RAINBOW - DEFINITIVE OSAKA 1980(6CD) [Black Box 030]

RAINBOW - DEFINITIVE OSAKA 1980(6CD) [Black Box 030]

販売価格: 5,800円(税込)

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商品詳細

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Festival Hall, Osaka, Japan 13th, 14th & 15th May 1980 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 人気・内容・クオリティ……すべてが揃い、当店のRAINBOWタイトルでも伝説となっている超名盤が復刻。永久保存プレス6CDで登場です。そんな本作に刻まれているのは「1980年5月13日+14日+15日:大阪フェスティバルホール公演」。そう、グラハム・ボネット時代に実現した唯一の来日公演を極上マスターでセットした決定盤6枚組『THE HIDDEN FORTRESS DEFINITIVE EDITION』です。
 このタイトルは、まさに頂点的な名作でした。何よりもまずショウが究極的だった。数々の英雄が彩った虹色の歴史の中でも、グラハム時代は人気ナンバー1。しかも、日本公演は出来/不出来の波が激しいグラハム・ボネットが絶好調の喉を聴かせ、「最強」と呼ばれるラインナップの全員が持ち味を遺憾なく発揮。それを受け止めるのは“世界一のRAINBOW国”たる日本のオーディエンスという、総ての条件が理想的にそろっていた。マニアから「もし日本で公式ライヴアルバムを作っていたらRAINBOWの『MADE IN JAPAN』になっていた」とまで囁かれる名演中の名演ばかりでした。
 本作は、そんな日本公演でも奇跡連発だった大阪3日間をベスト・マスター/ベスト・クオリティで完全収録したもの。とにかく1980年の来日公演は名演・名作の宝庫。まずは当時のスケジュールで、そのコレクションを整理しておきましょう。

●日本武道館(3公演)
・5月8日『FACING GRAHAM』
・5月9日『DEFINITIVE BUDOKAN 1980 2ND NIGHT』『EYES OF THE BUDOKAN』
 ー2日間オフー
・5月12日『BUDOKAN 1980 FINAL NIGHT』
●大阪(3公演)
・5月13日:大阪フェスティバルホール【本作DISC 1-2】
・5月14日:大阪フェスティバルホール【本作DISC 3-4】
・5月15日:大阪フェスティバルホール【本作DISC 5-6】
※注:各日とも代表作のみ。

 このように、1980年の来日公演は東京・大阪3日間ずつ。それも伝説のDEEP PURPLE初来日と同じ会場でした。その総てが“最強のRAINBOW”の真価が遺憾なく発揮されていたわけですが、特に武道館最終日「5月12日」から大阪最終日「5月14日」の4連日は、「Will You Still Love Me Tomorrow」も演奏され、バンドどころかPAの調子に至るまで最高。まさに『MADE IN JAPAN』を生んだ“奇跡の3日間(1972年8月15日・16日・17日)”と並ぶ、“奇跡の4日間”だったのです。
 本作は、このうち大阪3日間を同一テーパーによる最高傑作録音を、オリジナル・カセットからデジタル化したもの。しかも、この録音がまた奇跡的なライヴに相応しく、ライヴから35年を経た現在でも超えるものがない凄まじいサウンド。古くは、最終日「5月15日」がLangleyレーベル『HEAVY ROCK SPECTACULAR』としてリリースされたのですが、『RISING ROUGH MIX』と並んでレーベルの名声を決定づけるほどのスーパータイトルだった。そのテーパーの“3日間完全版”として登場したのが『THE HIDDEN FORTRESS』であり(2日目アンコールのみ他音源で補填)、そのリマスターバージョンが『THE HIDDEN FORTRESS DEFINITIVE EDITION』というわけです。『THE HIDDEN FORTRESS』シリーズは、どれも発売するや瞬殺完売するほど超人気。長らく入手困難でしたが、今回は東京編ともシリーズ感のあるリニューアル・タイトル/ジャケットで復刻する運びとなりました。

 何百回聴いたか分かりませんが、この3日間はそのたびに息を飲む。リッチー・ブラックモア、コージー・パウエル、グラハム・ボネット、ドン・エイリー、ロジャー・グローヴァー……名前を並べただけで、めまいがする5人のタレントが見事にかみ合い、虹色の世界を組み上げる。中世色だったロニー・ジェイムズ・ディオ時代よりもグッとコンテンポラリーになったアンサンブルは、第2期DEEP PURPLE以来となる“HRの王道”の体現。しかも、それを包み込むショウの構成までもが素晴らしい。特に休憩を挟むわけではありませんが、明らかに三部構成になっており、無意識のうちにショウのイメージを鮮烈に植え付けるのです。
 まず第1部は「威風堂々」での開演から「Catch The Rainbow」まで。各公演の1枚目にあたります。今や語り草にもなっているドラマティックな「Eyes Of The World」のスタートから『DOWN TO EARTH』3連発+「Man On The Silver Mountain」「Catch The Rainbow」と一気にたたみ掛ける。単に代表曲・人気曲の連発なだけでなく、クラシカル・テイストからブルース、ポップ、ロック、バラードと、RAINBOWの構成要素を“これぞ!”な曲に託して見せつけるのです。
 そして、ディスク・チェンジを挟んだ第2部はドンのキーボード・ソロから導かれる「Lost In Hollywood」超大作メドレー。ギター/キーボード/ドラムの各ソロタイムをたっぷりと盛り込んだ、30分を超える巨大な組曲です。英国ロック屈指の名プレイヤーたちの感性が弾け飛びながら、それぞれにエンターテインメント精神にも富んだインプロヴィゼーションが「これでもか!」と繰り出される。この充実感は、それこそ第2期DEEP PURPLEくらいしか比肩するものがありません。
 そして、第3部はリッチーのギターソロから始まるアンコール。「All Night Long」や「Will You Still Love Me Tomorrow」、ギタークラッシュをフィーチュアした「Long Live Rock 'n' Roll」で徹底的に、ド迫力に、楽しみ抜くHRパラダイスです。
 なんという構成力。この時代は5人のスーパープレイヤーが注目されますし、実際のそのパフォーマンスは圧倒的。しかも、その演奏を包み込むショウの構成までもが凄まじい完成度を誇り、トータルで壮大なドラマを描き出しているのです。7色に変わっていったRAINBOWの歴史でもショウ全体を丸ごと駆使したダイナミズムは比類ない。だからこそ1回だけでなく、何度でも“もっと聴きたい”と思ってしまう。これこそが、「RAINBOWの『MADE IN JAPAN』になっていた」と言われるほどの充実感がある所以。そして、本作は“もっと!”を大阪3日分で満足させてくれる。同じCDでも繰り返したいのに、インプロの色合いも異なる別のショウが同一テーパーのスーパーサウンドで波状攻撃してくるのです。

 名演に次ぐ名演となる奇跡の大阪3日間。その最後に登場するのは、2秒ほど「Smoke On The Water」リフを遊びで弾く最終日アンコールの「All Night Long」。そのちょっとしたリフで盛大に沸き上がる大歓声のエクスタシーと言ったらない。そこに至るまでの4時間40分もの間、徹底的に調子に乗りまくってきたリッチーの上機嫌ぶりが改めて浮き立ち、3日間の名シーン・名プレイがフラッシュバックする走馬燈のハイライトで本作は幕を閉じます。
 中世色に新たな彩りが加わり、より鮮やかに輝いたRAINBOW。その頂点たる大名演を5時間8分に渡って収めきった、英国HRライヴアルバムの一大金字塔です。ロニー時代をこよなく愛する自分が「これこそ史上最高!」と断言するのを躊躇わせるのですが、だからと言ってこれ以上のライヴアルバムも思いつかない。RAINBOW史、リッチー史、ハードロック史、いずれの視点からも希に見る超傑作プレス6枚組。どうぞ、思う存分心ゆくまでお楽しみください!


Disc 1(43:16)
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 13th May 1980

1. Land Of Hope And Glory
2. Over The Rainbow
3. Eyes Of The World
4. Love's No Friend
5. Since You Been Gone
6. Man On The Silver Mountain
7. Catch The Rainbow

Disc 2(60:45)
1. Keyboard Intro.
2. Lost In Hollywood
3. A Light In The Black/Guitar Solo/Beethoven 9th
4. Keyboard Solo
5. Drum Solo feat. 1812 Overture
6. Guitar Solo incl. Lazy
7. All Night Long
8. Blues
9. Will You Still Love Me Tomorrow
10. Long Live Rock 'n' Roll
11. Kill The King
12. Over The Rainbow

Disc 3(43:03)
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 14th May 1980

1. Land Of Hope And Glory
2. Over The Rainbow
3. Eyes Of The World
4. Love's No Friend
5. Since You Been Gone
6. Man On The Silver Mountain
7. Catch The Rainbow

Disc 4(54:48)
1. Keyboard Intro.
2. Lost In Hollywood
3. A Light In The Black/Guitar Solo/Beethoven 9th
4. Keyboard Solo
5. Drum Solo feat. 1812 Overture
6. Guitar Solo incl. Lazy
7. All Night Long
8. Blues
9. Will You Still Love Me Tomorrow
10. Long Live Rock 'n' Roll
11. Kill The King
12. Over The Rainbow

Disc 5(43:55)
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 15th May 1980

1. Land Of Hope And Glory
2. Over The Rainbow
3. Eyes Of The World
4. Love's No Friend
5. Since You Been Gone
6. Man On The Silver Mountain
7. Catch The Rainbow

Disc 6(62:27)
1. Keyboard Intro.
2. Lost In Hollywood
3. A Light In The Black/Guitar Solo/Beethoven 9th
4. Keyboard Solo
5. Drum Solo feat. 1812 Overture
6. Guitar Solo incl. Lazy
7. All Night Long
8. Blues
9. Will You Still Love Me Tomorrow
10. Long Live Rock 'n' Roll
11. Kill The King
12. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - Guitar Graham Bonnet - Vocal Roger Glover - Bass
Don Airey - Keyboard Cozy Powell - Drums