GILLAN - FINAL SIGHT: TOKYO 1978(2CD + Ticket Replica) [Calm & Storm 028]

GILLAN - FINAL SIGHT: TOKYO 1978(2CD + Ticket Replica) [Calm & Storm 028]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 23rd October 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 イアン・ギランがソロとして2度目の来日を果たした1978年10月のジャパンツアーより、ツアー最終日となった10月23日の東京厚生年金会館公演が、Miracle Man録音による初登場の極上音質オーディエンス・マスターをダイレクト使用した、完全限定プレスCD2枚組で登場です! 

 1973年6月にDEEP PURPLEを脱退したギランは、当初スタジオ経営などの実業家の道を選びますが、数年で音楽活動へ復帰し、'76年にはレイ・フェンウィックやコリン・タウンズらと"IAN GILLAN BAND"を結成。3枚のスタジオ・アルバムを製作し、'77年には日本武道館を含む来日公演も行いました。しかしこのIAN GILLAN BANDは(主にフェンウィックの音楽的背景から)、複雑で玄人好みするジャズ・フュージョン路線。ギランの名前で想像するDEEP PURPLE的なハードロックとかけ離れたサウンドに、'77年の来日公演ではファンの間に戸惑いも生じました。さらに当時所属していたレコード会社との間に契約問題も抱え、ギランは新たな活動を模索します。
 そこでギランはバンドを解体し、コリン以外のメンバーを一新。巨漢で丸坊主という個性的なベーシストのジョン・マッコイら迎え、バンド名義も"GILLAN"として再出発したのです。バンドは直ちに新作「GILLAN」を製作し、これを'78年9月にリリースしました(この1stアルバムは主に日本でのみ流通した事から"Japanese Album"と通称されます)。彼らはウォーミングアップを兼ねてヨーロッパそしてイギリスをライヴを行った後、アルバムをリリースした日本へと上陸。10月18日の名古屋公演から、全4公演のジャパンツアーを行いました。
 本作ではその最終日である10月23日のライヴを、厚生年金会館の"1階N列28番"より収録したもの(Miracle Man提供のチケット・レプリカが付属。チケットでは"GILLAN"ではなく"IAN GILLAN BAND"と印刷されていますが、上記したとおり、この時バンドは正式にGILLAN名義を用いています)。新たな魅力を打ち出したバンドの演奏を、優れたオーディエンス・サウンドで楽しめます。

 この10月23日に行われたライヴは、ジョン・マッコイ所有のライン音源を用いたハーフ・オフィシャル作品「LIVE TOKYO, 23rd OCTOBER 1978」が10年ほど前にリリースされており、一部のコアなGILLANマニアの間で話題となりました。しかしそのタイトルは、ライヴの序盤やアンコール部分が欠落した不完全版で(場所によっては曲間も切り詰められていました)、音質も篭り気味であるなど、オフィシャルとしては難点の多いアイテムでした。
 それに対して本作は、開演を告げるオープニングBGM「Second Sight」からアンコールの「Woman From Tokyo」まで、ライヴの模様を100分間に渡って、ほぼ完全に楽しめます。最上級のマスター鮮度に裏付けられた音の抜けの良さ、会場の音響をナチュラルに捉えた音像、明瞭な輪郭で再現される演奏の聴き易さも素晴らしいの一言。公式に満足し切れなかったマニアの欲求を、本作はしっかりと満たしてくれます。
 ギランらしいシャウトが連発し、終始ハードに展開する「Secret Of The Dance」での幕開けは、当時のファンも「ロックするギランが帰ってきた!」と喜んだもの。PURPLEナンバーの「Child In Time」も、フュージョン風だったIAN GILLAN BANDでの曲想からPURPLEに近いアレンジへと戻されています。中盤ではコリン・タウンズのキーボードとスティーヴ・バードのギターが絡み合い、ここもPURPLEを意識しているのが判ります。
 静と動のコントラストが鮮やかな「Abbey Of Thelema」の後は、コリンによるフルート・ソロも聴き所(ギランと軽く掛け合いのようになっています)。その体格のようにヘヴィなマッコイのベースソロからは、バンドの名曲「Dead Of Night」が取り上げられ、ライヴの前半を大いに盛り上げています。
 ディスク2では名バラードの「Fighting Man」、壮絶なシャウトが印象的な「Back In The Game」(中盤にテープチェンジの欠落があります)と、ギランの個性が強烈に光るナンバーが続きます。スティーヴ・バードのギターソロ「Tokyo Flight」に続き「Smoke On The Water」のリフが奏でられると、場内はこの日一番の熱狂ぶり。同曲は約10分の熱演で、ライヴのクライマックスを盛り上げます。
 アンコールは第二期PURPLEでも定番だった「Lucille」に、IAN GILLAN BANDでも演奏された「Woman From Tokyo」が、ショウのラストを最高の楽しさで演出します。演奏終了後はギランが「これが今回のツアー最終日だ。どうもありがとう」と会場のファンにお礼を述べる部分まで収めて、約100分の録音を締めくくります。

 GILLANが行ったこの'78年の来日公演は、前述したハーフ・オフィシャル作品の他にも、Power Gateレーベルから名古屋公演や大阪公演の模様も、良質なオーディエンス・ソースでリリースされています。本作はそれら既発タイトルと比較しても、音質や演奏内容、さらに最終日の録音という価値など、多くの面で上位に位置するアイテムだと断言します。ハードにロックするイアン・ギランを愛するファンはもとより、DEEP PURPLEマニアも興味をそそられるであろう一本が、大好評のCalm & Stormより完全限定プレスCD2枚組でリリース決定です!

★ミラクル・マン提供の当日のチケット・レプリカ付。(1階N列28番)

Disc 1 (54:50)
1. Second Sight 2. Secret Of The Dance 3. I'm Your Man 4. Child In Time 5. Bringing Joanna Back
6. Abbey Of Thelema 7. Flute Solo 8. Bass Solo 9. Dead Of Night 10. Keyboard Solo
11. Drums Solo 12. Message In A Bottle

Disc 2 (45:52)
1. Fighting Man 2. Back In The Game 3. Tokyo Flight(Guitar Solo) 4. Smoke On The Water
5. Member Introduction 6. Lucille 7. Woman From Tokyo 8. MC

Ian Gillan - Vocals Steve Byrd - Guitar John McCoy - Bass
Colin Towns - Keyboards Pete Barnacle - Drums

Recorded by Miracle Man