EUROPE - PARIS 1989(2CDR) [Shades 1902]

EUROPE - PARIS 1989(2CDR) [Shades 1902]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Le Zenith, Paris, France 22nd March 1989 TRULY PERFECT SOUND

 巧者キー・マルセロを迎え、哀愁ハードポップの極みを体現していた『OUT OF THIS WORLD』時代のEUROPE。その現場をフル体験できる新マスターが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1989年3月22日パリ公演」。その超・極上オーディエンス録音です。“OUT OF THIS WORLD Tour”は全盛期でありながら録音には恵まれない穴場の時期。良い機会でもありますので、まずはワールドツアーの全景から振り返ってみましょう。

●1988年
・7月16日ー8月21日:北米(26公演)
《8月5日『OUT OF THIS WORLD』発売》
・11月26日ー12月20日:アジア#1(10公演)
●1989年
・1月10日ー4月5日:欧州(59公演)←★ココ★
・8月19日:ミルトンキーンズ公演
・9月17日:ウェストハリウッド公演
●1990年
・2月25日+26日:チリ(2公演)
・11月22日ー12月8日:アジア#2(9公演)

 これが『OUT OF THIS WORLD』時代のEUROPE。二度目の来日公演も思い出深いところですが、本作のパリ公演は、その直後に行われた「欧州」レッグの一幕でした。この「欧州」レッグからはサウンドボード名盤『OUT OF THIS WORLD TOUR: LONDON & ROTTERDAM 1989(Shades 1039)』も定番となっていますので、さらに日程をズームしてそれぞれの位置関係も確認しておきましょう。

●「欧州」レッグの詳細
・1月10日ー3月30日:欧州(48公演)
*3月22日:パリ公演 ←★本作★
・3月23日ー3月30日:欧州(6公演)
*4月1日:ハマースミス公演 ←※OUT OF THIS WORLD TOUR
・4月2日:バーミンガム公演
*4月4日:ロッテルダム公演 ←※OUT OF THIS WORLD TOUR
・4月5日:フォレスト公演

……と、このようになっています。そんなショウを真空パックした本作は、まさに極上の銘品。最近になって公開された大元マスターなのですが、これがもう「超」付きの極上サウンド。それも「超々々々々……」とズラズラ並べたくなるほどの。音色にオーディエンスっぽさもあるのですが、オンな芯の極太感や距離を感じさせないダイレクト感、ディテールの細やかさ、セパレート感の鮮やかさ………項目を1つひとつチェックしていくとすべて完全サウンドボード級。と申しますか、正真正銘サウンドボードである『OUT OF THIS WORLD TOUR: LONDON & ROTTERDAM 1989』にも負けていない。いや、ナチュラルな美しさでは勝っているほどなのです。
 特に衝撃なのはオーディエンスではウィークポイントになりがちなベース。アタックの1音1音がゴリッゴリに際立ち、それが他楽器と絡み合っても決して混じり合わない。ハッキリ言って、これほどのベース・サウンドは2023年録音だとしてもそうそうお目にかかれないものじゃない。しかも、本作はベースが飛び出すような録音ではなく、アンサンブルは極めて整っている。目立たない自然なバランスのベースにも関わらず、極めて鮮明。つまり、ベース以外の全楽器も同じように鮮やかくっきりサウンドなのです。
 何とも衝撃の超極上サウンドなのですが、実はそれも当然なのかも知れません。何しろ本作は、世界中のコレクターから熱い眼差しを注がれている「Stephane」氏コレクションの最新弾なのです。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、「Stephane」氏は80年代末/90年代初頭のHR/HM系で凄まじい名録音を大量に公開している人物。当店でもBLACK SABBATHやIRON MAIDENのプレス名盤を筆頭に幾多のバンドの名録音をお届けしていますが、本作はその中でも最高傑作クラスの超・名録音なのです。
 そんな超絶サウンドで描かれるのは、全盛時代の名曲を濃縮還元した“OUT OF THIS WORLD Tour”。放送枠に準じたサウンドボード・アルバム『LONDON & ROTTERDAM 1989』とは違って終始一貫のフル録音であり、さらに名曲群がたっぷり披露されるのです。その豪華さを実感していただくためにも、ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。

●アウト・オブ・ディス・ワールド(10曲)
・Ready Or Not/Just The Beginning(*)/Let The Good Times Rock/Sign Of The Times/Lights and Shadows(*)/More Than Meets the Eye/Coast To Coast(★*)/Open Your Heart/Tower's Callin'(*)/Superstitious
●その他(10曲)
・ファイナル・カウントダウン:Danger On The Track/On The Loose/Carrie/Heart Of Stone(★)/Cherokee(★)/Rock The Night/The Final Countdown
・その他:Stormwind/A Hard Day's Night(★*)/Hound Dog(★*)
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『OUT OF THIS WORLD TOUR』で聴けなかった曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。

 軸となるのは明らかに『OUT OF THIS WORLD』でして、全12曲中10曲という大盤振る舞い。『OUT OF THIS WORLD』はセールスこそ『THE FINAL COUNTDOWN』に及ばなかったものの、曲の良さで最高傑作とも言われるほどの名作。しかも、ステージ・テンションでパワフルに甦った名曲群はオーバープロデュース気味だったスタジオ作さえ凌駕しており、まさにハードポップのシャングリラそのものなのです。
 まさに「生演奏版OUT OF THIS WORLD」「パワー化した大名盤」となるフル・ライヴアルバムです。「本来であればオフィシャル・リリースされるべき」とは極上サウンドボードへの褒め言葉ですが、本作はオーディエンス録音にも関わらず、その言葉がぴったりとハマるのです。「ノーラムにしか興味ない」という方に無理強いはしませんが、本当は無理強いしたいほど極上な新名盤。まさに北欧メタルの極北、どうぞ存分にお楽しみください。


★「1989年3月22日パリ公演」の超絶級オーディエンス録音。オンな芯の極太感や距離を感じさせないダイレクト感、ディテールの細やかさ、セパレート感の鮮やかさ……すべて完全サウンドボード級。と申しますか、正真正銘サウンドボードである『LONDON & ROTTERDAM 1989』にも負けていない。いや、ナチュラルな美しさでは勝っているほどです。大名盤『OUT OF THIS WORLD』の全12曲中10曲が大盤振る舞いされる名曲だらけのフルショウを体験できる北欧メタルの極北アルバムです。


Disc 1 (60:52)
1. Intro
2. Ready Or Not
3. Just The Beginning
4. Danger On The Track
5. Let The Good Times Rock
6. On The Loose
7. Sign Of The Times
8. Carrie
9. Lights And Shadows
10. Stormwind
11. More Than Meets The Eye
12. Drum Solo
13. Coast To Coast
14. Jam

Disc 2(55:33)
1. Open Your Heart
2. Tower's Callin'
3. Guitar Solo
4. Heart Of Stone
5. Cherokee
6. Rock The Night
7. Superstitious
8. The Final Countdown
9. A Hard Day's Night
10. Hound Dog

Joey Tempest - Vocals
Kee Marcello - Guitar, Backing Vocals
John Leven - Bass
Mic Michaeli - Keyboards, Backing Vocals
Ian Haugland - Drums, Backing Vocals