OZZY OSBOURNE - BLIZZARD OVER U.S.A.(2CDR, White Label) [Shades 326]

OZZY OSBOURNE - BLIZZARD OVER U.S.A.(2CDR, White Label) [Shades 326]

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商品詳細

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Live at Towson Center, Towson, Maryland. USA 22nd April 1981 TRULY AMAZING SOUND
Live at Oakland Coliseum, Oakland, USA 4th July 1981 TRULY AMAZING SOUND

 ランディ・ローズ時代のOZZY OSBOURNEが衝撃の全米デビューを飾った'81年北米ツアー1stレッグより、ツアー前半の目玉といえるファン必聴の2公演が、リアルな音像で迫力たっぷりに捉えられた上級オーディエンス録音で登場します。

 BLACK SABBATHから脱退を余儀なくされたオジーは、シャロン・アーデンのサポートを受けてソロ・キャリアの道へ入り、ランディ・ローズとの運命的な出会いを経て1stソロ「BLIZZARD OF OZZ」を発表します。'80年秋にイギリスをサーキットしたバンドのデビュー・ツアーでは、アルバムの新曲やランディのプレイも絶賛されるなど、オジーのソロはファンから熱烈な支持を受けてスタートしました。
 バンドはその勢いのまま2ndアルバムの製作に着手しますが、レコーディングまで進んだ時点でボブ・ディズリーとリー・カースレイクのリズム隊が脱退してしまいます。オジーは新たにルディ・サーゾとトミー・アルドリッジを迎え入れ、'81年4月から大規模なアメリカツアーに突入します。
 本作ではこのツアー初日となった4月22日のメリーランド州ツーソンにおけるショウと、北米ツアー前半のヤマ場となった7月4日、カリフォルニア州オークランドの"Day On The Green Festival"出演時の模様を、どちらも初登場となる優れた高音質オーディエンスソースで収録しています。

 ディスク1に収録されたツーソン公演はソロとしてのオジーにとってアメリカでの初演になると同時に、新たなラインナップのお披露目公演でもありました。この当時における舞台裏の様子はルディ・サーゾの回想録にも詳細に記されているので、ご存知の方も多いでしょう。本音源ではその記念すべきショウを、当時としては充分に優れたバランスと見通しで活写しています。
 オジーのライヴだけに音はラウドなまでのド迫力ですが、演奏の分離感とダイレクト感は素晴らしく、ランディのギターだけでなく、豊かな低音で迫力たっぷりに迫るトミーのドラムとルディのベースも上々の分離感ではっきりと聴き取れます。オジーの歌声も好調で、「I Don't Know」に「Crazy Train」と、しゃにむに突き進む勢いで聴かせてくれます。「Mr. Crowley」はリンジィ・ブリッジウォーターがプレイするイントロから重厚なサウンドが堪らない迫力で、ランディの狂おしいまでのプレイと相まって、ライヴ中でも大きな聴き所となっています。
 このアメリカツアーでは、最初から2ndアルバムからの選曲もチョイスされていました。「新しいアルバム"DIARY OF A MADMAN"からの曲だ」というオジーのMCでスタートする「Believer」そして「Flying High Again」は、これがライヴ初披露のテイクになります。まだ手探りの段階だけにメンバー全員が慎重に演奏しており、数ある同曲のライヴテイク中でも特に興味深いものになっています。
 「No Bone Movies」前半は、ドラムソロの後半から引き続きテープチェンジと見られるカットが見られます。リンジィの軽やかなキーボードがギターやドラムのヘヴィネスと好対照を見せる好演奏だけに、このカットは惜しまれます。繊細な外見のランディがギターで凶暴に牙をむく「Suicide Solution」の禍々しさは、このライヴを見た評論家に「BLACK SABBATHを越えた」と表現させるのも納得の凄まじさです。 アンコールの「Paranoid」まで70分間がたちまち過ぎ去るライヴは、まさしくルディの回想にある通り、ローラーコースターのようにスリリングだと言うほかありません!

 ディスク2に収録されたアメリカの独立記念日・7月4日のライヴは、"Day On The Green Festival"出演という、オジーの'81年ツアーでも特に大きなイベントでの音源です。このフェスティバルはバンドの出演時間が厳しく定められていて、オジーは午前10時50分から11時35分までの45分間と指定されていたそうです。そのためこのショウは「Flying High Again」や「No Bone Movies」を削る短縮版でのセットリストになっています。
 スタジアムで行われたライヴのため、ディスク1のツーソン公演と比べて演奏の輪郭がやや甘く、またテーパー周囲のオーディエンス・ノイズも気になる場面がありますが、野外ならではの音の広がりはビッグなスケール感をサウンドに付与しています。生の実況録音らしく滴るようにレアな臨場感が、聴き手に30年の時代を越えて会場の熱気を伝えてくれるでしょう。
 前日のベイカーズフィールド公演はオジーが「数時間もハーレーを乗り回して」腰痛を発症したためキャンセルしていたそうですが、この日の演奏では持ち前のショウマンシップを爆発させ、オープニングの「I Don't Know」と「Crazy Train」からいつものマッドマンぶりで弾けています。
 この日の特徴としては、前述した時間の制約から「Steal Away (The Night)」の単品演奏が目を惹きます。'80年のイギリスツアーでも単品での演奏は聴けましたが、本アメリカツアー以降で「Revelation (Mother Earth)」との組み合わせが外れるのは大変珍しいと言えます(なお、同曲から続くドラムソロ冒頭にカットが見られますが、ライヴを聴く上で大きな支障とはなっていません)。ライヴはMCもそこそこに楽曲が連発され、「Suicide Solution」から続く「Paranoid」で一旦幕となります。
 この日のオジーのセットはアンコールを想定していませんでしたが、数万人ものオーディエンスが熱烈にアンコールを求めた結果、特別に演奏時間を延長されたそうです。確かに本音源でも観客の猛烈な盛り上がりを受ける形でSABBATHメドレーをラストで取り上げられており、音源の面からもこの事実を証明しています。主催者をも動かす会場の熱気に引っ張り出されたバンドは、テンションもいよいよ天を突くばかりに高まり、「Iron Man」と「Children Of The Grave」を強烈なパフォーマンスで叩きつけてきます! ラストで聞ける司会のMCと花火の炸裂まで、全てがスペクタクルな52分間です!

 オジーが全米のファンに、そしてヘヴィメタルというジャンルにセンセーションを巻き起こした'81年ツアーでも、大いに特筆すべき2公演を迫力あるリアルなサウンドで切り取った本作は、数多いオジーのコレクターズ・アイテムにおいても、今後間違いなく定番の音源となるでしょう。これを聴かずしてオジーのキャリアは語れない、全てのオジー・ファン、いやヘヴィメタルファン必聴必携の一本だと断言します!両公演とも正確なピッチ補正も施した、決定盤中の決定版!!

Disc 1
Live at Towson Center, Towson, Maryland. USA 22nd April 1981
"1st Show of Blizzard Of Ozz U.S. Tour"

1. Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Crazy Train 4. Believer 5. Mr. Crowley 6. Flying High Again
7. Revelation (Mother Earth) 8. Steal Away (The Night) 9. Drum Solo 10. No Bone Movies
11. Suicide Solution 12. Guitar Solo 13. Suicide Solution(reprise) 14. Iron Man
15. Children Of The Grave 16. Paranoid

Disc 2
Live at Oakland Coliseum, Oakland, USA 4th July 1981
"Day On The Green Festival"

1. Carmina Burana 2. I Don't Know 3. Crazy Train 4. Believer 5. Mr. Crowley
6. Steal Away (The Night) 7. Drum Solo 8. Suicide Solution 9. Guitar Solo
10. Suicide Solution(reprise) 11. Paranoid 12. Iron Man 13. Children Of The Grave

Ozzy Osbourne - Vocals Randy Rhoads - Guitar Rudy Sarzo - Bass
Tommy Aldridge - Drums Lindsey Bridgewater - Keyboards