AC/DC - DEFINITIVE NIHON SEINENKAN 1981(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 352]

AC/DC - DEFINITIVE NIHON SEINENKAN 1981(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 352]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Nihon Seinenkan, Tokyo, Japan 5th February 1981 STEREO SBD(UPGRADE)

 伝説の初来日から誕生した超極上のステレオサウンドボード・アルバムが究極形にブラッシュ・アップ。永久保存プレスCDで登場です。
 その超名盤に刻まれているのは「1981年2月5日:日本青年館」公演。そう、某放送局の“FMライヴ・スペシャル”で放送された大定番サウンドボードの史上最高峰版です。彼らは1981年・1982年の黄金時代に2度立て続けに日本を訪れたものの、その後は20年近くも来日せず、3度目は21世紀に入ってからでした。80年代をセットでご記憶の方もいらっしゃるでしょうから、ここでは2度の来日をまとめて整理しておきましょう。

●1981年:“BACK IN BLACK TOUR”
・2月1日:大阪万博ホール
・2月2日:愛知県勤労会館
・2月4日:日本青年館
・2月5日:日本青年館 ←★ココ★
●1982年:“FOR THOSE ABOUT TO ROCK TOUR”
・6月4日:大阪フェスティバルホール
・6月6日:大阪万博ホール
・6月8日:京都会館
・6月9日:名古屋市公会堂
・6月10日:日本武道館

【伝説的な名放送の最高峰を更新したサウンド】
 これが日本に残された絶頂期の足跡。本作の日本青年館公演は、伝説の初来日でも最終日にあたるコンサートでした。このショウはラジオやTVでも放送され、数々のエアチェック・タイトルを生み出してきた初来日の象徴となる大定番。当時の某放送局は洋楽の来日放送に熱心で、さまざまなバンド/アーティストを頻繁に放送していました。その放送クオリティは極めてハイレベルであり、特にHR/HM系は世界的にも貴重なバンドが多かった。AC/DCもまた、IRON MAIDENやBLACK SABBATHの初来日と共に、世界中のマニアから文化遺産として長年愛されてきました。本作は、そんな世界遺産級FM放送版の最高峰を更新するものなのです。
 本作の大元になったのは、旧来の最高峰であったプレスCD『NIHON SEINENKAN 1981』。これは2012年に名テーパー“Miracle Man”氏の秘蔵マスターをダイレクトにCD化したものだったのですが、そのサウンドは衝撃でした。エアチェックではあるものの、大元カセットだからこそのダビング・ゼロな鮮度が圧倒的で、細部の細部まで超鮮明。当時ハイエンドの機材を使用し、受信状況から電力にまで気を配った録音は同じ放送とは思えないほど美しく、数限りないバージョンが生まれた大定番にあっても並ぶもののない高み。某放送局の場合、海外ラジオとは違って放送原盤が流出する事は望めず、恐らくこれ以上のサウンドは未来永劫ムリという完全オフィシャル級のサウンドだった。そのクオリティは大絶賛を呼び、『NIHON SEINENKAN 1981』は瞬く間に完売・廃盤となりました。
 それから7年の刻が経ちましたが、今なお超えるものがないマスター。本作は、そんなマスターを最新・細心マスタリングでブラッシュ・アップしたもの。もちろん、無闇矢鱈な音圧稼ぎや無粋な過剰なイコライジングは一切せず、FM放送の極みのような原音の鳴りを最大限に活かしつつ、各音域を丁寧に分析。そのため「まるで別物」となるまで加工してはおりませんが、特に分かりやすいのは低音でしょうか。FM放送自体がやや低音の突き上げが強かったのですが、アンサンブル全体のトータル・バランスが整うように調整。その結果、レンジがより広く、アンサンブルも立体的に感じられるようになった。特にリフ。全盛期のAC/DCは全員が驚異的なシンクロ率でリフを奏でているのですが、そのせいもあってリズム・ギターとベースが固まりにも聞こえかねませんでした。しかし、本作ではその分離感も鮮やかになり「1つの音」ではなく、「幾重もの音がシンクロしている」凄味までビビッドに感じられるようになったのです。

【世界的にも貴重なBACK IN BLACK時代の超極上サウンドボード】
 そんな“極みの音”で描かれるのは“極みのグルーヴ”であり、“極みのAC/DC”。何しろ、世紀の大名盤『BACK IN BLACK』を創り上げたバンド・ポテンシャルが凄すぎる。フィル・ラッドは唯一無二のグルーヴを叩き出し、先述の通り、マルコム・ヤング&クリフ・ウィリアムズのシンクロ率は異常なレベル。しかも、後年とは違ってそのビートには若い勢いが充ち満ちており、エッジも恐ろしいほどに鋭い。そして、ブライアン・ジョンソンのヴォーカル。フィル・ラッドが復帰した1995年には「枯れた渋み」と形容されましたが、本作では強力な33歳のノドを轟かせ、どこまでもロックンロールなのに「メタル」の範疇で語られる殺傷力を見せつけてくれるのです。
 そんな本編だけでも最高ですが、本作はオリジナル盤と同じくさらに美味しいボーナス・トラックも収録しました。「1981年12月21日ランドーバー公演」のサウンドボード「Back In Black」「T.N.T.」で、UK盤12インチ・シングル『Let's Get It Up』に収録されていたもの。これも“Miracle Man”氏所蔵のシングル現物からデジタル化されたものであり、本編と同様に細心マスタリングで磨き込んであります。実のところ、『BACKTRACKS』で公式化済みのテイクではあるのですが、本作はアナログ盤ならではの艶やかさが美しく、マスタリングによって本編と続けて聴いても違和感がない。特に「T.N.T.」は日本公演では聴けないだけに美味しいボリュームアップなのです。

 私たち日本人にとって特別な初来日ではありますが、本作の立つ地平はもっともっと広い。当時、世界は『BACK IN BLACK』の記録的なヒットに沸き立っていましたが、どういうわけか録音事情は芳しくなかった。公式ライヴアルバムが残されなかっただけでなく、その代わりとなるフル・サウンドボードも皆無なのです。そんな中で、もっとも“公式代わり”になり得たのが日本のFMサウンドボードだった。本作は、そんな世界遺産の史上最高峰を更新する1枚なのです。日本が世界に誇る極みのライヴアルバム。どうぞ、永久保存プレスCDで心ゆくまでご堪能ください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(68:00)
1. DJ Intro.
2. Hells Bells
3. Shot Down In Flames
4. Sin City
5. Back In Black
6. Bad Boy Boogie
7. The Jack
8. Highway To Hell
9. High Voltage
10. Whole Lotta Rosie
11. Rocker
12. DJ Outro.

FM BROADCAST RECORDING

Bonus Tracks
Live at Capital Centre, Landover, MD. USA 21st December 1981
Taken from B side of "Let's Get It Up" UK 12" Single(K 11706T)

13. Back In Black
14. T.N.T.

Brian Johnson - Vocal Angus Young - Guitar Malcolm Young - Guitar & Vocal
Cliff Williams - Bass & Vocal Phil Rudd - Drums


★★特別企画

★史上最高マスターをブラッシュ・アップし、頂点超えを果たした新名盤『DEFINITIVE NIHON SEINENKAN 1981』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じショウの映像版『ELECTRIC ATTACK UPGRADE』が特別に付属致します。

AC/DC - ELECTRIC ATTACK UPGRADE(Bonus DVDR)
Live at Nihon Seinenkan, Tokyo, Japan 5th February 1981 PRO-SHOT (Synched with FM Audio!!)

本編プレスCDは、大名盤『BACK IN BLACK』時代の頂点ステレオ・サウンドボードの最高峰更新を実現したライヴアルバム。伝説の初来日という以上に、ロックの世界遺産となる1枚です。その解説でも触れましたが、現場となった「1981年2月5日:日本青年館」公演はFMラジオだけでなくテレビでも放送。そのプロショットも長年の大定番となってきました。そこで、新名盤ライヴアルバムの“向こう側”を見せてくれる映像編もボーナス付属決定です。

【初来日プロショットの音声をアップグレード】
 このショウも現在では『PLUG ME IN』に4曲が収録されていますが、本作はそれとは異なる約1時間の放送版。そのエアチェック・マスターをDVD化したものです。さすがに38年前の放送だけにオフィシャル級とはいかないのですが、それでもマスター鮮度は良好。VHS時代に出回ったグシャグシャ画質の物とはまったく異なり、白線ノイズや歪みもほとんどなく、伝説の初来日を目撃させてくれます。
 本編プレスCDは某放送協会によるものでしたが、こちらは某民放局『ステレオ音楽館』で放送されたもの。4日間で15分ずつ放送された『電撃来襲!! AC/DC』をまとめています。
 この映像編は絶頂期の貴重すぎるプロショットとして大定番となってきましたが、今回はさらにアップグレード。究極サウンドボードである本編プレスCDの超極上音声をシンクロさせました。その威力は絶大! これまでのプロショット音声はモノラルな上に鮮度も良いとは言えなかったわけですが、今回はオフィシャル級サウンド。クリアで超克明な上にド迫力なセパレート・サウンドにより、同じステージとは思えないほど凄まじい映像に生まれ変わっています。
 ただし、全編ではありません。テレビ放送はFMサウンドボード版とは曲目が異なっており、FMサウンドボードでは聴けない曲もありました。しかしサウンドのアップグレード幅があまりにも大きいため、音声がコロコロ切り替わってしまうと見づらい。そこで本作では曲順を入れ替え「アップグレード・パート」を前半に、「従来パート」を後半にまとめて再編集しました。整理しますと……

●アップグレード・パート(音声差し替えの8曲)
・Hells Bells/Shot Down In Flames/Highway To Hell/Sin City/Back In Black/Bad Boy Boogie/Whole Lotta Rosie/Rocker
●従来パート(本編プレスCDに未収録の4曲)
・What Do You Do For Money Honey/You Shook Me All Night Long/T.N.T./Let There Be Rock 

……と、このようになっています。オリジナル放送は4回に分かれていた事もあって、同じ曲が繰り返される事もありましたが、そうしたパートはカット。そのため、全体の尺は5分ほど短くなっています。もちろん、オフィシャル版にはない「Hells Bells」「Highway To Hell」「Sin City」「Bad Boy Boogie」「Whole Lotta Rosie」「Rocker」もしっかりと観られます。

【絶頂期の薫りが吹き出す凄絶ライヴ】
 そして、そのステージこそが凄い。ステージ袖に酸素吸入器を用意していたというアンガスの破天荒ぶり、若々しいブライアンの鋭いシャウト声、「芸術的」とまで賞賛されたフィル&クリフのリズム隊、そして世界最高のリフ・メイカーにしてリズム・ギタリストの理想を一身に体現したマルコム・ヤング。さらに後年のアリーナ会場とはまったく違うホール会場が新鮮そのもの。ブライアンも頻繁に観客と生握手を交わしながら歌うのですが、その相手は黒髪の日本人であり、一度握ったらなかなか離そうとしない(苦笑)。まさに伝説の初来日でしかあり得ない光景がプロショットで描かれていくのです。
 そんなステージ以上に時代感にむせ返るのが、数々のテロップ。「この番組はCMも含めてステレオ放送です」だけでも懐かしくてたまりませんが、合間合間に出てくるポエム(?)調のバンド紹介が凄い。「うなりを上げ、せまりくるハイ・ヴォルテージなロック・サウンド・ヘヴィ・メタル軍団の総攻撃が今、始まる」「コンサートの間、アンガスがステージ上を歩きまくる距離は10km。これは中央線の東京←→新宿間の距離に相当する」辺りはなんとか今でもイケそうな気がしますが、「マグニチュード『10』恐怖のAC/DC大地震が、今日本全土を直撃」は東日本大震災後の日本ではあり得ない。
 また「AC/DCとは交流と直流という意味」は良いとして、そこに「同時に英語のスラングでは両刀使いの事」を追加してしまい、さらには「AC/DCのライブは、荒々しく攻撃的でエロティック」と畳みかけて微妙なイメージを植え付けてしまう。その挙げ句がデッカイ手描きロゴで「レザーファッション“ハード・ゲイの時代” AC/DC Fucking Sound」と来たもんだ。彼ら自身、初期には勘違いしたゲイバーからの出演依頼に困ったそうですが、極東では80年代でもまだまだ通じていた。硬派イメージが定着した現在では「レザー? ハードゲイ?」としか思えない(アンガスのストリップもエロディックとは……苦笑)わけですが、これこそが初来日時代。その薫りがモニターとスピーカーから吹き出してくるのです。

 超極上ステレオ・サウンドボードの本編プレスCDが世界遺産級だとすれば、プロショット映像は日本の文化遺産。若々しいかれらのパフォーマンスだけでなく、当時の洋楽シーンそのものが描き出される記録映像です。あの灼熱のパフォーマンスがどんな現場で、どんな時代で炸裂していたのか。それを現代に伝えてくれる1枚。どうぞ、併せてたっぷりとお楽しみください。

(55:18)
FM AUDIO

1. Hells Bells
2. Shot Down In Flames
3. Highway To Hell
4. Sin City
5. Back In Black
6. Bad Boy Boogie
7. Whole Lotta Rosie
8. Rocker

TV AUDIO

9. What Do You Do For Money Honey
10. You Shook Me All Night Long
11. T.N.T.
12. Let There Be Rock 

Brian Johnson - Vocal Angus Young - Guitar Malcolm Young - Guitar & Vocal
Cliff Williams - Bass & Vocal Phil Rudd - Drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 60min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of DEFINITIVE NIHON SEINENKAN 1981"(ZODIAC 352)