PINK FLOYD - AT THE RAINBOW 1973(2CD) [Sigma 316]

PINK FLOYD - AT THE RAINBOW 1973(2CD) [Sigma 316]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Rainbow Theatre, London, UK 4th November 1973(1st & 2nd Show) PERFECT SOUND(UPGRADE) (from Original Masters)

話題の「Mike B」コレクションから、“DARK SIDE OF THE MOON Tour”の衝撃マスターが新発掘! 関連音源も駆使し、最長・最高峰を更新する決定盤に仕上げて永久保存決定です。
 そんな本作に刻まれているのは、1日2回で実施された特別コンサート。「1973年11月4日レインボー・シアター公演」の伝説オーディエンス録音です。このショウは“DARK SIDE OF THE MOON Tour”の一部でありつつ、不慮の事故で下半身不随となったロバート・ワイアット支援のためのベネフィット・コンサートでもありました。まずは、当時の活動概要を振り返りつつ、ショウのポジションを確認してみましょう。

●1973年
・1月13日ー2月4日:パリ(4公演)
《3月1日『狂気』発売》
・3月4日ー24日:北米#1(16公演)←※DEFINITIVE BOSTON 1973他
・5月18日+19日:ロンドン#1(2公演)←※EARLS COURT 1973他
・6月16日ー29日:北米#2(12公演)←※TAMPA 1973他
ー約3ヶ月半後ー
・10月12日+13日:欧州(2公演)←※VIENNA 1973
・11月4日:ロンドン#2(1日2公演)←★ココ★

 これが19736年のPINK FLOYD。ツアー本編は夏の「北米#2」で一区切りしており、秋には欧州3日間(4公演)のみ。本作の“レインボー・シアター”公演は、その最後の2公演でもありました。もうピンと来ている方もいらっしゃると思いますが、この2公演は以前から名録音が残された事でも有名で、当店でも『RAINBOW 1973(Sigma 166)』が大定番となってきました。本作は同じ録音でありつつ、その最高峰を更新する新マスターなのです。

●「Mike B」コレクションでアップグレードを果たしたレイト・ショウ
 そんな本作最大のポイントは、1日2公演のうちのレイト・ショウ(DISC 2)。衝撃作を連発している「Mike B」コレクションから発掘された新マスターなのです。その違いは長さからも明らか。ショウは『狂気』の後、アンコールで「Obscured By Clouds」「When You're In」を演奏するのですが、このアンコール前のチューニングが従来よりも長い。本作では別録音で補填して過去最長も目指していますが、約50秒分は別録音にも存在しなかった史上初登場の記録なのです。
 もちろん、チューニングの長さはあくまで新マスターの証拠にすぎず、肝心なのは全編を貫くサウンドそのもの。こちらも従来マスターよりも明らかに若ジェネなのです。全編が瑞々しくナチュラルに甦っておりますが、あえて一番分かりやすいパートを挙げるなら「Money」でしょうか。特にイントロのレジスター音など「これ、本当に同じ録音?!」と思うほど。既発をお持ちの方ならちょっと再生して頂きたいのですが、従来マスターは左チャンネルがオフ気味に始まり、ドラムが入る直前にやっと左チャンネルが回復する感じでした。しかし、今回の「Mike B」マスターは、この左チャンネルの音落ちが最初からない。レジスターも立体的に美しく、左チャンネルに入っていた歓声もリアルに沸き立っています。
 さらに言えば、音質そのものも艶やかにアップグレード。従来版のゴワゴワ感がサッと拭われ、鳴りそのものが滑らかなのです。これはかつてなかったこと。実のところ、これまでの既発群は90年代に発掘されたマスターを起点としており、ジェネ的には同じもの。リマスターの手法や無加工感などマイナーなバージョン違いで最高峰を競ってきました。しかし、今回の「Mike B」マスターは違う。ジェネそのものが若くなっており、完全に一段上のレベルに上がった決定盤なのです。

●アーリー・ショウも最高峰更新の新マスター
 話の順序が逆になってしまいましたが、本作は1日2公演の完全セットであり、アーリー・ショウ(DISC 1)も最高峰を更新するアップグレード盤です。アーリー・ショウも2種の録音「Nigel B」と「Steve B」が知られており、本作では両者のベスト・マスターを組み合わせて最長・最高峰版に仕上げられています。良い機会でもありますので、ここで2種の録音もチェックしておきましょう。

・メイン:「Steve B」録音
 2ndジェネながらサウンドは「Nigel B」を大きく凌駕。従来盤よりも安定したアップグレード・マスターを使用。
・補完用:「Nigel B」録音
 やや歪みがあるものの、過去最高の大元マスター起こし。「Steve B」に欠けていた開演パートを補填。

……と、このようになっています。こうした処理は従来盤と変わらないのですが、今回はメインの「Steve B」がアップグレードしている。世代的には従来と同じ2ndジェネではありますが、従来マスターではふらついていたステレオ感が安定した新マスターを使用しています。従来はモノ化することでふらつきを抑え込んでいましたが、今回はステレオ・テープのままデジタル化しても安定して楽しめる。より厳密にアンプロセスト(無加工)なナチュラル・サウンドを楽しめるのです。

 アーリー・ショウも過去最高を更新していますが、やはり衝撃なのは「Mike B」マスターによるレイト・ショウでしょう。従来とはレベルの違う超若ジェネ・サウンドは、まさに異次元の新体験です。特に必聴なのがアンコール。1日2公演という事もあって普段とは違って「Obscured By Clouds」「When You're In」がセレクトされているのですが、レイト・ショウはこの2曲日のラスト・パフォーマンスでもあるのです。半世紀を経て想定外のアップグレードを果たした50周年の記念盤。どうぞ、最高峰の輝きを永久に残すプレス2CDで存分にご体験ください。

★「1973年11月4日レインボー・シアター公演」の伝説オーディエンス録音。1日2公演の完全セットで、特にレイトショウは話題の「Mike B」コレクションから発掘された若ジェネ・マスター。従来盤よりも長く、遙かにナチュラルで美しい。アーリー・ショウも従来版より安定感のある新マスターで、ロバート・ワイアット支援の特別公演をフル体験できる文化遺産アルバムです。

★最初の80枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(68:37)
Early Show

The Dark Side Of The Moon

1. Speak To Me ★0:00 - 2:27 補填
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. Breathe(Reprise) ★0:35 - 左音圧上げもヒスが大きくなるので少しだけ。
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage

11. Eclipse
12. Tuning
13. Obscured By Clouds
14. When You're In

Disc 2 (70:50)
Late Show: Another Mike B Classic

The Dark Side Of The Moon

1. Speak To Me ★0:00 - 0:22 補填。
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. Breathe(Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse

12. Tuning ★0:00 - 0:48 初登場 (別音源にも入ってない) / ★0:00 - 1:31 本ソースで初登場
13. Obscured By Clouds
14. When You're In