FREE - RANDWICK 1971(1CDR) [Uxbridge 2628]
FREE - RANDWICK 1971(1CDR)
[Uxbridge 2628]
販売価格: 1,800円(税込)
商品詳細
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Live at Randwick Racecourse, Randwick, Australia 9th May 1971 TRULY AMAZING SOUND
フリーの崩壊前の最後のステージを記録した貴重なライヴアルバム。
その最後の夜とは「1971年5月9日ランドウィック公演」。伝説の初来日は“4月30日+5月1日”の2公演だったわけですが、その後に彼らはオーストラリアへ直行。“5月6日・7日・8日・9日”の4日連続で豪州ツアーを実施。本作は、その最終公演なのです。当時の資料には諸説あり、「4月中に崩壊(これは明らかに誤り)」とするものから「5月30日クリーヴランド公演まで」とするものまで様々ですが、現在もっとも支持されているのが「5月9日まで」。しかも、実際の音も残されているわけです。
そんな歴史的なショウだけに聴けるだけでありがたいレベルなのですが、本作はクオリティもなかなか素晴らしい。何よりも驚くのはオンで距離感のない芯。ヘッドフォンで聴いてもホール鳴りがまるで感じられず、丸出しの芯が目の前に突きつけられる。「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい……と言いますか、実際に長いことコレクター間ではサウンドボードとして流通してきた。最近のリサーチによって「実はオーディエンス録音」と言われ始めた……そんなド密着サウンドなのです。もしオリジナル・マスターが出てきたら即座にプレス化したいほどの名録音です。
そして、そのサウンドで描かれるのが崩壊前のラスト・ショウ。1音1音が最後の輝きに満ちている。彼らが崩壊したのは人間関係の悪化が原因だったわけですが、本作からはその予兆は感じられない。サイモン・カークのビートに支えられながらアンディ・フレイザーのベースが歌心たっぷりに歌い、ポール・コゾフの咽び泣く。その3人を従えながら、英国随一と言われるポール・ロジャースの歌声が轟く。本質的にソリの合わなかった4人の若者を繋いでいたのは、ただただ音楽だけだった……そうとしか思えないほど、本作から流れ出るブルースは芳醇で滋味深い。逆に言えば、これ以上続けられない状態の最終夜であっても、この音楽を奏でるために一緒にいるのではないか。そんなディープなブルースが滴るステージなのです。
(44:45)
1. The Stealer
2. I'm A Mover
3. Be My Friend
4. Fire And Water
5. Heavy Load
6. The Highway Song
7. Mr. Big
8. All Right Now
9. Ride On A Pony
Paul Rodgers - vocals
Paul Kossoff - guitar
Andy Fraser - bass
Simon Kirke - drums
Live at Randwick Racecourse, Randwick, Australia 9th May 1971 TRULY AMAZING SOUND
フリーの崩壊前の最後のステージを記録した貴重なライヴアルバム。
その最後の夜とは「1971年5月9日ランドウィック公演」。伝説の初来日は“4月30日+5月1日”の2公演だったわけですが、その後に彼らはオーストラリアへ直行。“5月6日・7日・8日・9日”の4日連続で豪州ツアーを実施。本作は、その最終公演なのです。当時の資料には諸説あり、「4月中に崩壊(これは明らかに誤り)」とするものから「5月30日クリーヴランド公演まで」とするものまで様々ですが、現在もっとも支持されているのが「5月9日まで」。しかも、実際の音も残されているわけです。
そんな歴史的なショウだけに聴けるだけでありがたいレベルなのですが、本作はクオリティもなかなか素晴らしい。何よりも驚くのはオンで距離感のない芯。ヘッドフォンで聴いてもホール鳴りがまるで感じられず、丸出しの芯が目の前に突きつけられる。「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい……と言いますか、実際に長いことコレクター間ではサウンドボードとして流通してきた。最近のリサーチによって「実はオーディエンス録音」と言われ始めた……そんなド密着サウンドなのです。もしオリジナル・マスターが出てきたら即座にプレス化したいほどの名録音です。
そして、そのサウンドで描かれるのが崩壊前のラスト・ショウ。1音1音が最後の輝きに満ちている。彼らが崩壊したのは人間関係の悪化が原因だったわけですが、本作からはその予兆は感じられない。サイモン・カークのビートに支えられながらアンディ・フレイザーのベースが歌心たっぷりに歌い、ポール・コゾフの咽び泣く。その3人を従えながら、英国随一と言われるポール・ロジャースの歌声が轟く。本質的にソリの合わなかった4人の若者を繋いでいたのは、ただただ音楽だけだった……そうとしか思えないほど、本作から流れ出るブルースは芳醇で滋味深い。逆に言えば、これ以上続けられない状態の最終夜であっても、この音楽を奏でるために一緒にいるのではないか。そんなディープなブルースが滴るステージなのです。
(44:45)
1. The Stealer
2. I'm A Mover
3. Be My Friend
4. Fire And Water
5. Heavy Load
6. The Highway Song
7. Mr. Big
8. All Right Now
9. Ride On A Pony
Paul Rodgers - vocals
Paul Kossoff - guitar
Andy Fraser - bass
Simon Kirke - drums