RUSH - CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER: REMASTERED EDITION(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Cygnus 018]

RUSH - CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER: REMASTERED EDITION(1CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [Cygnus 018]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Agora Ballroom, Cleveland, Ohio, USA 26th August 1974 STEREO SBD(UPGRADE)

 RUSH初期の大決定ライヴアルバムが、最新リマスターの決定盤として登場です! 先頃、結成40周年の記念ツアー「R40: LIVE 40TH ANNIVERSARY TOUR」を開始したRUSH。ラストツアーともアナウンスされ、本格的にライヴキャリア総決算の段階に入った彼らですが、本作は、そんなRUSHの“もっとも古い放送音源”としても知られるもの。なにしろ、ニール・パートの加入が「1974年7月29日」で、本作の録音は「8月26日」。黄金トリオが揃ってわずか1ヶ月ほどのパフォーマンス。まさに彼らのスタート地点を記録したライヴ・アルバムなのです(オーディエンス録音でも、本作より古いものは8月14日ペンシルヴァニア公演のみ。残念ながらジョン・ラトジー時代のライヴは確認されていません)。
 貴重さだけでなく、クオリティも凄まじい。「放送音源」と言ってもピンキリですが、本作は間違いなく極上レベル。古くから何度も何度も音盤化された大定番ライヴでもあるのですが、本作の元になっているのは2000年再放送のプリFMマスター。2001年には、同じプリFMマスターから「THE FIFTH ORDER OF ANGELS」というアイテムが制作され、そのコピーがレア盤「ABC: LIVE FROM CLEVELAND’S AGORA BALLROOM 1974」としてリリースされたほどなのです(現在でも入手できるのは後者のアナログ盤くらい)。本作は、そんな大決定音源を現代技術でリマスターしたライヴ・アルバムです。従来あったハム・ノイズを軽減し、クリアさとダイレクト感が増強。高域・低域とも原音とは比較にならないほど向上し、スケールアップしたサウンドに仕上げました。元々、バッキバキに轟くゲディ・リーが凄まじいライヴでしたが、そのリアリティが(ナチュラルな感触を失わないまま)クッキリと浮かび上がってくるのです。
 そんなスーパーサウンドで聴ける初期RUSHの演奏は、字面通りの空前絶後。後の精緻な演奏は一線を画し、荒々しく、生々しく、猛々しい。デビュー当初「ZEPPELINタイプ」と称された通り、いえ、それ以上のパワフルで溌剌としたロックを叩きつけてくるのです。演目も「R40 TOUR」で話題をさらった「What You're Doing」をはじめ、ニールが加入前の「閃光のラッシュ」から8曲中6曲が演奏。そこに、まだ制作されていない「夜間飛行」からも「Best I Can」「In The End」が披露されています。この2曲は、「夜間飛行」の中でもニールが作詞していない曲であり、ストーリーテラーとなる以前、純粋にロックを突っ走っていたRUSHが総決算されているステージなのです。
 さらに、本作では結成間もなく書かれた「Fancy Dancer」や「Garden Road」、ラリー・ウィリアムズのカバー「Bad Boy」といったアルバム未収録曲も披露。「Bad Boy」こそ、翌1975年にも演奏され、いくつもの録音が残っていますが、他のオリジナル2曲は極めて貴重。特に「Garden Road」は、当時のオリジナル放送にはなく、2000年の再放送で初めて出てきたという、ド級のレア曲なのです。それを、完全オフィシャル・レベルのサウンドで聴ける……。全編、聴きどころの嵐のような演奏に溢れかえった1枚ですが、この1曲だけでも手に入れる価値がある。いえ、聴いていないなど、あり得ない1テイクなのです!!

 現在、進行中の「R40: LIVE 40TH ANNIVERSARY TOUR」は、全キャリアを遡っていく集大成ライヴを魅せています。そのラストは、本作でもクライマックスとなる「What You’re Doing」「Working Man」の2連発で締められる。彼ら自身が長い長いキャリアを総括し、ツアー生活から別れを告げようとしている今だからこそ、「1974年」に今一度立ち戻ってみませんか? ここからの長い旅路を、私たちが愛し続けた歩みを、もう一度振り返っていただきたい。そのために、大決定ライヴを史上最高のサウンドに磨き上げたのです。そんな想いを永久保存仕様のプレスCDに封じ込め、今週末あなたの元へお届けします。

★beatleg誌 vol.182(2015年9月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 最近音沙汰のなかった「RUSHの厳選サウンドボード音源のみをリリースするレーベル」Cygnusレーベルより、レコードデビュー直後の音源が登場した。『A Stage of Rush』では遙か昔、連載第2回で紹介している、FM放送用音源だ。タイトルはPRE FM MASTERのリマスターを謳っており、2000年11月10日に再放送された際に用いられたオリジナル・マスターの流出コピー(のデジタル・コピー?)をソースとしていると思われる。永らく70年代のエアチェックを元としたアイテムが作られてきた音源だったが、Geddy Leeのソロ・アルバム『My Favorite Headache』リリースに合わせた再放送がきっかけで、トレード音源でも高音質で楽しむことができるようになっていた。そこでこのリリースだが、既発のトレード用タイトルと聞き比べてみると、明らかにマスタリングが良好で、迫力のある音像となっている。トレード用では『Fifth Order Angels』というタイトルがプレFMマスターを使用しているが、リマスタリングは施されておらず、マスターそのままの音質だ。それはそれで価値があるのだが、並べてみると今回のリリースはずいぶんと聞きやすくなっていると言える。Best I CanとIn The Endの2ndの楽曲が既に演奏されていること、またBad Boyの中間部では、後に「By-Tor and the Snow Dog」となるリフが演奏されていることなど、Neil Peartという新ドラマーを得たバンドが一気に進化しようとしている瞬間を捉えた、貴重な音源だ。更に、第2アンコールに演奏された Garden Road 。バンドが最初期にバーなどで演奏していた時代に作られた曲だ。そして、現在行われている『R40 tour』で、最後の最後にちらっと演奏されているのがこの曲である。『R40 tour』での演奏を脇に置けば、Garden Road が記録されているのはこの音源のみ。様々な意味で重要なこのFM放送音源が聴きやすくリニューアルされ、プレスCDでリリースされたのは意義深い。なお、実はこのディスクのリリースは2015年6月中旬で、レビューは少し時期を外してしまった。未聴の方は急いで探して欲しい。
 本作には、同じ1974年のSeattleのオーディエンス音源が、ボーナス・ディスクとして付属する。21世紀になって流通するようになった発掘音源で、トレーダー界では非常に有名なものだ。選曲は本編ディスクと似ているものの、3ヶ月の間の進歩はめざましく、聞き比べると様々な発見がある。特に「By-Tor」部分がより進化したWorking Man、できたてホヤホヤの Anthem が聞き所だ。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(57:10)
1. Intro 2. Finding My Way 3. Best I Can 4. Need Some Love 5. In The End
6. Fancy Dancer 7. In The Mood 8. Bad Boy 9. Here Again 10. Working Man
11. Drum Solo 12. What You're Doing 13. Garden Road

Geddy Lee - Bass & Vocals Alex Lifeson - Guitars Neil Peart - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

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★★特別企画

★最古の放送音源ながらオフィシャル級サウンドで初期RUSHの姿を聴かせる「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER: REMASTERED EDITION」。そのナンバー入りステッカー付きに限り、同年オーディエンスの最高傑作「SEATTLE 1974」が特別に付属いたします。

RUSH - SEATTLE 1974 REMASTERED EDITION(Bonus CDR)
Live at Paramount Theater, Seattle, Washington, USA 19th November 1974 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 RUSHのライヴが記録され始めた1974年。「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER」は、そんな1974年の最高傑作ライン・アルバムです。この1974年のRUSHは、まさに売り出し中真っ盛りで、アゴラ公演(12月16日)、ドン・カーシュナーズ・ロック・コンサート(10月9日)、エレクトリック・レディ・スタジオ(12月5日)、ABCイン・コンサート(12月6日)など、さまざまなサウンドボードやプロショットも存在します。しかし、それらをボーナスにしても、本編プレスCDの凄まじいクオリティの前には霞んでしまうだけ……。そこで、今回は、同じ1974年から“客席録音の最高傑作”と名高い「SEATLE 1974」を付属させる事にいたしました!
 本作が録音されたのは、本編プレスCDの約3ヶ月後となる「1974年11月19日シアトル」公演。そもそも、この録音は2002年にファン・レーベルから1stジェネコピーが発掘され、「初期RUSH最高のオーディエンス」と大いに話題になったもの。さらに、2009年にはその大本のマスター・テープも発見、1stジェネにわずかにあった音ヨレや混線のようなノイズさえも解消され、マニアを狂喜させた1本なのです。本作は、その大本マスターを、本編プレスの「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER」と同様に現代的なマスタリングを施し、過去最高のサウンドに仕上げました。本作は間違いなく客席からのマイク録音なわけですが、上記したサウンドボード群と比較しても負けない、いや、勝っているベスト中のベスト・オーディエンスなのです。
 そして、そこに封入されているのは、サウンドボードでは決して味わえない客席録音ならではの旨み。ダイレクト感たっぷりの楽音がまとう、うっすらとした残響。若きゲディ・リーの歌声が会場に広がる様には、神々しささえ感じさせるほどです。当然ながら、オフィシャル級のプリFMサウンドを聴かせる「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER」とは違いますが、クリアさ、生々しさは負けず劣らず。それでいて音の豊かさや現実感の深みは、本作の方が上かも知れません。耳から胸へ流れ込んでくるような感動、その届く深さが違うのです。
 その一方で、本作は知的な好奇心、探求心もくすぐってくる。本編プレスCDと同じようにデビュー作「閃光のラッシュ」やアルバム未収録曲「Fancy Dancer」「Bad Boy」が軸となっていますが、ラストには「夜間飛行」の「Anthem」が演奏されます。ニール・パート加入直後だった「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER」は、ゲディ&アレックス・ライフソンのレパートリーばかりでしたが、それから3ヶ月後の本作で、いよいよニール作詞の「Anthem」が登場、“頭脳派集団RUSH”の胎動が聞こえてくるのです。

 最古の放送音源(客席を含めるの2番目)というプレスCD「CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER」に加え、初期RUSH最高の客席サウンドで“真実”を伝える本作。彼らのスタート時代を味わうのに、これ以上に最高のセットはあり得ません。歴史を総決算する「R40 TOUR」が始まった今、最新音源・映像も次々と届くことでしょう。その際、本セットを体験しているのと、そうでないのでは、“40年の重み”の感じ方がまるで違うはずです。かつてに想いを馳せると共に、現在の輝きさえも増すプレスCD&ボーナスCDR。ぜひ、今だからこそ存分にご堪能ください!

(54:05)
1. Introduction 2. Finding My Way 3. What You're Doing 4. In The Mood 5. Here Again
6. Fancy Dancer 7. Bad Boy 8. Working Man 9. Drum Solo 10. Anthem

Geddy Lee - Bass & Vocals Alex Lifeson - Guitars Neil Peart - Drums

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "CLEVELAND 1974 PRE FM MASTER: REMASTERED EDITION"(Cygnus 018)