QUEEN - BUDOKAN 1979 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-265]

QUEEN - BUDOKAN 1979 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-265]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 13th April 1979 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 昨年、初登場アルバム『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT(Wardour-250)』が話題を振りまいた“JAZZ JAPAN TOUR 1979”。あの衝撃が再び! 今回の新発掘は「1979年4月13日:日本武道館」公演。『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT』の前日となるコンサートです。これまでも数々の名作ライヴアルバムで3度目のジャパンツアーをアーカイヴしてきました。良い機会ですので、スケジュールの中でコレクションを整理してみましょう。

・4月13日:日本武道館 【本作】
・4月14日:日本武道館『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT』
・4月19日+20日:大阪フェスティバルホール
・4月21日:実践倫理記念会館
・4月23日:日本武道館『PRIDE AND JOY』
・4月24日:日本武道館
・4月25日:日本武道館『BUDOKAN 1979』
・4月27日:神戸中央体育館
・4月28日:名古屋国際展示場『THE PLEASURE CHEST』
・4月30日+5月1日:福岡九電体育館『MEMORIAL GYM』
・5月2日:山口県立体育館
・5月5日+6日:真駒内アイスアリーナ
※注:各日とも代表作のみ。

 以上、全15公演。QUEENの来日史でも最多公演数を誇るビッグ・ツアーであり、本作の日本武道館公演はその初日にあたるコンサートでした。昨年の話題作『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT』は世界初登場マスターではあったものの、ショウの内容自体は既発で知られていました。しかし、本作の“4月13日”はそうではない。ショウの後半だけが公開されたこともあるものの、本作は一気貫通でフルショウ収録された決定盤ライヴアルバムなのです。

【絶品の新発掘フル・マスター】
 そんな本作は、実に見事なオーディエンス・サウンド。ごく最近になってネット公開され、世界中のマニアが「遂に日本初日が発掘された!」と色めき立っているマスターなのですが、単なる初公開だけでは衝撃にはならない。サウンドも絶品だったのです。本作を再生すると冒頭やや歪んだ音に一瞬たじろぎますが、それは最初だけ。みるみる向上していき、3曲目「Somebody To Love」に入る頃にはすっかり安定した極上の音空間が広がる。「まるでサウンドボード!」と喧伝する間近感でこそありませんが、真っ直ぐに届く演奏と歌声は逞しく、素晴らしくクリアです。
 そして、ヴィンテージな現場感も実にリアルで素晴らしい。何よりもリアルなのは、当時の人気を物語る黄色い嬌声。いかにも70年代末らしいアイドル的な悲鳴があちこちから飛び交う。ある時は遙か彼方のさざ波のように、ある時は会場中が一気に沸騰するように。まるでフレディの一挙手一投足が目に浮かぶような遠近感と立体感があるのです。しかも、それが音楽を遮らないから素晴らしい。間近な手拍子はあるものの、黄色い絶叫は遠く、クリアな楽音が終始押し切っている。全盛のQUEENと、世界中のどの国とも異なる“洋楽全盛”のムードを同時に味わえるのです。
 本作は、そんな絶品マスターをさらにリマスターで磨き上げた業物。QUEEN研究の世界的権威に監修をご協力いただいておりますが、今回はその海外研究家が自らマスタリング。ネットマスターに比べてヒスが格段に少なく、ランダムに狂っていたピッチも正確。もちろん、QUEENを心から愛する研究家だからこそ“現場の音はこうだったはず”を深く理解しており、録音自体が持っていた自然な“鳴り”も存分に活かされている。録音自体は世界中に出回っている真っ最中ですが、本作は“ここだけの最高峰”に仕上がっているのです。

【“1979年の日本は不調”の常識を覆す大名演】
 そのクオリティで描かれるのは、これまで誰も聴けなかった“初日の全貌”。先述の通り、後半パートだけなら既発もありましたが、フルショウ録音の醍醐味は初体験。日本武道館×2回の連続公演だっただけに『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT』ではなかった「Fat Bottomed Girls」も演奏されますが、それ以上にどの曲もMC1つにいたるまで初めて聴く瞬間の連続。日本武道館2日目の「Somebody To Love」ではMC「よく聞こえますき!」も伝説になっていますが、初日には「皆さんこんばんは、お元気ですか」だけだったことも分かりました(笑)。
 さらに素晴らしいのが、好調なフレディ。“1979年の日本”というと、苛烈な日程のせいかフレディが風邪をこじらせ、かなり苦しげな日も多かった。しかし、本作は初日だけにまだまだ体調に異常なし。『BUDOKAN 1979 2ND NIGHT』でも好調ではありましたが、本作では海外マニアが「It's definitely Mercury's best show of the Japanese tour!!」と口を揃える名演が繰り広げられる。特に素晴らしいのが「Spread Your Wings」。金沢公演までは演奏されたものの、フレディの調子が悪くなって日本ツアー後半でカットされてしましました名曲です。しかし、本作では何の問題もなく見事に歌い上げている。しかも、そのフレディを見つめる会場も演奏に参加するような手拍子が広がり、素晴らしい一体感に包まれる。本作は、そんな感動の空気に全身で浸れるライヴアルバムでもあるのです。
 遂に発掘された1979年日本の初日フル。そこに封じ込められていたのは、素晴らしいサウンドと本来の輝きに満ちたフレディの姿でした。その新発掘に感動したQUEEN専門家が情熱を込めて仕上げたベスト・バージョン。どうぞ、この新発掘の刻を存分にお楽しみください。

Disc 1 (65:25)
1. Thunder & Lightning Intro. 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You
4. Somebody To Love 5. Fat Bottomed Girls 6. Death On Two Legs 7. Killer Queen
8. Bicycle Race 9. I'm In Love With My Car 10. Get Down, Make Love
11. You're My Best Friend 12. Now I'm Here 13. Don't Stop Me Now 14. Spread Your Wings
15. Dreamer's Ball 16. Love Of My Life 17. '39

Disc 2 (49:14)
1. It's Late 2. Brighton Rock 3. Keep Yourself Alive 4. Bohemian Rhapsody 5. Tie Your Mother Down
6. Sheer Heart Attack 7. We Will Rock You 8. We Are The Champions 9. God Save The Queen