SADE - PROMISE IN TOKYO(2CD) [Wardour-194]

SADE - PROMISE IN TOKYO(2CD) [Wardour-194]

販売価格: 2,800円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 11th May 1986 STEREO SBD(from Original Masters)

 リリースと共に旋風を巻き起こし、即完売となったSADEの名作サウンドボード・アルバム『PROMISE IN TOKYO』。いつまでも絶えることのない再発リクエストにお応えし、セカンド・プレスが入荷です。
 本作の登場は、まさに衝撃でした。その中身は、2回目の来日公演のうち「1986年5月11日・中野サンプラザ公演」で公式収録された超・極上ステレオサウンドボード・アルバム。この日は、放送用にプロ収録されていたのですが、近年になって大元オープンリールから直接ダビングされたマスター・カセットが発掘。そこからデジタル化された秘宝なのです。
 その素晴らしさは、“極上のサウンド”に尽きる。33年前のマスター・カセットから流れ出してきたサウンドは、息をするのも忘れるほどに美しい音。「オフィシャル収録のサウンドボード」というだけで完璧なミックスや超・高音質なサウンドを期待して再生しましたが、その予想すら遙かに超えていました。よく「オフィシャル級」という言葉を使いもしますが、もちろん公式盤の世界もピンキリでして、世界に名高い名サウンドもあれば、凡庸なサウンドもある。その基準で言っても本作は掛け値なしに名盤サウンド。断言するのは少々怖くもあるのですが、もうハッキリ言ってしまいましょう。誰もが愛したあの名作『PROMISE』よりも良い音……。
 もちろん、当代きってのスタジオ作品にケチを付けるつもりは毛頭ありません。しかし、本作のサウンドはそれほどまでに美しい。シャーデー・アデュのアンニュイな歌声はもちろん、艶やかなフレットレスの響き、繊細なシンセの奥行き、パーカッションの繊細な鳴り……そのすべてがどこまでも深く、緻密。こんな音がアナログ時代に録音可能だったのか、そしてCDで再生できるのか。もはや、音響・録音技術を疑う次元のサウンドなのです。しかも、それが中野サンプラザのコンサートなどという現場で実現するとは。長年、無数のバンド/アーティストの作品を星の数ほどお届けしてきましたが、ここまで高品質な音楽盤はありませんでした。
 安易に「凄い」と綴る事さえはばかられるサウンドで描かれるのは、時代を席巻した『DIAMOND LIFE』『PROMISE』の世界。1984年9月の初来日は『DIAMOND LIFE』のデビューから1ヶ月余りという事もあり、45分ほどのショーケースギグでした。しかし、この再来日はセカンド『PROMISE』のリリースから半年が経過しており、押しも押されもせぬ世界的スター。そのフルショウをたっぷりと聴かせてくれるのです。実際、ショウは『DIAMOND LIFE』5曲+『PROMISE』6曲にウィリアム・デヴォーンのカバー「Be Thankful for What You Got」というバランスで、前半に『DIAMOND LIFE』、後半に『PROMISE』を固める構成。ワンステージの中で2枚の名盤世界が河の流れのように流れていくのです。
 その世界を紡ぐ演奏もまた、淀みない。技巧的にも特出した実力を感じさせますが、何よりも表現力が素晴らしい。本作は単なるサウンドボードではなく、客席の拍手や歓声もていねいにミックスされているのですが、その会場がシンと静まり返っていて、曲間で沸き立つまでライヴ・アルバムであることを忘れるほど。初来日の際には、シャーデーも日本独特のムードに驚いたそうですが、2度目の本作ではまったく動じない。その息を飲むような静寂の中に観客の集中力を感じとり、1声、1音に演者の集中力を流し込む。一聴するとリラックスして穏やかにも聞こえる曲調ながら、ピンと張り詰めた緊迫感が宿る。その触れれば壊れてしまいそうなムード。これこそ、日本ならでは、生演奏ならでは、本作ならではの絶品の音世界なのです。

 これだけの音世界を前に、どんな言葉を綴ればいいのか。「美音」「芸術品」「文化遺産」……どの言葉でも手の届かないもどかしさを感じる。精神まで圧倒する素晴らしいサウンドと演奏。音の幸せに包まれながら、音楽を言葉に代えてお伝えする不自由さ、筆力のなさに絶望するライヴ・アルバムでもありました。意地と根性だけで避けてきた言葉を本作に捧げます。「筆舌に尽くしがたい1本」。音楽だけが伝え、表現できる世界と感情の極地。その理想郷を描ききったサウンドがセカンド・プレスで再び登場です。初回に体験し損なってしまった方も、ぜひこの機会をお見逃しなく。

★今まで当店がリリースしてきた全てのタイトルの中で、最も優れた音質の一枚。業務用・放送オープン・リールの凄さを実感出来る、本当に唖然とする程の超高品質サウンドです。

★2トラック目イントロで、シャーデーが「(開演が)遅れてすみません、時差ボケで。もう二度とこういうことはしません。約束します。」と申し訳なさそうに語り、そのまま曲に入るところも凄いです。もの凄いリアル感。

Disc 1(43:14)
1. Why Can't We Live Together 2. Cherry Pie 3. Smooth Operator 4. Be Thankful for What You Got
5. Hang On To Your Love 6. Fear 7. Never As Good As The First Time

Disc 2(43:50)
1. Your Love Is King 2. Mr. Wrong 3. Instrumental 4. It's A Crime 5. The Sweetest Taboo
6. Jezebel

Sade Adu - Vocals Paul Denman - Bass Andrew Hale - Keyboards
Stuart Matthewman - Guitar, Saxophone Martin Ditcham - drums, percussion
Gordon Matthewman - trumpet Jake Jacas - trombone & backing vocals Leroy Osbourne - vocals
Gordon Hunte - guitar

STEREO SOUNDBOARD RECORDING