BILLY JOEL - BUDOKAN 1995 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1189]

BILLY JOEL - BUDOKAN 1995 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1189]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 9th January 1995 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)

 今回「YOKOHAMA 1995」にて、今まで忘れ去られていたビリー・ジョエル1995年の来日公演の一夜が明らかとなりましたが、さらに追い打ちをかけるかのごとき発掘音源まで同時にリリース。こちらはツアー初日、1月9日の武道館を収録したオーディエンス録音なのです。阪神・淡路大震災の翌日に敢行されたショーを収録した歴史的名盤「OSAKA 1995」さらに今回のキニー録音による横浜と地震後も続いた日本公演のリリースが続いていますが、こちらの音源は災難に遭う前のショーであるということ。
 当然ながら、それら二公演とは雰囲気がまるで違うのですが、それでもなお序盤でハプニングが起きている。「Pressure」を歌い終えたビリーの口から以下の説明が、何と日本語で飛び出すのです。
「ミナサンニ、オワビ、シナケレバ…ナリマセン。センジツ(ここで客席が大きくどよめく)アシヲケガシタノデ、イツモノヨウニ、ウゴキマワレマセン」
このように、彼が「センジツ」と発した時のオーディエンスの驚きようといったら。洋楽ライブの場合、大抵のアーティストが「アリガトウ」や「コンバンワ」といった日本語を頑張って発してくれるものですが、いくら親日のビリーでも事情説明において、ここまで日本語で通しきってくれるだなんて。思えば、95年の来日公演は当初から波乱含みだったのかもしれません。

もっともライブが始まってしまえば、いつもの快調なビリーが炸裂。そもそも「イツモノヨウニ、ウゴキマワル」必要のあった「Big Shot」は既に前年のツアーの途中から演奏されれなくなっていたのだから、なおさら。
むしろ面白いのは、大阪や横浜(さらにはツアー終盤の武道館でも)披露されなかった曲が、この時点では演奏されているのです。その一つが「The Ballad of Billy the Kid」。それ以上に大スタンダードの「Movin' Out (Anthony's Song)」が95年の来日で披露されたのはこの時だけ。特にわが国では絶大な人気を誇るビリーの一曲ですので、この日を観られた人たちはラッキーでした。
そして一週間後の災難など知る由もなく(当然か)、全体を通して非常にハッピーな雰囲気が漂っているのも特徴。「Scenes From an Italian Restaurant」の後半では観客が沸き上がっている(ここでビリーがしこを踏んでみせたのか?)当たり前と言えば当たり前なのですが、この違いがしっかり伝わってくるのもオーディエンス録音ならでは。
そして今回、限定プレスCDにてリリースされるキニー録音の横浜とは別のテーパーから提供された初登場音源なのですが、ちょっと距離感を覚える音像であったことからリリースに際してプレス扱いとはならず、残念ながらCD-Rとなってしまった点は惜しい。
それでも十分に聞き込める音質であることは確かで、先に触れたハッピーな雰囲気の臨場感、さらにはビリーの名言「センジツ…」にどよめく会場のリアルさを再現してくれる点はお見事。
これによって横浜と同様ベールに包まれていた95年来日公演の初日が遂に明らかとなります。雰囲気はもとより、ライブの選曲にまで違いがあるという、これぞビフォー&アフターのリアルすぎるドキュメント!

Disc 1 (67:12)
1. Intro
2. No Man's Land
3. Pressure
4. The Ballad of Billy the Kid
5. Honesty
6. Prelude/Angry Young Man
7. Allentown
8. Band Introductions #1
9. Scenes From an Italian Restaurant
10. My Life
11. Band Introductions #2
12. I Go to Extremes
13. Movin' Out (Anthony's Song)

Disc 2 (51:46)
1. Goodnight Saigon
2. Lullabye (Goodnight, My Angel)
3. The River of Dreams
4. Band Introductions #3
5. We Didn't Start the Fire
6. A Hard Day's Night
7. It's Still Rock and Roll to Me
8. You May Be Right
9. Only the Good Die Young
10. Piano Man

Billy Joel - Vocal, Piano, Guitar
Marc Rivera - Saxophone
Tommy Burns - Guitar
Dave Rosenthal - Keyboards
T-Bone Wolk - Bass
Liberty DeVitto - Drums