THE CLASH - LYCEUM 1978(1CD) [Wardour-372]

THE CLASH - LYCEUM 1978(1CD) [Wardour-372]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Lyceum Theatre, London, UK 29th December 1978 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE

 名門キニーのオリジナル・カセットが衝撃の新発掘! 『GIVE 'EM ENOUGH ROPE』をリリースし、急速に注目を集めていった1978年のTHE CLASHを現場体験できる超極上ライヴアルバムが登場です。
 そんな新発掘マスターに記録されていたのは「1978年12月29日ロンドン公演」。歴史的な名会場“ライセウム劇場”での一夜を伝える超絶級オーディエンス録音です。当時、キニーのスタッフは英国にも足を伸ばして伝説的なステージを記録していましたが、このショウもまた歴史的。その辺をご説明するためにも、まずは当時の日程からショウのポジションを確かめておきましょう。

●1978年
《9月『GIVE 'EM ENOUGH ROPE』完成》
・10月13日-11月3日:英国#1(9公演)
《11月10日『GIVE 'EM ENOUGH ROPE』発売》
・11月15日-12月29日:英国#2(25公演)←★ココ★
●1979年
・1月3日:ライセウム劇場
・1月31日-2月20日:北米(8公演)
・6月21日:ニューヨーク
・7月5日-25日:英国#3(4公演)
・8月4日:フィンランド
《8月『LONDON CALLING』製作開始》

 これが『GIVE 'EM ENOUGH ROPE』時代の足跡。本作のライセウム劇場公演は「英国#2」の最終日となるわけですが、実はライセウム劇場は1公演ではなかった。“12月28日”・“12月29日”、それに年末年始を挟んだ“1979年1月3日”の3連続公演が行われました。そして、その初日“12月28日”はFM放送が定番サウンドボードとしても君臨し、伝説の音楽映画『RUDE BOY』にも採用(“1979年1月3日”説もあります)。未発売に終わったサントラ盤にも収録されました。本作は、そんな“12月28日”でも“1979年1月3日”でもなく、3日公演の中日となるライヴアルバムなのです。
 そして、そんなショウを記録した本作は、まさに“キニー・マジック”の銘品。録音自体は伝説的タイトル『BUY OR DIE !!!(EJ 781218)』でも有名ですが、本作はその大元カセットからダイレクトにCD化したもの。開演マシーンや「Stay Free」のイントロ、アンコール待ちなどが既発よりも長いのですが、それさえ大元の証拠にすぎない。肝心なのは、全編を貫くサウンド。これがもう、素晴らしいのなんの。既発からして「これサウンドボード?」となるオンなド密着録音でしたが、本作はオリジナル・カセットならではの瑞々しさが素晴らしい。ワイルドなビートにかき消されていた微細な鳴りが鮮明に残されており、未加工のナチュラル感いっぱいなのです。
 これは既発よりも(先述した)前日“12月28日”にはFMサウンドボードと比較した方が分かりやすいかも知れません。本作のゼロ距離な芯やディテールの鮮やかさはFMサウンドボードと同等なのですが、端正な美しさは遙かに凌駕している。文字どおりのサウンドボード超えとなるキニーのマジック・サウンドなのです。そして、そんなサウンドで描かれるのは『LONDON CALLING』以前を濃縮した初期の粋。セットからして特濃。ここでその中身を整理しておきましょう。

●THE CLASH(10曲)
・Police and Thieves、Janie Jones、Garageland、London's Burning、White Riot
・米盤:I Fought the Law、Jail Guitar Doors、Clash City Rockers、(White Man) In Hammersmith Palais、Complete Control
●GIVE 'EM ENOUGH ROPE(8曲)
・Safe European Home、Drug-Stabbing Time、Cheapskates、Tommy Gun、English Civil War、Stay Free、Guns on the Roof、Julie's Been Working for the Drug Squad
●その他(2曲)
・City of the Dead、Capital Radio(CAPITAL RADIO E.P.)

……と、このようになっています。この時点では『THE CLASH』はオリジナル・リリースだけでしたが、米国盤に収録されるナンバーも大量に演奏され、全15曲中10曲の大盤振る舞い。『GIVE 'EM ENOUGH ROPE』にしても同じで、「Last Gang in Town」「All the Young Punks」以外の全曲をブチかましている。さらにEPやシングルだけの「City of the Dead」「Capital Radio」も披露し、まさに初期の濃縮なのです。もちろん、後々まで定番になる曲だけでなく「Jail Guitar Doors」「Drug-Stabbing Time」「Cheapskates」「Guns on the Roof」といった当時ならではのレパートリーもたっぷりと楽しめる。特に「Guns on the Roof」は先述の“12月28日”のFMサウンドボードでも聴けない美味しい1曲です。

 『LONDON CALLING』にたどり着く前のピュアでプリミティヴだった純なるTHE CLASH。そのステージをサウンドボード以上のサウンドで現場体験できてしまう奇跡のライヴアルバムです。キニー録音の至宝を史上最高峰クオリティに引き上げたマスタ?・サウンド。永久保存プレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。


(69:20)
1. Intro●既発より長い。 
2. Safe European Home
3. I Fought the Law
4. Jail Guitar Doors
5. Drug-Stabbing Time
6. Cheapskates
7. City of the Dead
8. Clash City Rockers
9. Tommy Gun
10. (White Man) In Hammersmith Palais
11. English Civil War
12. Stay Free ●既発よりギターリフが長い。
13. Guns on the Roof
14. Police and Thieves
15. Julie's Been Working for the Drug Squad
16. Capital Radio
17. Janie Jones
18. Garageland ●終演後の歓声が既発より7秒長い。
19. Complete Control
20. London's Burning
21. White Riot

●既発より音質はワンランク良い。

Joe Strummer - Vocals, Guitar
Mick Jones - Guitar, Vocals
Paul Simonon - Bass
Topper Headon - Drums