RUSH - PROVIDENCE 1978(1CDR, White Label) [Uxbridge 286]

RUSH - PROVIDENCE 1978(1CDR, White Label) [Uxbridge 286]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Civic Center, Providence, Rhode Island, USA 12th January 1978 TRULY AMAZING SOUND

通算6作目となるアルバム「A Farewell To Kings」(1977)のリリースにともなうツアー("Drive 'Til You Die Tour"と銘打たれ、1977年8月17日から1978年4月8日にかけて137本も行われました)より、78年1月12日プロヴィデンス公演を、ランピンスキー・マスターを使用し収録。78年1月いっぱいまで北米ツアー、2月は英国ツアー、3〜4月に再び北米レグという内容でツアーは終了しています。珍しく、やや距離感のあるサウンドではありますが、流石のランピンシキー録音だけに通常のオーディエンスものとはやはり別格で、バンド・サウンド、オーディエンスをバランス良く見事に捉えており、全編に亘り非常に安定感のある臨場感抜群の音質で収録されています!この頃から1公演のセットリストがおおむね固定化されていきますが、これはヘッドライナーとして構成や演出をしっかり決め込んだショウを行えるようになったからだと言えるでしょう。78年1月12日(プロヴィデンス)、13日(ユニオンデール)、14日(ニューヘヴン)の3日間のみはブルー・オイスター・カルトのオープニングアクトとしてステージに立っており、この3公演を最後にラッシュが前座としてステージに立つことはなくなりますので、今回のプロヴィデンス公演は、非常にレアなステージと言えます。その3公演の内の一つとなる今回のプロヴィデンス公演ですが、前座だけに演奏されたのは 5トラックと少なめではありますが、とにかくラッシュ史上、最もライヴを精力的にこなしていた時期だけに、クオリティの非常に高いアンサンブルは間違いなく全てが聴きどころで、Bastille Day〜By-Tor And The Snow Dog〜Xanadu〜A Farewell To Kings〜2112と短いながらもテンションが全く落ちる事のない怒涛のアンサンブルは、まさに感動ものです!(残念な事に2112はフィナーレのコーダ手前でフェードアウトしてしまいます)まさに初登場となる78年1月12日プロヴィデンス公演を、ランピンスキー・マスターを使用し、理想的にパッケージしたファン必携のアイテムが、Uxbridgeレーベルよりリリース決定です!

★beatleg誌 vol.124(2010年11月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 2009年の夏に始まったランピンスキー音源の公開も1年が経過し、既に10ダース以上のタイトルがシェアされてきた。その極最初期に『Tour of the Hemispheres』のBoston公演が公開されて以来、RUSHの新しい音源が公開されることはなかったのだが、2010年8月22日になって、遂に二つ目が登場した。それが今回UxbridgeレーベルからリリースされたCDR、『Providence 1978』のソースである。日付は1978年1月12日。『A Farewell to Kings tour』の終盤となる公演だ。同ツアーも、2月中旬に始まる英国ツアーからは音源数が増えるのだが、北米公演はこれまでに9種しか知られていなかった。しかも、年が明けた1978年の北米公演は、この音源が初めてのものとなる。さらにこの日は、RUSHにとっての最後の前座公演のひとつだった。そのセット・リストは6曲で約50分のもの。ヘッドライナー時の半分強であり、この点で残念に思うファンもいるかもしれないが、むしろ貴重な前座時の演奏を聴けることを喜びたい。ショウは通常通りにSkip Glidersleeveによる口上で開始し、(2)〜(4)は問題なく進んでゆく。ところが、(4)のエンディングでGeddyのペダル・ベースにトラブルが生じ、音が鳴ったまま続くはずの(5)との間が途切れてしまう。ケーブルの接触不良のようだ。通常ならば、一旦演奏を止めてトラブルを解消するところだが、この時は時間の限られた前座公演。演奏を止めるわけには行かず、戸惑いつつもAlexはシンセ抜きのままアルペジオのプレイを始める。更にNeilも続くが、Geddyはトラブル解消に手一杯だったのだろう。ベース・ギターによるフォローは行われない。そのままAlexとNeilだけの演奏がしばらく続き、このままだとペダル・ベース無しの演奏になってしまうか?と諦めかけた2分15秒、間一髪でイントロの盛り上がりに間に合い、無事演奏が続いた。Geddyとクルーが大慌てで機材の修理を行っているステージ上の光景が、目に浮かぶようだ。前座としてのプレイでなかったら、こんなに緊迫したショウは聴けなかっただろう。その意味でもランピンスキーには感謝したい。なお、音質は彼の録音の中では悪い方と言える。ステージとの距離があり、特に序盤は安定せずヤキモキさせられる。と、そうはいってもランピンスキー音源。当時のオーディエンス録音としては充分に高音質で、細かな演奏まで聴き取ることが可能だ。例えば(7)の「Discovery」など、あまり他の講演では聴いたことのないプレイを、じっくり楽しむことが出来る。惜しむらくはその(7)のエンディングが途切れてしまっていることだが、ほんの僅かなカットなので、大勢には影響しないだろう。いずれにしてもファン必聴の新音源だ。未聴の方は是非。

1. Introduction 2. Bastille Day 3. By-Tor And The Snow Dog 4. Xanadu
5. A Farewell To Kings 6. 2112

Geddy Lee - Bass & Vocals Alex Lifeson - Guitars Neil Peart - Drums