RORY GALLAGHER - MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER(2CD) plus Bonus DVDR [Wardour-383]

RORY GALLAGHER - MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER(2CD) plus Bonus DVDR [Wardour-383]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Guthrie Theater, Minneapolis, MN, USA 20th March 1991 SBD(from Original Masters) UPGRADE & SUPERB QUALITY!!!

 最後のオリジナル・アルバムとなった『FRESH EVIDENCE』時代。その極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1991年3月20日ミネアポリス公演」。その関係者流出サウンドボード録音です。ロリーは死の半年前となる1995年1月までツアーを行っていましたが、ワールド・ツアーは1991年が最後でした。このツアーでは最後の来日公演もありましたので、その辺も含めて当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。

●1990年
《5月1日『FRESH EVIDENCE』発売》
・6月10日-27日:欧州(3公演)
・9月3日:MILTENBERG ROCK FESTIVAL出演
・10月17日:ROCKPALAST出演
・12月18日-29日:英国(7公演)
●1991年
・2月19日-24日:日本(5公演)
・2月27日-3月1日:豪州(3公演)
・3月6日-30日:北米(20公演)←★ココ★

 これが1990年/1991年のロリー・ギャラガー。1992年以降にもメンバーを代えてツアーを行っていたものの、あくまでヨーロッパ限定。日本・豪州・北米まで巡る世界ツアーはこれが最後でした。そんな中で、本作のミネアポリス公演は最後の「北米」レッグ11公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを記録した本作は、まさに極上サウンドボード録音。このショウのサウンドボードは以前から知られていましたが、本作はそれとは異なる関係者から流出した新マスターです。開演前や歓声部分など、4分ほど長い事から新マスターなのは明らかですが、それはあくまで証拠に過ぎない。肝心なのは、全編を貫くクオリティ。こがもう、雲泥の差なのです。モノラルなのは従来と同じですが、劣化がまるで見られず、鳴りはどこまでも艶やかで安定感もビシッとしている。タイプとしてはオフィシャル風と言うより卓からの直結系で、歓声も遠くミックスも現場PA用のややラフなもの。しかし、だからこそコンサートの雰囲気を演出するようなあざとさがなく、超リアルな生演奏とのシンクロ感は絶大。特にギターが強烈なのが嬉しい。リズム隊よりもギターがグイッと前に出たバランスは、バンド全体のアンサンブルとしては理想的ではないかも知れませんが、その主がロリーなのですから文句などあろうはずがない。熱い弾きっぷりも滋味深いフレーズもド直結で耳に流し込まれる。ギターほどではありませんが、ヴォーカルにも焦点が当てられており、誰が主役なのかが音にハッキリと現れている。オーディオ的なクオリティでは「公式級」と呼べるレベルなものの、それ以上に生々しく、不世出のホワイト・ブルースマンの存在に密着できるサウンドボード・アルバムなのです。
 そのサウンドで描かれるショウは、晩年が迫りながらも終わりを予感させない熱いブルース・ロック。ここでセットの内容も整理しておきましょう。

●ポリドール時代(8曲)
・RORY GALLAGHER:Laundromat
・DEUCE:Used To Be
・LIVE IN EUROPE:Pistol Slapper Blues/Messin' With The Kid/Bullfrog Blues
・TATTOO:Tattoo'd Lady/A Million Miles Away
・IRISH TOUR'74:I Wonder Who
●クリサリス時代(7曲)
・AGAINST THE GRAIN:Out On The Western Plains/All Around Man
・CALLING CARD:Moonchild
・PHOTO-FINISH:Shin Kicker/Shadow Play
・TOP PRIORITY:Off The Handle/Bad Penny
●CAPO時代(8曲)
・DEFENDER:Continental Op/Don't Start Me Talkin’/Loanshark Blues
・FRESH EVIDENCE:The Loop/Kid Gloves/Walkin' Wounded/Ghost Blues/Heaven's Gate
●その他(3曲)
・Goin' Down to Eli’s(ロバート・ナイトホーク)/Walkin' Blues(ロバート・ジョンソン)/Tumbling Dice(THE ROLLING STONES)

……と、このようになっています。最新作『FRESH EVIDENCE』から5曲よ厚めに披露しつつ、20年のソロ・キャリアを幅広く網羅。この時期と言えば、ROCKPALASTのプロショットが代表的ですが、それと被っているのは7曲のみで、他19曲はまるで別のセレクションなのも嬉しいところ。特に『FRESH EVIDENCE』の3曲「Kid Gloves」「Walkin' Wounded」「Heaven's Gate」やナイトホークの「Goin' Down to Eli’s」、ストーンズのTumbling Dice」といった貴重なナンバーを極上サウンドボードで聴けるのは最高です。
 そして、そのセットを綴る演奏そのものが素晴らしすぎる。ROCKPALASTではキーボード入りの5人組でしたが、ここでは来日公演と同じ4人編成。核となるのは盟友ジェリー・マカヴォイや彼の学生時代からの友人ブレンダン・オニールとのトリオで、そこにマーク・フェルトマンのブルース・ハープも参加したスタイル。翌1992年にはマカヴォイやブレンダンと袂を別ってしまうわけですが、本作はその直前。ソロ・キャリアを通して醸成してきたマカヴォイとの最終到達点ともなる阿吽の交感が凄い。そこに、ジュニア・ウェルズにも負けない華やかなブロウで絡んでいくマークも素晴らしく、絶大な“本物感”で貫かれているのです。

 鋭い英国ハードロックからシカゴさながらのディープなブルースまで、まさにロリーの集大成。最晩年のロリーは体調の悪化もあって新バンドとのアンサンブルを深化させるまでは至りませんでしたが、ここではマカヴォイと歩んだソロキャリア20年の終着点とも言える熱演を聴かせてくれる。そのフルショウを極上サウンドボードで味わえるライヴアルバムの大傑作。どうぞ、永久保存プレスCDで心ゆくまで存分にお楽しみください。

★公式レベルの超高音質サウンドボード。

Disc 1 (63:14)
1. Intro
2. Continental Op
3. I Wonder Who
4. Moonchild
5. The Loop
6. Don't Start Me Talkin'
7. Tattoo'd Lady
8. Off The Handle
9. Shin Kicker
10. A Million Miles Away
11. Kid Gloves
12. Walkin' Wounded
13. Laundromat

Disc 2 (76:11)
1. Goin' Down To Ely's
2. Ghost Blues
3. Out On The Western Plains
4. Walkin' Blues
5. Pistol Slapper Blues
6. Shadow Play
7. Bad Penny
8. Heaven's Gate
9. Messin' With The Kid
10. Bullfrog Blues
11. Tumbling Dice
12. All Around Man
13. Loanshark Blues
14. Used To Be

SOUNDBOARD RECORDING

Rory Gallagher - guitar / vocals
Gerry McAvoy - bass
Brendan O'Neil - drums
Mark Feltham - harmonica


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★★特別企画

RORY GALLAGHER - MINNEAPOLIS 1991: THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Guthrie Theater, Minneapolis, MN, USA 20th March 1991 SBD
Synched with Soundboard audio from the "Minneapolis 1991: Soundboard Master"(Wardour-383)

★関係者流出マスターによる極上サウンドボード・アルバム『MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER』に、同じショウの映像版『MINNEAPOLIS 1991: THE VIDEO』が特別に付属致します。(CDの超高音質サウンドボードをシンクロ収録しました!)

 本編プレス2CDは、ロリー・ギャラガーのソロ・キャリア集大成となるライヴアルバムの大傑作です。しかし、その部隊となったミネアポリス公演は素晴らしいオーディエンス・ショットが残された事でも知られている。そこで、歴史的な傑作ライヴアルバムの“向こう側”を垣間見せてくれる映像編もボーナス付属決定です。
 と言うわけで、本作に収められているのは本編プレス2CDと同じ「1991年3月20日ミネアポリス公演」。そのオーディエンス・ショットに、本編プレス2CDの極上サウンドボードをシンクロさせたアップグレード版です。サウンドの素晴らしさは本編の解説に譲るとして、光景もなかなかに素晴らしい。1階アリーナ席から直写しているのですが、果敢なズームとマスター鮮度が絶品。開演から3曲ほどは画面1/5くらいにバンド全員が入る遠目の映像なのですが、そこまでは練習だったのか、4曲目の「The Loop」からグイグイッとズームし、ロリーのウェストアップが画面いっぱいに迫る。それまではロリーの顔面は白く飛んでのっぺらぼうなのですが、ズームに迫ってからは熱く弾き込む表情や指板を踊る手の動きまで分かるのです。
 そして、鮮度。厳密なジェネには断言されていないものの、恐らくは大元8ミリビデオ・マスターの1stジェネからデジタル化。それだけにダビング痕は最小限で、発色もビビッド。アナログ画質だけに「肉眼級の画質!」とは言えないものの、あの最後の来日公演の記憶がまざまざと甦るリアルな映像美なのです。その映像を数段引き上げているのは、もちろん極上のサウンドボード。実のところ、以前も従来サウンドボードを被せたバージョンが出回っておりましたが、本作はさらにアップグレードした本編プレス2CDの音声をシンクロ。音声の向上は見応えのアップに直結しており、仰け反るロリーの弾きっぷりで熱演が一層熱く感じられるのです。
 映像で一層感じるのは、ジェリー・マカヴォイの存在感。カメラワークはあくまでもロリーを追い続けているのですが、彼は頻繁にマカヴォイとアイコンタクトを交わし、そのマカヴォイを軸にブレンダン・オニールやマーク・フェルトマンがタイミングを合わせている。ショウをリードしているのは間違いなくロリーのギターですが、リズム隊を強固にまとめ、アンサンブル全体の要となっているのはマカヴォイ。ロリー・ミュージックにとっていかにマカヴォイが重要なのか、20年の長きにわたって培ってきたバンド構造も鮮やかに描き出しているのです。

 スタジオ遺作『FRESH EVIDENCE』を引っさげ、全世界を巡っていたロリー・ギャラガー。その最後の米国ツアーの現場を目撃できる映像作品です。1stジェネの鮮やかな映像美を極上サウンドボードでアップグレードさせた1枚。極めつけライヴアルバムと併せ、ぜひじっくりとご堪能ください。

(134:42)
1. Continental Op
2. I Wonder Who
3. Moonchild
4. The Loop
5. Don't Start Me Talkin'
6. Tattoo'd Lady
7. Off The Handle
8. Shin Kicker
9. A Million Miles Away
10. Kid Gloves
11. Walkin' Wounded
12. Laundromat
13. Goin' Down To Ely's
14. Ghost Blues
15. Out On The Western Plains
16. Walkin' Blues
17. Pistol Slapper Blues
18. Shadow Play
19. Bad Penny
20. Heaven's Gate
21. Messin' With The Kid
22. Bullfrog Blues
23. Tumbling Dice
24. All Around Man
25. Loanshark Blues
26. Used To Be

Rory Gallagher - guitar / vocals
Gerry McAvoy - bass
Brendan O'Neil - drums
Mark Feltham - harmonica

COLOUR NTSC Approx.135min.

Special Bonus DVDR for "MINNEAPOLIS 1991: SOUNDBOARD MASTER"(Wardour-383)