ALCATRAZZ - NO PAROLE FROM MILWAUKEE(1CDR) [Shades 270]
ALCATRAZZ - NO PAROLE FROM MILWAUKEE(1CDR)
[Shades 270]
販売価格: 1,800円(税込)
商品詳細
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Live at Summerfest, Milwaukee, Wisconsin, USA 7th July 1984 TRULY PERFECT SOUND
グラハム・ボネット率いるALCATRAZZが'84年に行ったアメリカツアーから、イングヴェイ・マルムスティーンの脱退直前に当たる貴重なライヴ音源が、ファースト・ジェネレーションマスターのオーディエンスソースをダイレクト使用して音盤化です!ALCATRAZZは'83年の結成当時から、グラハム・ボネットの迫力ある歌唱とイングヴェイ・マルムスティーンの超絶ギターという、どちらも唯一無二の個性を魅力として、アメリカそして日本においてセンセーショナルな人気を博しました。しかし'84年1月に行われた来日公演を境として、イングヴェイの関心はソロ活動へと向かい、2月から行われた2度目のアメリカツアーでは、バンド内部はぎくしゃくとした雰囲気が支配していたそうです。本作に収められた'84年7月7日のミルウォーキー・サマーフェストにおけるショウは、イングヴェイがまさにバンドを脱退する直前の演奏に当たります。曲間のMCで若干のカットは見られるものの、楽曲や演奏はコンプリートで録音されており、グラハムやイングヴェイのファンにとって、ここで聴ける約73分間は歴史的にも娯楽的にも大変重要な音源だと断言できます。
同時期のオーディエンス録音と比較して、ぶ厚い皮を何枚も取り去ったような音の鮮度や見通しの良さに加え、クリアかつナチュラルな聴き易さを併せ持っており、このサウンドを前にすれば、過去のあらゆる'84年アメリカツアーのオーディエンス音源は全て色あせてしまうでしょう!開演を前にした司会者のMCからオーディエンスの熱気は最高潮で、湧き上がるイングヴェイ・コールからも、彼がロックシーンに与えた衝撃の深さが判ります。オープニングを飾る「Too Young To Die, Too Drunk To Live」での爆発的な盛り上がりには、聴き手も圧倒されるはずです。強烈な存在感を放つグラハムとイングヴェイはもちろん楽音の中心に位置していますが、サイドを固めるジミー・ウォルドーのキーボードとゲイリー・シェーアのベースも聴き取りやすく、NEW ENGLANDで磨き上げた幻想的で優しいタッチのプレイもしっかり確認できます。 またイングヴェイも認めたジャン・ユヴェーナの小気味良い職人的なドラムも、細やかなプレイまでそれぞれきっちりと録音されています。
すでにソロ活動の準備を進めていたというイングヴェイのプレイは、それこそ全曲で気の向くままに弾きまくっており、神懸りなプレイを縦横無尽に炸裂させています。バンドサウンドという面から考えれば決して好ましい事ではありませんが、当時の才気溢れるイングヴェイのギターを聴く上ではまたとないサンプルです。特に「Kree Nakoorie」と続く「Guitar Solo」で聴かせるエネルギーの塊のような爆発力やクレイジーなプレイは、イングヴェイのキャリアを通じても明らかに秀でています。
これに立ち向かうグラハムもこの日は終始素晴らしいコンディションで、超人的な歌声を随所で披露しています。イングヴェイのバンドで歌った多くのシンガーも苦戦した「Hiroshima Mon Amour」や、グラハム自身が苦労したと回想する「Jet To Jet」まで、スタジオテイクをはるかに超越する歌声は本当に凄いです!もちろん迫力一辺倒ではなく、RAINBOW時代からおなじみの「Since You Been Gone」では楽しくポップに、情感溢れる「Suffer Me」では打ちひしがれる様な悲しみを、それぞれ表情豊かに歌い分ける巧みさには、改めて唸らされる事でしょう。ライヴの最後を締めくくるのはRAINBOW以来グラハムの代名詞となっている「Lost In Hollywood」と「All Night Long」ですが、これ以上聴き応えがあるテイクが他にあるのか、という気にさせられる壮絶な演奏は絶品です。
両雄並び立たずとは言いますが、これだけの歌を聴かせてなお会場の多くが"イングヴェイ・コール"では、グラハムが不満を覚えても仕方が無いでしょう。これほどまでに凄まじいヴォーカルとギターのぶつかり合いはそうそう聴けるものではありません。この"ミルウォーキーの決闘"のようなパフォーマンスを現在に残してくれた本音源のテーパーには感謝あるのみです!過去に存在した「THE FINAL ATTRACTION」と題するオーディエンス音源も"ミルウォーキー・サマーフェストの音源"であるとクレジットされていましたが、そちらの日付は誤っており、本作こそが正真正銘の'84年7月7日のドキュメントです。イングヴェイ時代の最末期にして、ALCATRAZZの'84年アメリカツアー最良のオーディエンス録音をどうぞお楽しみください!マスターに起因していたノイズ、雑なカット諸々は全て、丁寧に補正・修正した同音源ベスト・ヴァージョン。ピッチも正確です。
★beatleg誌 vol.125(2010年12月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
インギー在籍時のアルカトラズの最終公演として有名な1984年7月7日のミルウォーキー公演遂に登場した。・・・と書くと、コアなファンは「え?」と思われるだろう。7月7日のミルウォーキー公演と言えば、既発盤として「THE FINAL ATTRACTION」と言うタイトルがあったからだ。しかし「THE FINAL ATTRACTION」のライブデータについては以前から一部のマニアの間で「フェイクではないのか?」という疑惑があり、長い間その真偽がアレコレと言われてきたのも事実で、本作の登場で、この問題に決着がつく可能性が出てきた。(中略)曲間MCからミルウォーキーで行われた84年のショウであることは間違いなく、ファンに新たな一石を投じる音源であることは間違いないだろう。
収録内容は凄まじく、インギー最後のステージと言うことを抜きにしてもこれは凄いパフォーマンスだ。一月の日本公演から帰国した後、バンドはある意味、いつ最後になってもおかしくない人間関係状態が漂っていたわけで、この7月までの期間にはグラハムがギターソロの最中にシールドを抜いたことで今でも語り継がれているオクラホマ公演のような事件もあった。この最後のギグでも、インギーはますます冴え渡った神懸かり的なギターワークを披露している上、バンドはその音に眩い輝きを何度も放ちながら凄まじく機能している。中でも、Jet To Jet、Kree Nakoorie、そしてアンコールを挟んでのHiroshima Mon Amour、Lost In Hollywoodはそのグルーブと鋭い切れ味を伴ったビートで過去最強・最高のアンサンブルではないかと思える。日によって、かなりその歌唱にバラつきがあるグラハムも、この日は最後まで伸びのある声を保っており、バックのリズム隊もプロらしい確実な演奏を見事にこなしている。
収録はオーディエンス録音だが、各楽器が良く聴こえるバランスの良い音で収録されており、潰れがちまゲイリーのベースも本作では良く聴こえる。勿論、インギーのギターワークもバッチリ聴こえるが、それよりも本作は強く圧倒的な爆発力に満ちていたオリジナル編成のアルカトラズそのものが目いっぱいに堪能できる一枚であると思う。
1. Introduction
2. Incubus
3. Too Drunk To Live, To Young To Die
4. Jet To Jet 5. Night Games
6. Island In The Sun
7. Desert Song
8. Kree Nakoorie
9. Guitar Solo
10. Since You Been Gone
11. Suffer Me
12. Hiroshima Mon Amour
13. Lost In Hollywood
14. Evil Eye 15. All Night Long
Graham Bonnet - Vocal
Yngwie Malmsteen - Guitar
Gary Shea - Bass
Jan Uvena - Drums
Jimmy Waldo - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Summerfest, Milwaukee, Wisconsin, USA 7th July 1984 TRULY PERFECT SOUND
グラハム・ボネット率いるALCATRAZZが'84年に行ったアメリカツアーから、イングヴェイ・マルムスティーンの脱退直前に当たる貴重なライヴ音源が、ファースト・ジェネレーションマスターのオーディエンスソースをダイレクト使用して音盤化です!ALCATRAZZは'83年の結成当時から、グラハム・ボネットの迫力ある歌唱とイングヴェイ・マルムスティーンの超絶ギターという、どちらも唯一無二の個性を魅力として、アメリカそして日本においてセンセーショナルな人気を博しました。しかし'84年1月に行われた来日公演を境として、イングヴェイの関心はソロ活動へと向かい、2月から行われた2度目のアメリカツアーでは、バンド内部はぎくしゃくとした雰囲気が支配していたそうです。本作に収められた'84年7月7日のミルウォーキー・サマーフェストにおけるショウは、イングヴェイがまさにバンドを脱退する直前の演奏に当たります。曲間のMCで若干のカットは見られるものの、楽曲や演奏はコンプリートで録音されており、グラハムやイングヴェイのファンにとって、ここで聴ける約73分間は歴史的にも娯楽的にも大変重要な音源だと断言できます。
同時期のオーディエンス録音と比較して、ぶ厚い皮を何枚も取り去ったような音の鮮度や見通しの良さに加え、クリアかつナチュラルな聴き易さを併せ持っており、このサウンドを前にすれば、過去のあらゆる'84年アメリカツアーのオーディエンス音源は全て色あせてしまうでしょう!開演を前にした司会者のMCからオーディエンスの熱気は最高潮で、湧き上がるイングヴェイ・コールからも、彼がロックシーンに与えた衝撃の深さが判ります。オープニングを飾る「Too Young To Die, Too Drunk To Live」での爆発的な盛り上がりには、聴き手も圧倒されるはずです。強烈な存在感を放つグラハムとイングヴェイはもちろん楽音の中心に位置していますが、サイドを固めるジミー・ウォルドーのキーボードとゲイリー・シェーアのベースも聴き取りやすく、NEW ENGLANDで磨き上げた幻想的で優しいタッチのプレイもしっかり確認できます。 またイングヴェイも認めたジャン・ユヴェーナの小気味良い職人的なドラムも、細やかなプレイまでそれぞれきっちりと録音されています。
すでにソロ活動の準備を進めていたというイングヴェイのプレイは、それこそ全曲で気の向くままに弾きまくっており、神懸りなプレイを縦横無尽に炸裂させています。バンドサウンドという面から考えれば決して好ましい事ではありませんが、当時の才気溢れるイングヴェイのギターを聴く上ではまたとないサンプルです。特に「Kree Nakoorie」と続く「Guitar Solo」で聴かせるエネルギーの塊のような爆発力やクレイジーなプレイは、イングヴェイのキャリアを通じても明らかに秀でています。
これに立ち向かうグラハムもこの日は終始素晴らしいコンディションで、超人的な歌声を随所で披露しています。イングヴェイのバンドで歌った多くのシンガーも苦戦した「Hiroshima Mon Amour」や、グラハム自身が苦労したと回想する「Jet To Jet」まで、スタジオテイクをはるかに超越する歌声は本当に凄いです!もちろん迫力一辺倒ではなく、RAINBOW時代からおなじみの「Since You Been Gone」では楽しくポップに、情感溢れる「Suffer Me」では打ちひしがれる様な悲しみを、それぞれ表情豊かに歌い分ける巧みさには、改めて唸らされる事でしょう。ライヴの最後を締めくくるのはRAINBOW以来グラハムの代名詞となっている「Lost In Hollywood」と「All Night Long」ですが、これ以上聴き応えがあるテイクが他にあるのか、という気にさせられる壮絶な演奏は絶品です。
両雄並び立たずとは言いますが、これだけの歌を聴かせてなお会場の多くが"イングヴェイ・コール"では、グラハムが不満を覚えても仕方が無いでしょう。これほどまでに凄まじいヴォーカルとギターのぶつかり合いはそうそう聴けるものではありません。この"ミルウォーキーの決闘"のようなパフォーマンスを現在に残してくれた本音源のテーパーには感謝あるのみです!過去に存在した「THE FINAL ATTRACTION」と題するオーディエンス音源も"ミルウォーキー・サマーフェストの音源"であるとクレジットされていましたが、そちらの日付は誤っており、本作こそが正真正銘の'84年7月7日のドキュメントです。イングヴェイ時代の最末期にして、ALCATRAZZの'84年アメリカツアー最良のオーディエンス録音をどうぞお楽しみください!マスターに起因していたノイズ、雑なカット諸々は全て、丁寧に補正・修正した同音源ベスト・ヴァージョン。ピッチも正確です。
★beatleg誌 vol.125(2010年12月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
インギー在籍時のアルカトラズの最終公演として有名な1984年7月7日のミルウォーキー公演遂に登場した。・・・と書くと、コアなファンは「え?」と思われるだろう。7月7日のミルウォーキー公演と言えば、既発盤として「THE FINAL ATTRACTION」と言うタイトルがあったからだ。しかし「THE FINAL ATTRACTION」のライブデータについては以前から一部のマニアの間で「フェイクではないのか?」という疑惑があり、長い間その真偽がアレコレと言われてきたのも事実で、本作の登場で、この問題に決着がつく可能性が出てきた。(中略)曲間MCからミルウォーキーで行われた84年のショウであることは間違いなく、ファンに新たな一石を投じる音源であることは間違いないだろう。
収録内容は凄まじく、インギー最後のステージと言うことを抜きにしてもこれは凄いパフォーマンスだ。一月の日本公演から帰国した後、バンドはある意味、いつ最後になってもおかしくない人間関係状態が漂っていたわけで、この7月までの期間にはグラハムがギターソロの最中にシールドを抜いたことで今でも語り継がれているオクラホマ公演のような事件もあった。この最後のギグでも、インギーはますます冴え渡った神懸かり的なギターワークを披露している上、バンドはその音に眩い輝きを何度も放ちながら凄まじく機能している。中でも、Jet To Jet、Kree Nakoorie、そしてアンコールを挟んでのHiroshima Mon Amour、Lost In Hollywoodはそのグルーブと鋭い切れ味を伴ったビートで過去最強・最高のアンサンブルではないかと思える。日によって、かなりその歌唱にバラつきがあるグラハムも、この日は最後まで伸びのある声を保っており、バックのリズム隊もプロらしい確実な演奏を見事にこなしている。
収録はオーディエンス録音だが、各楽器が良く聴こえるバランスの良い音で収録されており、潰れがちまゲイリーのベースも本作では良く聴こえる。勿論、インギーのギターワークもバッチリ聴こえるが、それよりも本作は強く圧倒的な爆発力に満ちていたオリジナル編成のアルカトラズそのものが目いっぱいに堪能できる一枚であると思う。
1. Introduction
2. Incubus
3. Too Drunk To Live, To Young To Die
4. Jet To Jet 5. Night Games
6. Island In The Sun
7. Desert Song
8. Kree Nakoorie
9. Guitar Solo
10. Since You Been Gone
11. Suffer Me
12. Hiroshima Mon Amour
13. Lost In Hollywood
14. Evil Eye 15. All Night Long
Graham Bonnet - Vocal
Yngwie Malmsteen - Guitar
Gary Shea - Bass
Jan Uvena - Drums
Jimmy Waldo - Keyboards