RUSH - LARGO 1984 ORIGINAL DAT MASTER(2CD) [Cygnus 028/029]

RUSH - LARGO 1984 ORIGINAL DAT MASTER(2CD) [Cygnus 028/029]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Capital Centre, Largo, MD. USA 27th September 1984 STEREO SBD(from Original Masters)

 関係者からもたらされたDATマスターをダイレクトに使用した大決定盤が登場です! 本作は、唯一の日本公演でも思い出深い“GRACE UNDER PRESSURE TOUR 1984”より、「1984年9月27日メリーランド公演」のサウンドボード音源。それも、ギラギラにクリアな卓直結アルバムです。このツアーからは9月21日トロント公演がオフィシャル映像「GRACE UNDER PRESSURE TOUR」になっていますが、本作はその6日後のライヴです。
 この日のサウンドボード音源が最初に登場したのは、1999年の「TIP OF ICEBERG」でした。20枚限定のCDRリリースでしたが、当時はRUSHのサウンドボード自体が少なく、コレクター達の頭をブン殴るような衝撃が走ったのです。その後も「BATTLE OF BOOZE」や「COOL UNDER FIRE」等といった後発盤が登場。欠けていた「Red Sector A」が追加され、若いジェネのマスターを使うなど、それぞれにアップグレードを重ねてきました。そうした歴史のある録音なのですが、本作は録音したであろう関係者本人からの流出。しかも、そのDATマスター現物からダイレクトにCD化したものなのです。右の画像にあるのが、そのDATマスター。1984年当時に「卓→DAT」の直接録音はなかったでしょうが、本人だけが所有するオリジナル・カセットから直にDAT化されたであろう事は想像に難くなく、“これ以上はない”ジェネレーションが発掘されたわけなのです!
 実際、そのサウンドは驚異的に素晴らしい。3人の楽音が直接脳に流し込まれるような究極的なダイレクト感。左右にパンするシンセサウンドも音の粒までもが感じられるほど、超微細なニュアンスも完全に収録しきっている。「オフィシャル並」と言ってしまったら音源に失礼と言いますか、制作段階でダビングを重ねるオフィシャルよりも、よほど生々しいのです。しかも、DATダイレクトだけに、既発ではカットされることもあった「Red Sector A」も収録され、テープ劣化による歪みもない。アンコール前のセット本編のみの録音なので、コンサートの完全形ではありませんが、オフィシャル作品「GRACE UNDER PRESSURE TOUR」にはない「Subdivisions」「The Body Electric」「Between the Wheels」「Red Barchetta」「Kid Gloves」も聴ける。「The Weapon」では、録音に起因すると思われるジャリジャリとしたノイズがありましたが、その点のみ、リマスタリングで丁寧に除去いたしました。
 もちろん、卓直結ですから会場の反応は遠く微かに聞こえるだけですが、本作にそのような臨場感・現場感を求めるのは筋違い。そもそも、ライヴアルバムは「コンサートの疑似体験」と「生演奏の鑑賞」の2つの側面があり、「疑似体験」を求めるならオーディエンス録音に勝るものはありません。しかし、逆に「生演奏の鑑賞」を追究するのであれば、卓直結サウンドボードこそが至高。本作は、その“卓直結アルバム”の中でも、最高峰ジェネレーションを極めた1作なのです。
 これだけ究極的なサウンドで聴ける“生演奏RUSH”は、極めて強力。繰り返しになりますが、この日はオフィシャル「GRACE UNDER PRESSURE TOUR」の6日後。いつでも安定して最高の演奏を繰り広げるRUSHではありますが、作品に残すほどの気合いと熟達ぶりは本作からもビシビシ伝わってくるのです。
 ラルゴ公演の後、本作には「1991年11月7日セントルイス公演」のサウンドボード音源も8曲分収録されております。一見するとボーナス・トラックのようですが、そうではありません。ラストの「The Spirit Of Radio」も冒頭だけで終わる乱暴な編集でもあるのですが、オリジナルのDATカセットにはこのように収録されていた。それを忠実に再現したのです。そもそも、このセントルイス公演はフルサイズの極上サウンドボードが「ROW THE BOATS(Cygnus 003/004)」としてもリリースされており、今さら8曲だけ追加しても意味はありません。しかし、ここには、極上サウンドボードでお好みテープを作るような“関係者感覚”、それを友達にプレゼントするような“プライベート感覚”が詰まっているのです。純音楽的・純記録的にはほとんど無意味であっても、音楽を愛する気持ち、それが人と人結び、それによって広まっていった息づかい。そう、「RUSH、凄いよな」「これ、最高だから聴いてみてよ」の気持ちが連綿と繋がったからこそ、皆さまの手元にもCDがある。それを思い起こさせてくれるトラック達なのです。

 本作最大の魅力は、関係者だけが聴ける極上の卓直結サウンドで“生演奏RUSH”を超微細に味わえることに尽きます。もう、これ以上のサウンドはあり得ない。これだけでも、どれほど素晴らしいことか。その上で、さらに関係者自身の「RUSH、凄いよな!」もアリアリと伝わり、音楽が人と人を繋いできたスペクタクルも感じられる。アンダーグラウンドでしか、DATマスターの本作でしか感じられないコレクション。グダグダ書いてきましたが、申し上げたいことはたったひとつです。これ、最高だから聴いてみてよ!!

Disc 1(71:07)
1. The Spirit of Radio 2. Subdivisions 3. The Body Electric 4. The Enemy Within 5. The Weapon
6. Witch Hunt 7. New World Man 8. Between the Wheels 9. Red Barchetta 10. Distant Early Warning
11. Red Sector A 12. Closer to the Heart 13. Kid Gloves

Disc 2(51:14)
1. YYZ 2. 2112 3. Tom Sawyer

Live at the Arena, St. Louis, MO. USA 7th November 1991

4. The Pass 5. Where's My Thing 6. The Rhythm Method 7. Closer To The Heart 8. Xanadu
9. Superconductor 10. Tom Sawyer 11. The Spirit Of Radio (Intro Only)

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Dedicated to Skip Gildersleeve