GARY MOORE - FIGHTING FOR GERMANY(2CDR) [Shades 2466]
GARY MOORE - FIGHTING FOR GERMANY(2CDR)
[Shades 2466]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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Live at Schleyerhalle, Stuttgart, Germany 19th April 1989 TRULY PERFECT SOUND
“ハードロッキン・ゲイリー”の最後の輝きを収めたライヴが甦りました! 頑固一徹なイメージとは裏腹に、生涯に渡って音楽性を変え続けていったゲイリー・ムーア。ギタリストとして目映く輝いたフュージョン時代、彼の人生でもっとも成功を収めたブルース時代、たおやかなメロディで魅了してくれたテクノロジー時代……そんな彼の人生に想いを馳せたとき、私たちの脳裏に真っ先に浮かぶ姿は、やはり“ハードロッカーとしてのゲイリー”ではないでしょうか。しかし、いざ“HR時代の総決算”であった「AFTER THE WAR」ツアーを聴こうと見渡すと、ライン物は極初期ベルファスト公演で妙に硬い演奏を見せる不完全プロショットだけ。“総決算”である以上、どうしても本領発揮のフルライヴが必要なのに、オフィシャルはおろか、サウンドボードもないのです。思わず前置き長くなってしまいました。こんな苛立ちを癒してくれるスーパー・オーディエンスをご紹介しましょう、「FIGHTING FOR GERMANY」です!
このタイトルにピンと来られる方もいらっしゃることでしょう。そう、「1989年4月19日シュツットガルト公演」を収めた本作は、2007年にPOWER GATEからリリースされた同名作。「AFTER THE WAR」ツアーは素晴らしいオーディエンス・アルバムが多いのですが、その中でもイの一番に名前が挙がる傑作中の傑作録音。しかも、これはハードロック時代最後のツアーの最終公演。正真正銘、ハードロッキンに燃えたぎる“最後のゲイリー”が真空パックされているのです!
その記念碑的コンサートを、この度オリジナルテープから再度リマスター。従来から“ライン音源も裸足で逃げ出す”と言われた最高音質でしたが、わずかにあったノイズまでも完全にリペアし、「ハードロッキン・ゲイリーの頂点」を体現させるべく究極仕様で甦らせました。オープニングSEの「Dunluce」でさえ重厚に轟くサウンドは、正しくピッカピカ。「ウルトラ・クリアでパーフェクトなスーパー・サウンド」などとカタカナを並べていくと頭が悪いと思われそうですが、そうとでも言うしかない。このサウンドを前にしたら、もうニヤニヤしながらHRバカになっていく自分が抑えられないんですっ!
すみません。少々興奮してしまいました。この当時はハードロック時代の中でもアイリッシュ・メロディを大胆に導入していましたが、その美しさがキラキラと輝くような透明感あふれるサウンド。ボブ・デイズリー&クリス・スレイドのリズム隊(コージー・パウエル&ニール・マーレイにも匹敵する!)も鮮明で、すべての面でゲイリーを支える相棒ニール・カーターもばっちり。遮蔽物ゼロの環境で録られたのは間違いないのでしょうが、それだけでは説明が付かないほど、あらゆる音のつぶ立ちが尋常ではないのです。そんな中でデン!と主役を張るのは、もちろん御大ゲイリー。すべての音をかき分けるように連射されるマシンガンの一発一発さえもが美しい……あぁ、もっと撃って! 撃ち殺して! ……度々、申し訳ありません。ふざけているわけではないのですが、本当に速弾きの1音1音が快感で、永遠に弾き続けて欲しくなるサウンドなのです。
もちろん、音質だけではこうまでバカにはなりません。ライヴそのものも絶好調。最終公演のせいか、いつになく弾きに弾き、泣きに泣くゲイリー。特に12分以上に伸長された「Military Man」のソロは必聴。基本的にスタジオと同じメロディから始まるのに、ねちっこくねちっこく弾き込み、20秒ものロングチョーキング! それでも終わらず、インプロヴァイズの“この日だけのソロ”が延々と続き、そのフレーズがいちいちキャッチーで客を湧かす。まったく、この人はなんというインプロ・マシンなんでしょ…………しまった、ふっと泣くロングトーンに脳が止まって………重ね重ね、本当にすみません。
ギターだけでなく、ヴォーカルもスタジオ・アルバムよりも幾分かすれ成分を含み、一層ワイルドでカッコイイ。その主役に引っぱられているのか、主役を引き上げているのかは分かりませんが、他のメンバーもすこぶる調子に乗っている。“ゲイリー・バンドのベストメンバー”は意見の割れるところですが、本作のラインナップも確実に候補のひとつ。特に英国ロック界の重鎮クリス・スレイドは、さすがAC/DCにも選ばれるだけはある。曲の魅力を最大限に引き出すグルーヴを操り、気の利いたオリジナルなオカズを挟み込む。聴きながら書いているのですが、やはりその辺のパワーヒッターとは格の違いを感じさせえてくれます。
フル収録ですから、ベルファスト公演のプロショットでは聴けない「Shapes Of Things」「Wild Frontier」「Rockin' Every Night」「All Messed Up」までたっぷり。ちょっとVAN HALEN調な「This Thing Called Love」で、お茶目な“流行りもの好き”の一面までもが味わえる。まさに「ハードロック総決算」に相応しい2枚組なのです。これほどのコンサートをやったのですから、「もうハードロックはやり尽くした」と思ってしまっても無理はない……。
本作の最後には、度々触れてきたベルファスト公演からサウンドボードのボーナストラックも7曲追加しました。“ハードロッキン・ゲイリー”の旨みをギュッと詰め込んだ2枚組。やたらとリズム感の良い観客と一緒に叫んでしまいたくなる傑作中の傑作ライヴ・アルバムを、ぜひあなたのコレクションに!
Disc 1(73:18)
1. Dunluce 2. After The War 3. Shapes Of Things 4. Wild Frontier 5. This Thing Called Love
6. Military Man 7. So Far Away 8. Empty Rooms 9. Blood Of Emeralds 10. Out In The Fields
11. Over The Hills And Far Away
Disc 2(75:30)
1. Rockin' Every Night 2. All Messed Up 3. Johnny Boy 4. Parisienne Walkways
Bonus Tracks
Live at Kings Hall, Belfast, Northern Ireland 9th March 1989
SOUNDBOARD RECORDING
5. So Far Away 6. Empty Rooms 7. Blood Of Emeralds 8. Out In The Fields
9. Over The Hills And Far Away 10. Johnny Boy 11. Parisienne Walkways
Gary Moore - Guitar & Vocal Bob Daisley - Bass Neil Carter - Keyboard, Guitar & Vocal
Chris Slade - Drums
Live at Schleyerhalle, Stuttgart, Germany 19th April 1989 TRULY PERFECT SOUND
“ハードロッキン・ゲイリー”の最後の輝きを収めたライヴが甦りました! 頑固一徹なイメージとは裏腹に、生涯に渡って音楽性を変え続けていったゲイリー・ムーア。ギタリストとして目映く輝いたフュージョン時代、彼の人生でもっとも成功を収めたブルース時代、たおやかなメロディで魅了してくれたテクノロジー時代……そんな彼の人生に想いを馳せたとき、私たちの脳裏に真っ先に浮かぶ姿は、やはり“ハードロッカーとしてのゲイリー”ではないでしょうか。しかし、いざ“HR時代の総決算”であった「AFTER THE WAR」ツアーを聴こうと見渡すと、ライン物は極初期ベルファスト公演で妙に硬い演奏を見せる不完全プロショットだけ。“総決算”である以上、どうしても本領発揮のフルライヴが必要なのに、オフィシャルはおろか、サウンドボードもないのです。思わず前置き長くなってしまいました。こんな苛立ちを癒してくれるスーパー・オーディエンスをご紹介しましょう、「FIGHTING FOR GERMANY」です!
このタイトルにピンと来られる方もいらっしゃることでしょう。そう、「1989年4月19日シュツットガルト公演」を収めた本作は、2007年にPOWER GATEからリリースされた同名作。「AFTER THE WAR」ツアーは素晴らしいオーディエンス・アルバムが多いのですが、その中でもイの一番に名前が挙がる傑作中の傑作録音。しかも、これはハードロック時代最後のツアーの最終公演。正真正銘、ハードロッキンに燃えたぎる“最後のゲイリー”が真空パックされているのです!
その記念碑的コンサートを、この度オリジナルテープから再度リマスター。従来から“ライン音源も裸足で逃げ出す”と言われた最高音質でしたが、わずかにあったノイズまでも完全にリペアし、「ハードロッキン・ゲイリーの頂点」を体現させるべく究極仕様で甦らせました。オープニングSEの「Dunluce」でさえ重厚に轟くサウンドは、正しくピッカピカ。「ウルトラ・クリアでパーフェクトなスーパー・サウンド」などとカタカナを並べていくと頭が悪いと思われそうですが、そうとでも言うしかない。このサウンドを前にしたら、もうニヤニヤしながらHRバカになっていく自分が抑えられないんですっ!
すみません。少々興奮してしまいました。この当時はハードロック時代の中でもアイリッシュ・メロディを大胆に導入していましたが、その美しさがキラキラと輝くような透明感あふれるサウンド。ボブ・デイズリー&クリス・スレイドのリズム隊(コージー・パウエル&ニール・マーレイにも匹敵する!)も鮮明で、すべての面でゲイリーを支える相棒ニール・カーターもばっちり。遮蔽物ゼロの環境で録られたのは間違いないのでしょうが、それだけでは説明が付かないほど、あらゆる音のつぶ立ちが尋常ではないのです。そんな中でデン!と主役を張るのは、もちろん御大ゲイリー。すべての音をかき分けるように連射されるマシンガンの一発一発さえもが美しい……あぁ、もっと撃って! 撃ち殺して! ……度々、申し訳ありません。ふざけているわけではないのですが、本当に速弾きの1音1音が快感で、永遠に弾き続けて欲しくなるサウンドなのです。
もちろん、音質だけではこうまでバカにはなりません。ライヴそのものも絶好調。最終公演のせいか、いつになく弾きに弾き、泣きに泣くゲイリー。特に12分以上に伸長された「Military Man」のソロは必聴。基本的にスタジオと同じメロディから始まるのに、ねちっこくねちっこく弾き込み、20秒ものロングチョーキング! それでも終わらず、インプロヴァイズの“この日だけのソロ”が延々と続き、そのフレーズがいちいちキャッチーで客を湧かす。まったく、この人はなんというインプロ・マシンなんでしょ…………しまった、ふっと泣くロングトーンに脳が止まって………重ね重ね、本当にすみません。
ギターだけでなく、ヴォーカルもスタジオ・アルバムよりも幾分かすれ成分を含み、一層ワイルドでカッコイイ。その主役に引っぱられているのか、主役を引き上げているのかは分かりませんが、他のメンバーもすこぶる調子に乗っている。“ゲイリー・バンドのベストメンバー”は意見の割れるところですが、本作のラインナップも確実に候補のひとつ。特に英国ロック界の重鎮クリス・スレイドは、さすがAC/DCにも選ばれるだけはある。曲の魅力を最大限に引き出すグルーヴを操り、気の利いたオリジナルなオカズを挟み込む。聴きながら書いているのですが、やはりその辺のパワーヒッターとは格の違いを感じさせえてくれます。
フル収録ですから、ベルファスト公演のプロショットでは聴けない「Shapes Of Things」「Wild Frontier」「Rockin' Every Night」「All Messed Up」までたっぷり。ちょっとVAN HALEN調な「This Thing Called Love」で、お茶目な“流行りもの好き”の一面までもが味わえる。まさに「ハードロック総決算」に相応しい2枚組なのです。これほどのコンサートをやったのですから、「もうハードロックはやり尽くした」と思ってしまっても無理はない……。
本作の最後には、度々触れてきたベルファスト公演からサウンドボードのボーナストラックも7曲追加しました。“ハードロッキン・ゲイリー”の旨みをギュッと詰め込んだ2枚組。やたらとリズム感の良い観客と一緒に叫んでしまいたくなる傑作中の傑作ライヴ・アルバムを、ぜひあなたのコレクションに!
Disc 1(73:18)
1. Dunluce 2. After The War 3. Shapes Of Things 4. Wild Frontier 5. This Thing Called Love
6. Military Man 7. So Far Away 8. Empty Rooms 9. Blood Of Emeralds 10. Out In The Fields
11. Over The Hills And Far Away
Disc 2(75:30)
1. Rockin' Every Night 2. All Messed Up 3. Johnny Boy 4. Parisienne Walkways
Bonus Tracks
Live at Kings Hall, Belfast, Northern Ireland 9th March 1989
SOUNDBOARD RECORDING
5. So Far Away 6. Empty Rooms 7. Blood Of Emeralds 8. Out In The Fields
9. Over The Hills And Far Away 10. Johnny Boy 11. Parisienne Walkways
Gary Moore - Guitar & Vocal Bob Daisley - Bass Neil Carter - Keyboard, Guitar & Vocal
Chris Slade - Drums