YES - COSTA MESA 1991 MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CDR) [Amity 751]

YES - COSTA MESA 1991 MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CDR) [Amity 751]

販売価格: 2,800(税込)

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商品詳細

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Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 6th August 1991 ULTIMATE SOUND

 絶対名手マイク・ミラードがこよなく愛したシンフォニック・ロックの雄、YES。その録音コレクション最後の1本が大元マスター起こしで登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1991年8月6日コスタメサ公演」。その超極上オーディエンス録音です。ミラードは基本的に同じバンドを二度録音しないと言われる一方、ストーンズやZEP、GENESIS等のようにライフワークとして繰り返し録音し続けるバンドもいる。非常に両極端な人でもありました。そして、そのライフワークの1つがYES。1974年を皮切りにツアーの度に録音を続け、当店でも10作品を数えるまでになっています。そんなミラードのYESコレクションでも最後の1本、それが本作なのです。
 当時のYESは世紀の8人編成“UNION Tour”だったわけですが、その象徴と言えば公式作品『UNION LIVE』ですし、ミラード作のプレス名盤『L.A. FORUM 1991(Virtuoso 497-499)』も大定番。まずは、当時のスケジュールを振り返りつつ、それぞれの位置関係を確認しておきましょう。

●1991年
・4月9日ー29日:北米#1a(16公演)
《4月30日『結晶』発売》
・5月3日ー21日:北米#1b(15公演)←※L.A. FORUM 1991
・5月29日ー6月30日:欧州(20公演)
・7月5日ー8月8日:北米#2(28公演)←★ココ★
●1992年
・2月29日ー3月5日:日本(5公演)
《8人YES解体》

 これが8人YESの歩み。ミラード前作『L.A. FORUM 1991』は『結晶』発売直後でしたが、本作のコスタメサ公演はその約3ヶ月後となる「北米#2」の26公演でした。実は、公式作『UNION LIVE』は「北米#2」の最終日でしたから、本作はその2日前(2公演前)でもありました。

【卓直結サウンドボードを圧倒するミラード・マスター】
 もうピンと来ている方もいらっしゃると思いますが、1991年のコスタメサと言えばサウンドボードも残され、当店の完全版『COSTA MESA 1991 SOUNDBOARD(Amity 682)』が記憶に新しいところ。本作は、あのサウンドボード・アルバムと同じ現場をミラードが真空パックしたリアル・アルバムでもあるのです。
 そのサウンドは、サウンドボード裸足の素晴らしさ。常に「まるでサウンドボード」と呼ばれるミラード録音でも正真正銘のライン録音『COSTA MESA 1991 SOUNDBOARD』があるライヴは分が悪い……と思いきや、圧勝している! テープの「Firebird Suite」に導かれて「Yours Is No Disgrace」のリフが鳴り響くや、そのド迫力なダイナミズムが強烈。確かにサウンドボード版の極太感やディテールも凄まじいですが、鳴りは無機的であまりにもムキ出し。それに対して本作は同等の鮮やかさを誇りつつ、重低音ヴァイヴが豪快に轟き、高音メロディが舞い狂う。そのダイナミズムはえらく感動的で、ビートは魂を掻き立ててくれ、降り注ぐハーモニーには心がトロける。
 サウンドボード版は冷静に生演奏を分析する事も出来ましたが、本作はいくら冷静に聴こうとしても、どうにも心が揺さぶられる。もしかしたら、生演奏の再現度や情報量ではサウンドボード版の方が上なのかも知れません。しかし、本作は同じ演奏なのが信じられないほどカラフルで表現力に富み、音楽として美しいのです。
 しかも、本作はそんな名録音の最高峰更新盤でもある。ミラード・マスターでは「Awaken」後半にテープチェンジと思しき録音漏れ(20秒ほど)があったのですが、本作はそのパートもサウンドボード版で補填。フルショウをシームレスに収録した完全アルバムを実現しているのです。

【「客録の魅力」を実感させてくれる大名作対決】
 幾多の記録に触れていると、ついオーディエンス録音に「サウンドボード代わり」を求めてしまう事があります。しかし、そうではない。オーディエンス録音にはオフィシャルやサウンドボードにはない長所も美点もあり、決して代用品ではないのです。「SBDより凄いAUD」「客録だけの美」とは何なのか。もし、それを体験したければ、ぜひ『COSTA MESA 1991 SOUNDBOARD』と本作を聴き比べてください。
 まるで『COSTA MESA 1991 SOUNDBOARD』がダメ盤のような語り口になってしまいましたが、決してそうではありません。実際に両者を体験して頂ければ、卓直結サウンドボード版もタダモノではない大傑作とご理解頂けるでしょうし、その上で凌駕してくるミラード作品のスゴ味にも震える。「音楽は、ただの音の集合ではない」という当たり前の事実まで思い出させてくれるのです。
 「ミラードは超極上で当たり前」「サウンドボード超え」といった美辞麗句も定型になってしまった感がありますが、やっぱり本当だった。幾多のバンドの無数の記録を扱ってきましたが、「卓直結系サウンドボード」と「達人オーディエンス」をてっぺん作同士の直接対決で味わえる機会など、そうそうない贅沢です。超極上ブートレッグとそれを知るマニアだけに許された愉しみ。ぜひ、是非とも、是が非にでも、両作併せてご体験ください。

★「1991年8月6日コスタメサ公演」の超極上オーディエンス録音。絶対名手ミラードの大元マスターから起こされた銘品で、鮮やかさや極太感は同日の卓直結サウンドボード名作『COSTA MESA 1991 SOUNDBOARD(Amity 682)』に匹敵しつつ、ド迫力なダイナミズムでは本作が圧倒する。「客録だけの美」「サウンドボード超えAUD」とはどういう物なのか。そのスゴ味を実感させてくれる衝撃の新名盤です。

★これは凄いです。

Disc:1 (71:38)
1. Firebird Suite
2. Yours Is No Disgrace
3. Rhythm Of Love
4. Shock To The System
5. Heart Of The Sunrise
6. Leaves Of Green
7. Mood For A Day
8. Make it Easy
9. Owner Of A Lonely Heart
10. And You And I

Disc:2 (55:08)
1. Drum Duet
2. Changes
3. I've Seen All Good People
4. Solly's Beard
5. Saving My Heart
6. Whitefish
7. Amazing Grace
8. Lift Me Up

Disc:3 (34:54)
1. Rick Wakeman Solo
2. Awaken ★13:20 - 13:41 SBD 左右逆転して補填
3. Roundabout

Jon Anderson - Vocals
Steve Howe - Guitars
Trevor Rabin - Guitars
Chris Squire - Bass
Rick Wakeman - Keyboards
Tony Kaye - Keyboards
Alan White - Drums
Bill Bruford - Drums