THE ROLLING STONES - HOLD ON TIGHT(3CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - HOLD ON TIGHT(3CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 4,500(税込)

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)


Madison Square Garden, New York City, NY, USA 27th June 1975 TRULY PERFECT SOUND

★内容、音質、最高です!!


 ローリング・ストーンズ1975年マディソン・スクエア・ガーデン連続公演のフィナーレである6月27日。この日は古くから音質が非常に良いオーディエンス録音が二種類も存在し、それぞれが1980年代にLPでリリースされ、どちらもステレオで1975年のAudとしては最上級に属するクオリティでした。

 ところがCD時代を迎えてリリースされたのは、ライブの間を通して執拗に「Satisfaction」をリクエストし続ける女性二人組の叫びが周期的に入る音源の方で、その特徴から「サティスファクション・シスターズ」音源などと呼ばれてきたもの。

 確かにステレオの広がりもあり非常に聞きやすい音質ではあったのですが、それ以上に秀でていたのがLP『HOLD ON TIGHT』のみで聞かれたもう一つのオーディエンス録音。というのも、こちらの方が音像は近くて迫力があり、当初はサウンドボードか?と錯覚を与える程だったという。ピッチの高い状態でプレスされてしまったという大きな欠点を抱えていたものの、そもそも『HOLD ON TIGHT』の方が先にリリースされていたという歴史的な事実もある。

 ところが「サティスファクション・シスターズ」録音は元の音源が出回っていいたということもあり、VGPレーベルが『PRESERVE FOR FUTURE』に『DISCOVER NEW YORK』という前編と後編状態でリリース、あるいはタイトルとパッケージこそ『HOLD ON TIGHT』ながら中身は「サティスファクション・シスターズ」音源というバージョンをリリースしていたものでした。

 その点『HOLD ON TIGHT』自体は元音源が流通せず、そこに目を付けたLP落としのアイテムも90年代初頭にリリースされはしたもののツメが甘く、長い間MSG最終日と言えば「サティスファクション・シスターズ」の天下が続いていたのです。そこを改めて『HOLD ON TIGHT』の欠点だったピッチの高さやLP故に生じるスクラッチ・ノイズなどを徹底的に補正した上でリリースしたCDが2008年の『THE ORIGINAL HOLD ON TIGHT』だったのです。
 このリリースに触発されてDACもLPからまとめ上げた『HOLD ON TIGHT』をリリースしたものの、音質が元のLPと大きくかけ離れていただけでなく、何よりステレオ感を狭めるという謎処理。その一方で『THE ORIGINAL HOLD ON TIGHT』も曲間を刈り込んで二枚のディスクに収めるなどしており、それぞれに課題を残していたのは事実。

 それらのリリースから10年以上が経過し、二種の『HOLD ON TIGHT』LP復刻アイテムで攻め切れていなかった個所や問題点を「GRAF ZEPPELIN」が徹底的に洗い直した文句なしの決定版が2023年リリースの『HOLD ON TIGHT』でしょう。実際その仕上がりがあまりに見事で、ピッチの補正や欠損個所を「サティスファクション・シスターズ」で補填するのは当たり前、それでいて元のLPに使われていたMSG24日の「Rip This Joint」は三枚目の終わりにボーナス扱いで収める徹底ぶり。

 またオリジナルのLPや『THE ORIGINAL HOLD ON TIGHT』をお持ちの方ならお判りかと思われますが、例えば静かな「Angie」などにはテープのヨレが気になったのも事実でして、それがトライアングルの音などに現れていた。ところが「GRAF ZEPPELIN」はこうした問題までも徹底的にアジャスト。これほどまで見事な完成度を誇った2023年盤は再入荷を重ねても売り切れとなる大ベストセラーとなったのでした。

 あれから二年、75年MSG最終日を捉えた名録音を圧倒的なリクエストに応えて再リリースが実現。もう2023年盤の時点で完成した仕上がりではありましたが、そこは「GRAF ZEPPELIN」が微調整を施した上での再リリース。カルロス・サンタナ飛び入りでキースがベースを弾いた「Sympathy For The Devil」、さらにリリース前でライブ演奏自体が希少な「Cherry Oh Baby」といった場面も素晴らしい音質で楽しめる。LAフォーラム最終日と並ぶ75年ストーンズ永遠の定番『HOLD ON TIGHT』が待望の再登場!


REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

若干の中域の帯域補正がなされていますが、元々前回盤でもバランス重視のマスタリングがなされているため、変更の余地もなかった。

前回盤をお持ちでない方は間違いなくお勧め!

--------------------------------------------

前回盤の作業詳細

★アナログLP "HOLD ON TIGHT" (CS-MSG-75)をベースに、欠落部を別ソースで補填し、疑似ながら初の全曲ノンストップ完全収録を実現
過去にも同様の手法の既発盤がありますが、そちらでは曲間の編集が甘く、欠落や編集ミス、フェイク処理などもあり、本盤が初のノンストップ完全盤となる

★音も本盤ではアナログ盤の広がりのあるサウンドを尊重
*既発DAC盤では演奏をセンターに寄せるためなのか、若干(30%くらい)モノラル寄りの処理がなされている

★スクラッチノイズは、ピンポイントで丁寧に根気よく除去。
ソフト上で、波形全体を一括選択で一気にノイズ処理するような(=人工的にな音になる)処理はしてません。
また、元音源の時点で左チャンネルのヒスが気になる箇所が多々ありますが、必要最小限の処理に留めてます。

★ピッチは一定ではなかったため、可変で適宜補正。
また一部ですが、テープの震え(ワウフラ)も補正してます。Angieのトライアングル(?)等々

★ボーナスのRip This Jointはアナログ盤に収録されていた24日のもの。
ピッチ修正のうえ収録。

--------------------------------------------

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Taken from the 3LP "HOLD ON TIGHT" (CS-MSG-75)


Disc 1 (52:50)
1. Fanfare For The Common Man
2. Honky Tonk Women
3. All Down The Line
4. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud 5. Star Star
★4:13-4:22(演奏後曲間) 補填

6. Gimme Shelter ★5:40-5:41(音切れ部) / 6:25-6:58(演奏後曲間) 補填
7. Ain't Too Proud To Beg
8. You Gotta Move ★4:05以降 補填
9. You Can't Always Get What You Want ★0:00-0:02 / 6:58-8:35
/12:21-12:31(演奏後曲間) 補填

Disc 2 (53:25)
1. Happy
2. Tumbling Dice
3. It's Only Rock'n Roll ★5:27-5:34 補填
4. Band Introductions
5. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
6. Fingerprint File
7. Cherry Oh Baby ★6:07以降 補填
8. Angie ★0:00-0:08 補填
9. Wild Horses ★6:51以降(演奏後曲間) 補填

Disc 3 (55:15)
1. That's Life ★丸ごと別ソース
2. Outa Space ★0:00-0:02 / 3:01-3:06 補填
3. Brown Sugar ★2:06-2:31 / 4:25-4:48(演奏後曲間) 補填
4. Midnight Rambler ★4:27-4:37 / 13:31以降(演奏後曲間) 補填
5. Rip This Joint ★丸ごと別ソース
6. Street Fighting Man ★0:00-0:01 / 3:33以降 補填
7. Jumping Jack Flash ★丸ごと別ソース
8. Sympathy For The Devil ★0:00-0:11 補填

Bonus Track
Madison Square Garden, New York City, NY, USA 24th June 1975

9. Rip This Joint ★これもアナログ盤から収録