【取り寄せ】AEROSMITH - FRESNO 1978: THE VIDEO(DVDR) [Shades 1145]

【取り寄せ】AEROSMITH - FRESNO 1978: THE VIDEO(DVDR) [Shades 1145]

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Live at Selland Arena, Fresno, CA, USA 15th July 1978 AMAZING SHOT!!!!

 まさしく『LIVE! BOOTLEG』の現場体験。黄金時代のショウを信じられないクオリティで目撃できる衝撃映像が登場です。
 そんな本作が撮影されたのは「1978年7月15日フレズノ公演」。その衝撃オーディエンス・ショットです。今週はEL&PやVAN HALENの極上映像FRESNO 1977: THE VIDEO(Amity 590)』『FRESNO 1978: THE VIDEO(Shades 1146)』も同時リリースとなりますが、本作も同じコレクションから飛び出したAEROSMITH版なのです。とにもかくにも驚きなのは貴重度を吹っ飛ばすクオリティなのですが、まずはショウのポジション。1978年と言えば2つのツアー“DRAW THE LINE TOUR”と“LIVE BOOTLEG! TOUR”が交錯する時期でもありますので、当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

●1977年
・9月28日-12月8日:北米#1a(19公演)
《12月9日『DRAW THE LINE』発売》
・12月10日-27日:北米#1b(6公演)
●1978年
・1月7日:ジャクソン公演
・3月8日-4月8日:北米#2(12公演)
・5月1日-26日:北米#3(10公演)
・6月27日-8月9日:北米#4(21公演)←★ココ★
・9月27日-10月22日:北米#5a(16公演)
《10月27日『LIVE BOOTLEG!』発売》
・10月27日-12月12日:北米#5b(24公演)

 これが『DRAW THE LINE』発売から1978年いっぱいの日程。いわゆる“LIVE BOOTLEG! TOUR”は「北米#5」の事ですので、本作はその直前。本作のフレズノ公演は「北米#4」の11公演目で、公式映像にもなったテキサス・ジャムのちょうど2週間前にあたるコンサートでした。このショウ自体は『LIVE! BOOTLEG』には採用されていないものの、バッチリ制作期間内だったわけです。
 そんなショウで記録された本作は、ビデオが普及する前のフィルム撮影。ただし、クオリティは70年代フィルムの常識を覆している。EL&PやVAN HALENの解説でも触れましたが、何よりも驚くのは1カットの長さ。70年代のフィルム映像は数十秒から1分ほどの細切れが普通であるものの、本作は5分以上という長さのカットも多用されている。さすがにフルショウ撮影までは望めませんが、映像の不足分は静止画などで補足され、1曲1曲をたっぷり堪能できるのです。しかも、映像美も圧倒的。そもそもフィルムは初期VHSよりも美しいものですが、本作は保存状態が格別。破損によるヨレやノイズがまったく見られず、超クリアな光景が延々と続くのです。
 さらにアングルも超・絶景。1曲目の「Rats in the Cellar」が始まっても真っ暗なのでちょっと驚きますが、これは恐らく現場の照明トラブル。1分ほど過ぎたところでメンバーにも照明が当たり、輪郭もクッキリとした姿が画面に現れる。そこで驚くのが広々とした視界。ステージ右側(ジョー・ペリー側)からのナナメ角度なのですが、スタンド席からの撮影されているのか、ステージ上のメンバー達と同じ目線の高さで遮蔽物もゼロ。スタンド席だけに距離が心配になるものの、そこからグイグイとズームしていき、若きスティーヴン・タイラーの勇姿が画面いっぱいに広がるのです。これがもう画期的。カメラワーク云々以前に、当時のフィルム・カメラでここまでのズームができるのかと驚く迫りっぷり。しかも、ステージ上を動き回るスティーヴンを画面の真ん中に捉え続けている……。オーディエンス・ショットの撮影技術が確立していくのはずっとずっと後年の話であり、1978年にここまでのカメラワークができるとは……。
 その上に来て、サウンドまで極上だから三度驚く。このショウはオーディエンスの名録音が残されている事でも知られており、恐らくは本作もその音声がシンクロされている。ただ、そのマスター鮮度も従来とはケタ違いでして、既発音源では目立っていたダビング劣化がまるっきりないのです。ここで1つの疑問も湧く。正直なところ、撮影しながら録音したとは思えないほど奇跡的な極上クリア・サウンドなのですが、これほどの映像と録音のセットがEL&P、AEROSMITH、VAN HALENの3組で実現するというのも奇跡すぎる。やはり、同じ人物によるものなのか、あるいはチームで撮影と録音に挑んでいたのか……ともあれ、普通のオーディエンス記録とは次元の違う光景とサウンドがたっぷりと楽しめるのです。

 本来であれば、『LIVE TEXXAS JAM '78』では観られない「Sight for Sore Eyes」「Walking the Dog」「Chip Away the Stone」「Seasons of Wither」「The Train Kept A Rollin’」等にも字数を割くべきなのかも知れませんが、とてもそれどころではありません。発掘元の透かしクレジットが入るために将来的な大元発掘の期待を込めて永久保存は見送られましたが、これほどの映像はいち早く体験して頂きたい。今まさに『LIVE! BOOTLEG』を生み出そうとしていた1978年の現場を33分に渡って極上体験できてしまう衝撃映像なのです。ロックの文化遺産としか言いようのない映像作品。どうぞ、目から鱗をポロポロ落としながらご覧ください。

(33:04)
1. Intro
2. Rats in the Cellar
3. I Wanna Know Why
4. Sight for Sore Eyes
5. Walk This Way
6. Walking the Dog
7. Chip Away the Stone
8. Seasons of Wither
9. Sweet Emotion
10. Get the Lead Out
11. Draw the Line
12. The Train Kept A Rollin'

Steven Tyler - Vocals Joe Perry - Guitar Tom Hamilton - Bass
Joey Kramer - Drums Brad Whitford - Guitar

COLOUR NTSC Approx.33min.