SCORPIONS - MANCHESTER 1980: FINAL NIGHT(1CDR) [Shades 2372]

SCORPIONS - MANCHESTER 1980: FINAL NIGHT(1CDR) [Shades 2372]

販売価格: 1,800(税込)

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商品詳細

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Apollo Theatre, Manchester, England 19th October 1980 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 全盛のメンバーが揃いつつ、ブレイクスルー前夜でもあった『ANIMAL MAGNETISM』時代。世界征服の野心に燃える現場を体験できる新名盤が誕生です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1980年10月19日マンチェスター公演」。その極上オーディエンス録音です。『BLACKOUT』で火が付き、『LOVE AT FIRST STING』で盛大に燃え上がったSCORPIONSの全盛期。1980年はその寸前で、ジリジリと成功に近づいていく言わば導火線のような時代でした。ブレイク前という事もあってか記録の少ない音源の秘境でもあったわけですが、蠍団全史を扱う当店では様々な名作でアーカイヴ。まずは、そのコレクション整理も兼ねて当時のスケジュールを俯瞰してみましょう。

《3月31日『ANIMAL MAGNETISM』発売》
・4月11日ー5月11日:西ドイツ(25公演)
・5月13日ー19日:英国#1(6公演)
・5月23日ー8月6日:北米(59公演)←※ANIMALIZED IN MILWAUKEE
・8月16日:第一回MONSTERS OF ROCK出演
・9月9日ー10月2日:欧州(20公演)←※GRENOBLE 1980
・10月5日ー28日:英国#2(20公演)←★ココ★

 これが1980年のSCORPIONS。マティアス・ヤプス加入でラインナップを固めた彼らは本格的に世界侵攻を開始。歴史的な“第一回MONSTERS OF ROCK”を始め、欧米を大規模ツアーで絨毯爆撃しました。本作のマンチェスター公演は、その最終盤。NWOBHMに沸くイギリスに乗り込んだ「英国#2」の13公演目でした。
 ここで1つ、注意点。公式サイトによるとこの日はサウンスハンプトン公演となっているのですが、本作のクレジットはあくまで「マンチェスター」としました。実のところ、これまでもSCORPIONSのツアーデートは録音と食い違う事が多く、コレクター界では今ひとつ信頼されていない節がある。音源は「10月19日マンチェスター」として公開されており、本作でも発掘ルートの情報に従ってクレジットされています。また、この年のマンチェスター公演は5月・10月で計3回行われており、本作はその最終公演でもあります。

【ANIMAL MAGNETISM Tourの真価を伝える新録音】
 閑話休題。そんな現場を真空パックした本作は、ダイレクト感とセパレート感を併せ持つ強力録音。最近になって公開された1stジェネ・マスターでして、音色的にもムード的にもサウンドボードと間違えはしませんが、空気感を貫く芯の力強さには「!?」となってしまう。とにかく猛烈に鮮やかクッキリとしていて、細部の微細部まで鮮明に描かれるのです。
 何しろ、普段は埋もれがちなベースまで美しい。1音1音が際立ち、それが連なる事で生まれるグルーヴも、ちょっとしたフレーズも、めちゃくちゃよく聞こえる。80年代オーディエンスと言えば、ギターのタッチが分かるだけで優秀なわけですが、本作はベースのピッキング・ニュアンスまでくっきり。「We'll Burn The Sky」の歌いまくるラインは必聴です。
 思わずベースの話が長くなってしまいましたが、肝心なのは別にベースがデカいわけではないこと。「客録の弱点になりがちなベースですらスゴい」というだけであり、すべての楽器が同じように鮮やか。ツインのギターは輪郭も綺麗にセパレートしており、ヴォーカルに至ってはところどころでかかるエフェクトまでよーく分かるのです。

【極上サウンドを更に引き上げる渾身のリマスター】
 それほどのサウンドだけに全世界のコレクターが色めき立っているわけですが、本作はその高みをグイッと引き上げた最高峰更新盤でもあります。実のところ、ネット原音はプチノイズまみれだったのですが、本作では1つひとつを丁寧にトリートメント。50カ所以上(!)もの補正を経た艶やかサウンドを実現しているのです。
 その美麗&ダイレクトな極上サウンドで描かれるのは、貴重曲も美味しい“ANIMAL MAGNETISM Tour”の真価。ここで、ぞの内容も整理しておきましょう。

●ラヴドライヴ(5曲)
・Lovedrive/Loving You Sunday Morning/Holiday/Always Somewhere/Another Piece Of Meat
●アニマル・マグネティズム(5曲)
・Don't Make No Promises (Your Body Can't Keep)(★)/Animal Magnetism/The Zoo/Lady Starlight(★★)/Make It Real
●クラシックス(5曲)
・テイクン・バイ・フォース:We'll Burn the Sky/He's A Woman, She's A Man
・その他:Pictured Life/Robot Man/In Trance
※注:「★」印は90年代以降演奏していない曲。特に「★★」印は、このツアーだけの限定曲。

……と、このようになっています。実のところ、当日は演奏されたであろう「Steamrock Fever」「I Can't Get Enough」が録音漏れ。そのために永久保存プレス化というわけにもいかなかったのですが、その欠点を差し引いても強力な鮮やかサウンドが素晴らしすぎるのです。貴重曲と野心に燃える演奏が美味しすぎる秘境“ANIMAL MAGNETISM Tour”。その真価を教えてくれる新たなるマスター・ピース。どうぞ、細密マスタリングで最高峰を更新した本作で存分にご体験ください。

★「1980年10月19日マンチェスター公演」の極上オーディエンス録音。最近になって公開された1stジェネ・マスターで、ダイレクト感とセパレート感を両立した名録音。普段は埋もれがちなベースまで1音1音くっきりです。当店独自にプチノイズも綺麗にトリートメント(50カ所以上!)した最高峰サウンドで貴重な“ANIMAL MAGNETISM Tour”を楽しめる新名盤の誕生です。

(75:05)
1. Intro
2. Lovedrive
3. Don't Make No Promises
4. Loving You Sunday Morning
5. We'll Burn The Sky
6. Animal Magnetism
7. The Zoo
8. Holiday
9. Lady Starlight
10. Always Somewhere
11. Pictured Life
12. Make It Real
13. He's A Woman, She's A Man
14. Another Piece Of Meat
15. Drum Solo
16. Robot Man
17. In Trance

Klaus Meine - Vocals
Rudolf Schenker - Guitar
Matthias Jabs - Guitar
Francis Buchholz - Bass
Herman Rarebell - Drums