RUSH - WHISKY A GO GO 1974(1CDR) [Uxbridge 2503]

RUSH - WHISKY A GO GO 1974(1CDR) [Uxbridge 2503]

販売価格: 1,800(税込)

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商品詳細

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Whisky A Go Go, West Hollywood, CA, USA 28th November 1974 TRULY PERFECT SOUND

★UPGRADE!!!

 ニール・パートと合流し、初の米国ツアーに乗り出した1974年のRUSH。その現場を体験できる大元マスターが新発掘です。

 そんな本作が吹き込まれたのは「1974年11月28日ウェスト・ハリウッド公演」。伝説クラブ“Whisky A Go Go”で記録された極上オーディエンス録音です。1974年と言えば、『閃光のラッシュ』でデビューを飾り、ニール・パートと運命の出会いをした黎明の時代。わずかな時期の違いで意味合いが丸っきり変わってしまいますので、まずは当時の活動概要を振り返り、本作のポジションを確かめてみましょう。

・2月4日ー23日:カナダ(8公演)
《3月1日『RUSH』発売》
・3月18日-5月17日:カナダ#1(31公演)
・5月18日:イーストランシング(米国初公演)
・5月19日-7月25日:カナダ#2(38公演)
《7月29日:ニール・パート加入》
・8月14日ー12月22日:北米(72公演)←★ココ★

 これが1974年のRUSH。7月末にニールが加入しており、その後に彼ら初となる(苛烈な)全米ツアーを開始しました。本作のウェスト・ハリウッド公演は、その約4ヶ月後となる「北米」60公演目。“Whisky A Go Go”では5夜連続公演が行われ、その2日目でした。また、初の全米ツアーと言えばサウンドボードのプレス名盤『CLEVELAND 1974: PRE FM MASTER』も残されましたが、本作はその約3ヶ月後(52公演後)でもあります。

【テーパー本人が公開した伝説録音の大元マスター】

 そんなショウは以前から名録音が残された事で知られるのですが、本作はその最高峰更新盤(従来は“11月27日”とされていましたが、今回訂正されました)。録音自体は従来と同じなのですが、実は最近になって録音した本人が大元マスターを初公開したのです。
 そのサウンドは「まるでサウンドボード」。音色にはヴィンテージな薫りも宿るものの、オンな芯には距離感などまるでなく、目の前感覚のダイレクトP感なのです。実のところ、従来マスターは力強さこそあったものの、ダビング劣化でディテールが消滅。その結果、演奏音が奥に引っ込んでいるように聞こえたのです。ところが、今回の大元マスターは細部の微細部まで克明で輪郭もくっきり。それが演奏音の間近感にも繋がっているのです。

【サウンドボード級クオリティが実現した驚きの理由】

 また、今回の新発掘によってダイレクト感の秘密も明かされました。録音者自身が当時の状況を回想しているのですが、どうやらこの日は感謝祭だったそうでクラブは閑散。現場にはわずか20ー30人(!)しかおらず、しかもそのほとんどがRUSHを知らない。単にその日クラブに遊びに来ただけの観客だったそうです。そして、テーパーが座ったのは天井から吊されたPAが間近にあるバルコニー席。その結果、演奏音ばかりがやたらと目の前に迫り、オーディエンス・ノイズが異様に遠くてほとんど聞こえない……つまり「まるでサウンドボード」な音像が出来上がったのです。

 そんな極太ダイレクトなサウンドで描かれるのは、激レアな事件ナイトでもありました。その辺の事情を説明するためにも、ここでセット内容を整理しておきましょう。

●RUSH(3曲)
・Finding My Way/In The Mood/What You're Doing
●その他(3曲)
・Fancy Dancer(未発表曲)/In The End/Bad Boy(ラリー・ウィリアムズのカバー)

【メンバー自身が楽器屋へ走った空前絶後の事件現場】

……と、このようになっています。1974年ならではの激レア「Fancy Dancer」「Bad Boy」も聴けるものの、トータルでわずか6曲。この日は1日2セットだったとも言われており、本作は1stセットだけを収録しています。
 ただ、それにしても約38分と短いのですが、その原因は機材トラブルにありました。実は「In The Mood」でドラムが破損。交換のためにショウが中断になったのです。しかも、この時のRUSHは駆け出しでスペアを持ち込んでおらず、なんと近所の楽器屋“GUITAR CENTER”までメンバー自ら買いに行った(!)という。本作の録音家もその間はテープを止めていたそうですが、それでも本作には約4分半に渡ってグダグダな現場が記録されているのです。

 ロック史にその名を轟かす、超大物RUSH。そんな彼らがファンでもない30人の観客の前でライヴを行い、途中で楽器屋へ駆け込む惨状を経験している。本作は、そんな空前絶後の現場に極上サウンドで居合わせられるとんでもないライヴアルバムです。時代感も貴重度もサウンドも超ド級でありながら、「文化遺産」と呼ぶにはあまりにもトホホ。そんな類い希なる超激レアな1枚。どうぞ、心してご体験ください!

★「1974年11月28日Whisky A Go Go」公演の極上オーディエンス録音。テーパー本人が公開した大元マスターは「まるでサウンドボード」。クラブに20―30人しかいない環境でオーディエンス・ノイズがほとんどなく、PA目の前に陣取ったお陰で超ダイレクトです。途中でドラムが壊れ、メンバー自身が楽器屋へ買いに行くというトラブルまで発生。空前絶後の現場に居合わせられる世にも珍しいドキュメント・アルバムです。

(38:05)
01 Intro
02 Finding My Way
03 Fancy Dancer
04 In The Mood
05 Interlude: Drum Repair
06 In The End
07 What You're Doing
08 Bad Boy
09 Guitar Solo

Geddy Lee - Bass & Vocals
Alex Lifeson - Guitars
Neil Peart - Drums