ERIC CLAPTON WITH BAND DU LAC - WINTERSHALL 1988 & 1989: ORIGINAL MASTERS(4CD) [Beano-197]

ERIC CLAPTON WITH BAND DU LAC - WINTERSHALL 1988 & 1989: ORIGINAL MASTERS(4CD) [Beano-197]

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商品詳細

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Wintershall Estate, Bramley, Surrey, UK 2nd July 1988 & 1st July 1989 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

エリック・クラプトン関連の秘蔵音源の提供では定評のあるイギリス在住の重鎮テーパーから、またまた驚きの初公開マスターがもたらされました!何と重鎮テーパー自身がメタルカセットテープで録音したという、1988年と1989年にクラプトンの故郷の町サリー州で開催された特別チャリティ・コンサートの極上ステレオ・オーディエンスマスターです。この両年のコンサートは、既にオーディエンスソースから製作された既発盤がリリースされていますが、今回重鎮テーパーから提供されたマスターはそのどちらとも異なる独自の前列高音質ステレオ録音だったのです。当店はそのマスターをダイレクトにデジタル化致しました。1988年の既発盤ARMSレーベルの「THE BAND DU LAC1988」と聴き比べましたところ、重鎮テーパーのマスターは完全別音源でした。既発盤も録音席がかなりステージに近かったため、高音質ではありますが、重鎮テーパーのマスターとは収録されている周りの客の歓声や話し声が異なる上に、楽音そのものは重鎮テーパーのマスターの方がクリアでサウンドバランスの良いものでした(録音開始箇所も異なります)。また1989年のKeep On Keeping Onレーベルの既発盤「Picnic By The Lake」も高音質オーディエンス録音で本盤とは同音源でしたが(恐らく重鎮テーパーとテープトレードした人物から流れたルートでしょう)、本盤は既発盤よりも圧倒的なクリアネスを誇り、至近距離と言えるほどの迫力のサウンドで、オーディエンスの声が入っていなければサウンドボード録音と言っても通用するレベルから、別物と言っていいほどのロウ・ジェネレーションマスターであることが判明しました。従って、本盤が両年における当該イベントを史上最高峰のステレオ・オーディエンス録音で完全収録した決定版タイトルと断言できます。
さて、コンサートの中身の前に、このコンサートがどのような意義で行なわれたものかをお伝えしておきましょう。この「湖の辺でピクニック」と題されたコンサートは、1988年には地元に建設予定のエドワード7世病院の建設資金を調達するためにイギリスの有名アーティスト達が一肌脱いだというものでした。1989年は、地元のマクミラン癌患者看護団体のための支援金を募る目的でした。発起人は、クラプトンと同じくサリー州の住人で、以降もバンド・デュ・ラック名義で活動を続けたプロコル・ハルムのリーダー、ゲイリー・ブルッカーでした。その他参加メンバーをご覧いただくと、フィル・コリンズを含むジェネシスのメンバーを始め、アンディ・フェアウェザー・ロウ、デイヴ・ブロンズ、ヘンリー・スピネッティ、フランク・ミード、メル・コリンズらクラプトンとも付き合いのあったミュージシャンに加え、88年には80年代のテクノ&ニューロマンティックスの時代にロック界を席巻したハワード・ジョーンズや女性パーカッショニストの第一人者ジョディ・リン・スコット、当時フォリナーのベーシストだったリック・ウィルス、イギリスの古参シンガーソングライター、ジョー・ブラウンの奥さんで歌手のサム・ブラウン、その娘さんの歌手ヴィッキー・ブラウンといった人たちが名を連ねていました。1989年も同趣旨で行なわれたもので、この年にはほぼ前年のメンバーが出演した上にスティーヴ・ウィンウッドが参加したことがトピックでした。そのため、この年はセットリストにウィンウッドのレパートリーが新たに組まれたという魅力がありました。両年とも会場はウィンタースホール・エステートという「お城」で、来場客にはドレスコードがあり、男性はタキシードにブラックタイ着用、女性はドレス着用で、中世社会のお城の中庭での屋外パーティよろしく、開演前には食事やシャンパン・バーも用意されていました(重鎮テーパーはレコーダーを忍ばせ、タキシード姿で入場したのでしょう)。
そしてこんなオールスター・コンサートの内容は、クラプトン、ブルッカー、フェアウェザー・ロウ、ジョーンズ、ウィンウッドらが自らのヒット曲やロック・スタンダードを全員で演奏するのに加え、モータウンのソウルナンバーを随所に散りばめています(このあたりはフィル・コリンズの趣味でしょう。ボーカルも彼がとっています)。前日までしっかりとリハーサルが行なわれましたので、大所帯バンドでグダグダになる箇所は皆無です(しかしクラプトン自身は88年のBehind The MaskのエンディングとIt's In The Way That You Use Itの出だしでミスっていますが)。進行のイニシアティヴはブルッカーが執りますが、演奏を引き締めメリハリをつけているのは、クラプトンのプレイです。ツボを心得たオブリガート、ソロが随所で光っています。中でも注目していただきたいのは、88年ではアンディのナンバーGin Houseでのソロ。そして89年ではStopでのソロ、です。曲に合わせた切れ味抜群のフレーズを弾き捲る様子が捉えられており、こうした他アーティストとのセッションでの彼の非凡さをまざまざと見せつける好例となっています。セットリストは両年で変化もあり、聴き通しても飽きることはありません。クラプトン自身は1983年の「ARMSコンサート」でバンマスを務め、1986年の「プリンシズ・トラスト・コンサート」でハウスバンドの中軸を担って以来、チャリティ活動に積極的に関わっていった時期で、彼自身、その崇高な目的達成への貢献と仲間ミュージシャンとの刺激的なセッションへの参加に満足していたことが窺えます(それがゆくゆくは自身の「クロスロードセンター」設立に繋がっていったのでしょう)。クラプトンファンの方のみならず、ブリティッシュロックファンの方ならあの名曲がこんなメンバーによりこんな形で演奏されていることに大いにお楽しみいただけるでしょう。既発盤をお持ちの方は買い替え必至です。プレス4CDのボリュームで至福の時間をお過ごしください。

★両音源ともに録音者のメタル・マスター・テープをダイレクトに使用。1988年は史上初登場・極上音質(ARMS盤とはディフ・マスター)。1989年はKeep On Keeping Onレーベルの既発盤「Picnic By The Lake」と同マスターながら、既発はアナログコピーをマスターとして使用したのは明白で、本盤の音質は比較にならないほど優れています。


Live at Wintershall Estate, Bramley, Surrey, UK 2nd July 1988

Disc 1 (78:00)
1. Intro.
2. Celebration
3. Yes Indeed
4. Behind The Mask
5. Celebrate Our Love
6. I Missed Again
7. Stop
8. Conquistador
9. Throwing It All Away
10. Limelight
11. All I Need
12. Gin House
13. It's In The Way That You Use It
14. No One Is To Blame
15. Echoes In The Night

Disc 2 (77:46)
1. Wide-Eyed And Legless
2. You Can't Hurry Love
3. You Know I Love You
4. A Salty Dog
5. Inside Out
6. Hold On I'm Coming / Soothe Me / You Don't Know Like I Know
7. I Want To Know What Love Is
8. Whiter Shade Of Pale
9. The Night Time Is The Right Time
10. Cocaine
11. Medley : Turn It On Again / Everybody Needs Somebody / Satisfaction / Midnight Hour / Turn It On Again
12. Band Introductions
13. I Wish

Eric Clapton - guitar / vocals
Andy Fairweather Low - guitar / vocals
Mike Rutherford - guitar / vocals
Gary Brooker - keyboards / vocals
Howard Jones - keyboards
Rick Wills - bass
Phil Collins - drums / vocals
Henry Spinetti - drums
Jody Linscott - percussion
Sam Brown - vocals
Vicky Brown - vocals
Carol Kenyon - vocals
Margo Buchanon - vocals
Mel Collins - saxophone
Frank Mead - saxophone

Live at Wintershall Estate, Bramley, Surrey, UK 1st July 1989

Disc 3 (71:16)
1. Intro.
2. Pick Up The Pieces
3. Ain't That Peculiar
4. Can I Get a Witness
5. Freedom Overspill
6. Lead Me To The Water
7. All I Need is a Miracle
8. Old Love
9. Stop In The Name of Love
10. You Don't Know Like I Know
11. Respect
12. Throwing It All Away
13. A Bridge Across The Water
14. Lay Down Sally

Disc 4 (75:19)
1. Souvenirs of London
2. Roll With It
3. Stop
4. I Am a Pilgrim
5. Loco in Acapulco
6. Gin House
7. The Living Years
8. Cocaine
9. A Whiter Shade of Pale
10.Twisting The Night Away
11.You Can't Hurry Love
12.Night Time is the Right Time
13.Gimme Some Loving

Eric Clapton - guitar / vocals
Andy Fairweather Low - guitar / vocals
Gary Brooker - keyboards / vocals
Steve Winwood - keyboards / vocals
Mike Rutherford - guitar / vocals
Dave Bronze - bass
Phil Collins - drums / vocals
Henry Spinetti - drums
Danny Hammond - percussion
Sam Brown - vocals
Vicky Brown - vocals
Carol Kenyon - vocals
Margo Buchanon - vocals
Mel Collins - saxophone
Frank Mead - saxophone