KAJAGOOGOO - LONDON 1983(1CDR+DVDR) [Uxbridge 2010]

KAJAGOOGOO - LONDON 1983(1CDR+DVDR) [Uxbridge 2010]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Hammersmith Odeon, London, UK 31st May 1983 STEREO SBD/PRO-SHOT

 リマールと共に衝撃のデビューを飾り、一気にスターダムにのし上がっていった1983年のKAJAGOOGOO。そのステージを楽しめるサウンドボード/プロショットの豪華セットが登場です。
 そんな本作に収められているのは1つのショウから生まれた2つの極上記録。「1983年5月31日ハマースミス・オデオン公演」のステレオ・サウンドボード録音をDISC 1、マルチカメラ・プロショットをDISC 2に配した2枚組です。前身バンドART NOUVEAUは1978年から活動していましたが、リマールが合流してKAJAGOOGOOと改名したのは1981年。レコード会社と契約してライヴ活動も行うようになったのは1982年になってからでした。まずは、そんな黎明期を日程で振り返り、本作のポジションも確かめてみましょう。

●1982年
《7月:EMIレコードと契約》
・9月29日ー11月7日:英国#1(4公演)
・12月17日:ロンドン公演
●1983年
《1月:シングル『Too Shy』発売》
・3月4日:ニューカッスル公演
《4月18日『WHITE FEATHERS』発売》
・5月3日ー31日:英国#2(24公演)←★ココ★
・6月7日ー25日:欧州(8公演)
・7月30日:フィンランド公演
《8月:リマール解雇→9月5日:シングル『Big Apple』発売》
・9月12日:サンフランシスコ公演
・9月17日+18日:西ドイツ(2公演)

 これが1982年/1983年のKAJAGOOGOO。当時の記録はやや曖昧な点もあるので上記も厳密とは言い難いのですが、おおよそのスケール感はご理解頂けるのではないでしょうか。1983年に入るとアルバム『WHITE FEATHERS』発売を機にツアーを開始したわけですが、それから4ヶ月後には突如リマールが解雇されてしまいます。本作のハマースミス公演は、そんな分裂劇が起きる前、泡沫の黄金時代だった「英国#2」。彼らにとって初ツアーの最終日でもありました。
 このショウはかつて映像作『WHITE FEATHERS TOUR』として公式リリースされたことでも知られており、本作はそんな公式品のコピー。。。では、ありません。ライヴアルバム篇もプロショット篇も公式とは異なる放送版なのです。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。

【CD:BBC原盤から起こされたFM放送バージョン】
 まず登場するのは、ハマスーミス公演のステレオ・サウンドボード録音。公式作の音落としではなく、FM放送版です。公式版が有名なためにFM放送があったこともあまり知られていないのですが、本作はその貴重なベスト・マスターからCD化されています。その正体は、最近になって発掘された原盤ソースです。ただし、クオリティは完全無欠というわけでもない。基本のクオリティはプレス化も可能なほどなのですが、数カ所でわずかにノイズが混じる。実はこの点に関しては、公式版でも同じ。放送版でも同じという事は、マスターや劣化の関係ではなく80年代初頭の大らかな収録基準が原因なのでしょう。いずれにせよ、これ以上は望めないわけです。
 もちろん永久保存には至らなくても、楽しむ分には十分なクオリティ。そんじょそこらのオーディエンスとはワケが違うバリバリのサウンドボードですし、BBCのナレーションもいかにも80年代な香りが漂う。同じようなFM放送でも90年代以降だと音圧稼ぎされてパッツンパッツンになりがちですが、本作はナチュラル感たっぷり。公式版とも異なるミックスもポイントです。

【DVD:FM放送より長尺なTV放送プロショット】
 続いて登場するのは、映像篇の放送バージョン。こちらも完全オフィシャル級と呼ぶにはやや白みがかった画面ではありますが、アナログ・ダビングの跡が見られない艶やかさが素晴らしい。それ以上に重要なのは、長さ。FM放送版(DISC 1)は放送枠の関係か3曲ほどカットされていましたが、映像版は約10分長い15曲仕様なのです。その曲数ボリュームを実感して頂くためにも、ここでセットを整理しておきましょう。

●君はTOO SHY(10曲)
・Kajagoogoo/This Car Is Fast/Hang On Now/Magician Man/Ooh To Be Ah/White Feathers/Frayo(★)/Ergonomics/Too Shy/Lies And Promises(★)/Hang On Now
●その他(4曲)
・シングルB面:Interview Rooms/Monochromatic/Take Another View
・その他:Over The Top(★)
※注:「★」印は映像篇のみに収録。

……と、このようになっています。デビュー作『WHITE FEATHERS』の全曲を披露し、さらにシングルB面曲なども追加して補強。恐らく、当時演奏できるレパートリーを動員したのでしょう。まさに「生演奏版WHITE FEATHERS+α」なステージが楽しめるのです。
 デビュー直後のリマール時代を象徴してきたハマースミス・ライヴ。そのFM放送サウンドボードとTV放送プロショットをカップリングした決定盤です。肝心要のデビューアルバム『WHITE FEATHERS』と一緒に味わいたい2枚組。どうぞ、存分にご堪能ください。

★まだリマールが在籍していた「1983年5月31日ハマースミス・オデオン公演」のステレオ・サウンドボード録音/マルチカメラ・プロショットをセットした2枚組。ライヴ篇(DISC 1)はBBCの放送原盤をソースとしたFMサウンドボードで、映像篇(DISC 2)もTV放送版のベスト・マスター。『WHITE FEATHERS』の全曲に加え、シングルB面曲なども披露するショウをたっぷり楽しめます。


CD(48:48)
BBC Rock Hour FM Broadcast

01 Big Apple
02 Monochromatic
03 On A Plane
04 Islands
05 The Power To Forgive
06 Too Shy
07 Lies And Promises
08 Melting The Ice Away
09 The Lion's Mouth
10 White Feathers
11 The Loop
12 Turn Your Back On Me
13 Ooh To Be Ah
14 Part Of Me Is You
15 Kajagoogoo


STEREO SOUNDBOARD RECORDING

DVD
1. Intro
2. Kajagoogoo
3. Interview Rooms
4. This Car Is Fast
5. Monochromatic
6. Hang On Now
7. Magician Man
8. Take Another View
9. Ooh To Be Ah
10. Over The Top
11. White Feathers
12. Frayo
13. Ergonomics
14. Too Shy
15. Lies & Promises
16. Hang On Now

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.59min.

Limahl - lead vocals
Steve Askew - guitars
Stuart Neale - keyboards, backing vocals
Nick Beggs - bass guitar, backing vocals
Jez Strode - drums, percussion