QUEEN + ADAM LAMBERT - BUDOKAN 2016 FINAL NIGHT(2CD) [Wardour-201]

QUEEN + ADAM LAMBERT - BUDOKAN 2016 FINAL NIGHT(2CD) [Wardour-201]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 23rd September 2016 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 3日連続で行われた31年ぶりの日本武道館公演。その最終日「9月23日」を収めた極上ライヴアルバムが登場です。今週は、驚異的なサウンドで初日を収めた『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT(Wardour-199)』も登場しますが、本作は“兄弟作”と呼ぶべきオーディエンス・アルバム。なにしろ、この2本をモノにしたのは、同じ録音家。『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT』は「まるでサウンドボード」「まるでオフィシャル」といった褒め言葉が褒めていることにならないほどのサウンドでしたが、本作もまた半歩も譲らぬ超クオリティ録音なのです。
 その楽音たるや荒縄の如く極太でありながら、絹のように繊細。スピーカーから風圧を感じるほどの迫力で迫りつつ、砂浜の砂粒のように微細なディテールまで鮮やか。そして、オーディエンスの喝采や歌声の巨大なスケール、ステージと交わす交感の美しさ、空間録音だからこその美しい“鳴り”に至るまで、本当に『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT』と拮抗しています。これほどの録音を実現したのは、もちろん名匠の録音技術と高度な機材によるものですが、その上にポジションも絶妙だったようです。さすがに詳しい座席までは教えていただけませんでしたが、ざっくり言うと両作とも南側スタンド。つまり、日本武道館の八角形空間ごしにステージと正対する位置だったそうです。このポジションを体験された方ならピンと来ると思いますが、日本武道館で一番美味しいサウンドは、“真ん中の空間”にある。正面ステージからは演奏が押し寄せ、真下に広がるアリーナ席から熱狂が沸き立ち、周囲をグルッと囲ったスタンド席の大歓声が“真ん中の空間”に集まる。そこで鳴っている音は、楽音と喝采が出会いながらも混じらない。それぞれ違う方向から来た音が交差しながらタペストリーのように“コンサート”全体を織りなしていくのです。「南側スタンド」というのは、その“真ん中空間”に直接触れながら、左右のバランスも均質で、なおかつ正面からの楽音が“突き抜けてくる”感まである。本作に記録されているのは、そんな絶妙なサウンドなのです。
 では、『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT』と同じか?というと、そうではありません。『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT』は南スタンドの2階席でしたが、本作は1階席。立体感では『BUDOKAN 2016 1ST NIGHT』が1/4歩ほど優れ、楽音の太さではよりステージに近い本作が1/4歩ほど勝っている感じ。これはもう、好みの差でしかありません。
 サウンドは近似していますが(当然のことながら)ショウそのものはまったく別。セット的にも初日に演奏されていた「The Show Must Go On」がセット落ちしていますが、それ以上に違うのはムード。“31年ぶり/初日の緊迫感”と“最終日の充実感”とでも言えば良いでしょうか。歌も演奏も実にノリ良く、そして良くしゃべる(笑)。アダムは「東京!」を連呼しますし、ロジャーまでもがMCを執る。初日でも「Somebody To Love」の後にブライアンの日本語MCが聴けましたが、本作でも絶好調。「東京の皆さん、こんばんわ! お元気ですか?(観客:元気ー!)ホントね?(ホントー!)」と掛けあう。さらには「今日は、スペシャル。日本武道館に来て、12回!」とゴキゲン。もちろん「12回」はブライアンの日本語が間違っているだけで、すぐ「20 times! Beautiful place, right here!!」と英語で言い直します。初日で気に入ったのか、この日もセルフィでの撮影会で盛り上がります。そんなムードはショウ全般を丸ごと包み込んでいて、とても暖かい。日本独占の「手をとりあって」で沸き上がる観客の唱和は初日より大きく、「I Was Born to Love You」に贈られる喝采も力強い。まさに日本武道館の空間に身を包まれ、きめの細かく広大な大合唱の海に浮かぶようなライヴアルバムなのです。

 生誕70年/没後15年にして、小惑星が「Freddiemercury」と名付けられ、本当にフレディが星になった2016年。31年ぶりに還った来た日本武道館で、20回目の感慨まで籠もった最終日。そんな幾重にもメモリアルな夜を極上サウンドで収めきった1本。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (72:56)
1. Intro. 2. Seven Seas of Rhye 3. Hammer to Fall 4. Stone Cold Crazy 5. Fat Bottomed Girls
6. Don't Stop Me Now 7. Killer Queen 8. Somebody to Love 9. Love of My Life
10. Teo Torriatte (Let Us Cling Together) 11. These Are the Days of Our Lives 12. Drum Battle
13. Under Pressure 14. Crazy Little Thing Called Love

Disc 2 (68:46)
1. Another One Bites The Dust 2. Vocal & Guitar Improvisation 3. I Want It All
4. Who Wants to Live Forever 5. Guitar Solo 6. Tie Your Mother Down 7. I Want to Break Free  
8. I Was Born to Love You 9. Bohemian Rhapsody 10. Radio Ga Ga 11. We Will Rock You
12. We Are the Champions 13. God Save The Queen

Brian May - Guitar, Vocal Roger Taylor - Drums, Vocal Adam Lambert - Vocal
Spike Edney - Keyboards, Backing Vocals Rufus Taylor - Drums, Percussion, Backing Vocals
Neil Fairclough - Bass, Backing Vocals