができた画期的なリリースとなったはず。そうなるとなおさら『10 DAYS』ボックスのリアタイ・リリースにも触れてみたくなるというのがマニアというもの。そこで始まったこれまでの『10 DAYS』DATマスター・シリーズが我が国はおろか、世界中のマニアにとっても「待ってました!」と言われるほど画期的なリリースとなりました。

 大阪二日目に関しても『OSAKA 1996 2ND NIGHT DAT MASTER』(以下“既発盤”と称します)と今回の『10 DAYS』マスターはどちらもハイクオリティなオーディエンス録音でありながら、その質感はまるで違う。既発盤は広がりと迫力のある録音状態でしたが、『10 DAYS』マスターはソリッドかつ繊細な音質。言い換えるならヘッドフォンで聞くなら既発盤、スピーカー映えするのは今回の『10 DAYS』マスターだと言ってもらえれば音質の違いを察してもらえるかと。
 そうした録音状態もあってか、これまでリリースしてきた『10 DAYS』マスターの中でも1996年当時と比べてアッパー感が大きく現れている一日となったのです。これもまたテクノロジーの進化によって当時よりもDATの情報量を多く取り込めるようになった恩恵。イコライズを加えるまでもなく(本当に必要ありませんでした)DATマスター本来の音質を限定プレスCDに封じ込めることに成功しました。
 今回のリリースと比べるとオリジナルのボックスの音は少し窮屈に聞こえてしまうことでしょう。同ボックスの中でも少し異質な音質を放った一日でもあり、なおさら今回のリリースの方が本来のソリッドな質感を堪能してもらえるのでは。例によってここでも周囲が静かな状態で録音されており、それが聞きやすさに貢献しているのです。

 そして演奏が抜群。前年からツアーをこなしてきた上に日本公演も9日目ということからバンドは盤石の域。ペイジに至ってはオープニングからして絶好調の極み。「Heartbreaker」のソロからして切れ味が違う。それでいてアコースティックなアレンジのレパートリーが大量投入された日本公演ならではの構成も堂々たるものへと進化。「Gallows Pole」までは実質的にセカンドとサードからの曲だけというセットリストも日本だからこそ出来たパターンであり、実にマニア泣かせな展開でした。
 この初期アルバム展開が落ち着いて登場したのは東京二日目以来の「Nobody’s Fault but Mine」。関西のマニアはこの時初めて同曲の新アレンジを聞かれたはずで、むしろ「When The Levee Breaks」みたいな雰囲気の演奏が面白く感じられたことでしょう。一方でマイナー・ブルース・コーナーが再び「Since I’ve Been Loving You」に戻ったのもこの日の意外な驚き。日本公演と言えば「Tea For One」の印象が強すぎて、ここにきて原点へ戻る足腰のしなやかさもこの日らしいところ。
 そしてアンコールの「Black Dog」においてはファンキーなアドリブから演奏がスタートしており、こんなところからもツアー終盤らしい余裕が伺える。何よりプラントの力強い歌いっぷりが素晴らしい。正に名演となった大阪二日目、その伝説の一日を伝説の『10 DAYS』ボックスのオーディエンス録音にてじっくりとお楽しみください。おまけにボックスよりも音質が向上!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (70:47)
1. Intro
2. Egyptian Intro.
3. Celebration Day
4. Bring It On Home
5. Heartbreaker
6. What Is and What Should Never Be
7. Tangerine
8. Thank You
9. Hurdy-Gurdy Solo
10. Gallows Pole
11. Nobody's Fault but Mine
12. The Song Remains the Same
13. Since I've Been Loving You
14. Band Introductions
15. Whole Lotta Love

Disc:1 (57:26)
1. Dancing Days
2. Egyptian Intro
3. In the Evening
4. Four Sticks
5. Kashmir
6. Black Dog
7. Rock and Roll