DEEP PURPLE - MUNICH 1974(1CDR) [Shades 2360]

DEEP PURPLE - MUNICH 1974(1CDR) [Shades 2360]

販売価格: 1,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Olympiahalle, Munich, West Germany 20th September 1974 TRULY AMAZING SOUND

★UPGRADE!!!

 ギターvsキーボードの基本構造にツイン・ヴォーカルまで導入し、豪華絢爛のハードロック理想形を体現していた第III期DEEP PURPLE。その貴重な現場を伝える新マスターが2種同時リリース決定です。
 本作はそんな2連作の前編。「1974年9月20日ミュンヘン公演」のオーディエンス録音です。当店ではDEEP PURPLEをオール・キャリアで取り扱っておりますが、第III期は特に人気が高い。1年4ヶ月という短い期間にセットやアンサンブル調子も目まぐるしく変化し、わずかな時期の違いでも重要になっています。まずは各時期の象徴作を交えつつ、活動全像から本作のポジションに迫ってみましょう。

●1973年
《9月:第III期始動→11月『紫の炎』完成》
・12月9日ー17日:欧州#1(5公演)
●1974年
・1月20日ー26日:欧州#2(5公演)
《2月15日『紫の炎』発売》
・3月3日ー4月9日:北米#1(28公演)←※CALIFORNIA JAM
・4月18日ー6月27日:英国(25公演)←※LIVE IN LONDON他
・8月24日ー30日:北米#2(4公演)←※HARTFORD 1974
《9月『嵐の使者』完成》
・9月18日ー28日:欧州#3(9公演)←★ココ★
《11月8日『嵐の使者』発売》
・11月13日ー12月17日:北米#3(19公演)←※LONG BEACH ARENA 1974他
●1975年
・1月25日『SUNBURY 75』
《3月14日『銀嶺の覇者』完成》
・3月16日ー4月7日:欧州#4(12公演)←※MADE IN EUROPE他
《リッチー・ブラックモア脱退》

 これが第III期DEEP PURPLEの全体像。本作のミュンヘン公演は『STORMBRINGER』を創り上げつつ、まだリリースに至ってなかった「欧州#3」。その2公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを伝える本作は、若ジェネぶりが瑞々しい新マスター。著名コレクター“Lucifer Burns”氏が最近公開したマスターで、「Burn」の途中から始まっていた従来盤とは違って開演前のチューニングから始まる事からも別モノなのは明らか。その一方でその「Burn」では豪快なカットもあり、どうやら大元ではなく同じ録音の経路違いのようです。
 ただし、サウンドは圧倒的に新マスターの方が上。そもそも従来マスターはテープはヨレるは、シュワシュワ歪むは、そもそも遠くに囁くようなバランスだわと「聴けるだけありがたい」級だったのですが、本作はそうではない。くっきりと密度の高い芯は同じ録音とは思えないほど間近に感じられ、細やかなディテールとも相まってダイレクト感たっぷり。もちろん、相変わらずヴィンテージ・オーディエンスの域にはあるものの、演奏音を探すように聞いていた従来盤とは違って絶好調のアンサンブルを無心に浸りきれるのです。
 しかも、本作はそんな新マスターのポテンシャルをグイッと引き上げた最高峰盤。ネット公開された原音は若ジェネ・サウンドが美しかったものの、ピッチがランダムに変わりまくってもいました。そこで本作では、可能な限りの調整で安定感を向上。原音では聞き苦しく(正直に言えば、酔いそうなほど)変化していたピッチが気持ちよく流れるライヴアルバムに仕上がっているのです。
 アップグレードしたとは言っても完璧ではなく、「Burn」でのカットも痛い。今後の更なるアップグレード発掘に夢を託してShadesレーベルからのご紹介となりましたが、それでもやはり瑞々しい若ジェネ・サウンドで第III期の生演奏を浴びられる醍醐味は何物にも代えられない。コレクター向きではある一方、コレクターは絶対不可避な新名盤。どうぞ、心ゆくまでじっくりとお楽しみください。

★「1974年9月20日ミュンヘン公演」の伝説オーディエンス録音。著名コレクター“Lucifer Burns”氏が公開した新マスターで、従来より格段にアップグレード。くっきりと密度の高い芯は同じ録音とは思えないほど間近に感じられ、細やかなディテールとも相まってダイレクト感たっぷり。さらに独自マスタリングでランダムに変わりまくっていたピッチも補正されたベスト・バージョンです。

(67:53)
1. Tuning
2. Intro
3. Burn
4. Might Just Take Your life
5. Keyboard Solo
6. Lay Down, Stay Down
7. Guitar Solo
8. Mistreated
9. Instrumental Jam
10. Lazy Intro
11. Smoke On The Water
12. Space Truckin' Incl. Child In Time (Instrumental)

David Coverdale - Vocals
Ritchie Blackmore - Guitar
Glenn Hughes - Bass, Vocals
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums