RUSH - OAKLAND 1992 2ND NIGHT: THE ORIGINAL DAT MASTER(2CD + Ltd Bonus DVDR) [Cygnus 021/022]

RUSH - OAKLAND 1992 2ND NIGHT: THE ORIGINAL DAT MASTER(2CD + Ltd Bonus DVDR) [Cygnus 021/022]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Oakland Coliseum, Oakland, CA. USA 30th January 1992 STEREO SBD(UPGRADE)(from Original DAT Masters)

 「準オフィシャル・アルバム」と名高い名盤が、最新リマスター&プレス2CDの決定仕様で蘇りました! 本作は、「1992年1月30日オークランド・コロシアム」公演を収めた、パーフェクトなサウンドボード・アルバム。この録音は、もともと90年代半ばに「MIRRORS(Oxygen)」なるタイトルが大ヒットした超有名音源です。
 ちょっと長くなりますが、ここで既発の情報を整理してみましょう。このサウンドボードの登場は衝撃なだけでなく、いわく付きでもありました。そもそも1992年当時、RUSHの前座としてツアーしていたPRIMUSのベーシスト、レス・クレイプールがRUSHのクルーに頼み込み、録音してもらった1本なのです。その録音がどこからか流出して「RUSH 'N' ROULETTE '92」「CONDUCTION」「MIRRORS」など、さまざまなタイトルを生み出したのです。それらの中でも「MIRRORS」は最高音質として長年、王座に君臨していたわけですが、それを覆したのが2009年にCDRリリースされた「GANGSTER OF BOATS」でした。「MIRRORS」が登場した90年代半ばには、まだ飾り立てる80年代の感覚が色濃く残っており、過剰にイコライジングされた加工サウンドだったのです。ところが、関係者流出のDATマスターを直接使った「GANGSTER OF BOATS」は、明らかにオリジナル・テープに由来するナチュラルなサウンド。しかも、「MIRRORS」にはなかった冒頭の会場BGM(TEMPLE OF THE DOGの「Hunger Strike」)や、終演後の歓声も収録されていた。合計で20秒程度の話ではありますが、マスターの出自を証明する確かな証拠も聴けたのです。
 ……と、ここまで既発についてグダグダと書いてきたのには理由があります。と言うのも、この音源はあまりにも有名なだけに、RUSHの音源事情に詳しくなくても何かしらの既発をお持ち方も多い。もし、上記にズラズラ並べたタイトルがあなたの棚に1本でもあったら「それを超えたのが本作ですよ!」と申し上げたいのです。

 そう、本作は2009年に“「MIRRORS」超え!”と話題になった「GANGSTER OF BOATS」のDATカセットをリマスターしたもの。もちろん、「GANGSTER OF BOATS」最大の美点はサウンドのナチュラルさだったわけですから、そこを傷つけないよう細心の注意を払いつつ、わずかに足りなかった低音を下支えし、全体をより均整の取れたバランスに整えたのです。
 その狙いは、ズバリ「公式代わり」。もともと、この録音はレスにプレゼントするにあたり、エンジニアがひと手間かけたのではないかと言われており、各人の演奏も歓声もオフィシャル風の絶妙なミックスが施されていました。つまり、単なる流出サウンドボードとは違う、”極限まで公式リリース盤に近い”録音なのです。数あるサウンドボードでも、それだけ特殊で貴重な1本なのですから、マスタリングも“極限まで公式リリース盤に近づける”、“本当にオフィシャル化されたらこんな音になるはず”をコンセプトで仕上げられたのです。
 「公式代わり」を目指したのには、もうひとつ理由があります。それは“ROLL THE BONES TOUR 1991-1992”がRUSH史においても、本来ライヴ盤を残すべきツアーだからです。現在、バンドの歴史を総決算する“R40 TOUR”が行われていますが、そこでは最新作からデビューアルバムまでの曲を遡るように演奏している。しかし、1回のライヴで20作を数える全アルバムから演奏できるはずもなく、何作かは飛ばされてしまう。特に激しいのは、1980年代後半から1990年代にかけて。この時期は「POWER WINDOWS」から「TEST FOR ECHO」まで6枚のアルバムがありながら、演奏されているのは「Roll The Bones」と「Animate」だけ。つまり、飛ばしがちな中期の中でも“やっぱり外せない”代表作が「ROLL THE BONES」や「COUNTERPARTS」なわけです。特に「ROLL THE BONES」は、全米3位に輝き、アメリカでプラチナを取った最後のアルバムで、音楽的にもグランジに影響されたヘヴィ路線に突入する寸前の決算期。“ROLL THE BONES TOUR 1991-1992”こそ、「時代の節目にライヴ盤」が恒例のRUSHが残すべきツアー。その最高傑作録音が、この2枚組なのです。

 かくして、完成したのが本作。もちろん、公式の「DIFFERENT STAGES」も素晴らしいライヴアルバムでしたが、“このポイントで欲しかったんだ”という方も多いことでしょう。そのお気持ちに応える、本来公式リリースされるべき“準オフィシャル”クオリティのライヴ盤。公式/非公式の別を超え、80年代後半から90年代の中期を聴くなら “まずはコレ”となる完全無欠な1作です。この輝かしい音楽を永久に失わないプレス2CDに封じ込め、今週末あなたのお手元に。

Disc 1(71:09)
1. Intro. 2. Force Ten 3. Limelight 4. Freewill 5. Distant Early Warning 6. Time Stand Still
7. Dreamline 8. Bravado 9. Roll The Bones 10. Show Don't Tell 11. The Big Money
12. Ghost of A Chance 13. Subdivisions 14. The Pass

Disc 2(53:42)
1. Where's My Thing? 2. The Rhythm Method 3. Closer To The Heart 4. Xanadu 5. Superconductor
6. Tom Sawyer 7. The Spirit Of Radio 8. 2112 Overture 9. Finding My Way 10. La Villa Strangiato
11. Anthem 12. Red Barchetta 13. The Spirit Of Radio(Reprise)

Dedicated to Skip Gildersleeve, RIP
   
STEREO SOUNDBOARD RECORDING

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★初回限定ボーナスディスクのお知らせ。

★RUSH史中期の特別なツアーを準オフィシャル・サウンドで収めたライヴアルバム「OAKLAND 1992 2ND NIGHT」。その初回納品分に限り、同じオークランド公演の前日をオーディエンスショット映像で記録したボーナスタイトル「OAKLAND 1992 1ST NIGHT」が特別に付属いたします。

RUSH - OAKLAND 1992 1ST NIGHT(Bonus DVDR)
Live at Oakland Coliseum, Oakland, CA. USA 29th January 1992

 「準オフィシャル」とさえ言える決定的なクオリティの1本「OAKLAND 1992 1ST NIGHT」。名盤確定なライヴアルバムだからこそ、その光景も目で見てみたいところです。残念ながら、当日の映像は発見されていませんが、このオークランド・コロシアム公演は2日連続でして、前日にはオーディエンス・ショットが残っていました。本作は、その「1992年1月29日オークランド・コロシアム」公演のDVDRです!
 本作は、確かに本編プレス2CDの“同会場”・“前日”なのですが、それ以上のクオリティも誇っています。時代からアナログ撮影には違いないのですが、そのマスター鮮度はバツグン。まるで昨日録ったかのような発色の良さで、画質もグレイト。アナログマスターにありがちな、画面端の歪みすらないのです。アングルには多少の手ブレがあるものの、ゲディ・リーとアレックス・ライフソンを中心に収めたカメラワークは、見どころを逐一シュート。2人だけでなく、巨大スクリーンも外さずにズームして楽しませてくれます(「Roll The Bones」でラップするガイコツや「Show Don't Tell」冒頭のアニメーションもバッチリ見られます)。
 さらに凄いのが音声。どうやら画面は遠景からズームを駆使して撮影しているようなのですが、音声のダイレクト感はまるでサウンドボード。熱狂する歓声も入っていますが、それが演奏を遮蔽することがないのです。このマスターは、手に入れた状態ですでに完成されていましたが、もしかしたら映像に別録りの音声を被せたものなのかも知れません。
 貴重で素晴らしいクオリティゆえに、一時は「サウンドボードと合わせてプレスしようか?」との案も出たのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。本作は、ショウの前半「Ghost Of A Chance」までだったのです。このツアーの最大の目玉と言えば、ショウ最終盤に披露される「The Spirit Of Radio」「2112 Overture」「Finding My Way」「La Villa Strangiato」「Anthem」「Red Barchetta」の大作メドレー。それがない映像をプレスするわけにはいきませんでした。
 しかし、そうは言っても、本作の収録時間は1時間以上。本編プレス2CDと同じ会場の光景を、これだけの長時間にわたって(しかも抜群のクオリティで!)観られる魅力は何物にも代えがたい。本編プレス2CDの「OAKLAND 1992 2ND NIGHT」は、「準オフィシャル」の大名盤。いち早くお求め下さる熱心な方にこそ、その楽しみを最大限広げていただきたい。そのイメージを豊かにするためにも、ボーナスでプレゼントする事にいたしました。超名盤の味わいも何倍も深くなる魔法の調味料。ぜひ、限定分がなくなる前にご賞味ください!

(61:22)
1. Intro2. Force Ten 3. Limelight 4. Freewill 5. Distant Early Warning 6. Time Stand Still
7. Dreamline 8. Bravado 9. Roll The Bones 10. Show Don't Tell 11. The Big Money
12. Ghost of A Chance

COLOUR NTSC Approx. 61min.

Special Bonus DVDR for 1st set of "OAKLAND 1992 2ND NIGHT"(Cygnus 021/022)