【取り寄せ】QUEEN - GLASGOW 1979 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1201]

【取り寄せ】QUEEN - GLASGOW 1979 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1201]

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Apollo Theatre, Glasgow, Scotland 1st December 1979 TRULY AMAZING SOUND

 フレディが絶頂期を迎えたことでも知られる“CRAZY TOUR”。その現場を伝える貴重なライヴアルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1979年12月1日グラスゴウ公演」。そのヴィンテージ・オーディエンス録音です。アルバムタイトルを冠さない“CRAZY TOUR”は一般的にあまり有名ではないかも知れませんが、コレクターにとっては超重要なツアー。フレディの声は時期によって変化していきましたが、その発声の最強時代が始まったのが“CRAZY TOUR”。(もちろん、公演毎にも好不調があるのでキッチリ断言はできないものの)おおよそこのツアーから“HOT SPACE TOUR”の欧州レッグ(1982年6月)辺りまでが「ヴォーカリストとしての絶頂期」と言われています。特に、幕開けとなった“CRAZY TOUR”は短期集中ツアーだっただけに疲れ知らずな爆裂ショウの連続。「絶頂期中の絶頂期」として世界中のコレクターから熱い眼差しを送り続けられているのです。まずは、そんな絶頂ツアーがどこにあったのか、『JAZZ』発売以降の歩みから振り返ってみましょう。

●1978年
“JAZZ TOUR”
・10月28日-12月20日:北米(35公演)
●1979年
・1月17日-3月1日:欧州(28公演)
・4月13日-5月6日:日本(15公演)
《6月『THE GAME』製作開始》
・8月18日:SAARBRUCKEN OPEN AIR出演
《10月5日:シングル『Crazy Little Thing Called Love』発売》
“CRAZY TOUR”
・11月22日-12月26日:英国(20公演) ←★ココ★

 これが“JAZZ TOUR”と“CRAZY TOUR”のあらまし。“JAZZ TOUR”は1979年春の日本公演で幕を閉じたわけですが、実は母国イギリス公演は一切ありませんでした。その後『THE GAME』の製作を開始した彼らは先行シングル『Crazy Little Thing Called Love』のリリースと共に満を持しての英国ツアーを実施。それが“CRAZY TOUR”でした。そして、本作のグラスゴウ公演はその6公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は“CRAZY TOUR”で最古の記録でもあり、ちょっとマニアックなヴィンテージ・オーディエンスです。正直なところ、やや距離もあり、轟音までは行かないものの鳴りもゴワつきがある。お世辞にも「極上」とは言えず、楽しむには多少なりともオーディエンス慣れが必要なタイプです。しかし、慣れている方なら問題なし。ゴワ付いているとは言ってもノイズの中に演奏を探すような事もなく、爆音で耳がヤラれるようなこともない。空間を切り裂いて届くフレディの絶頂ぶりまでハッキリと分かるライヴアルバムでもあるのです。
 実際、本作の要はサウンドよりもライヴそのもの。“CRAZY TOUR”と言えば、プロショットDVD『HAMMERSMITH ODEON 1979』が頂点に君臨していますので、比較しながらセットを整理しておきましょう。

●SHEER HEART ATTACK(2曲)
・Killer Queen/Now I'm Here
●A NIGHT AT THE OPERA(4曲)
・Death On Two Legs/I'm In Love With My Car/You're My Best Friend/Bohemian Rhapsody(★)
●A DAY AT THE RACES(2曲)
・Somebody To Love/Tie Your Mother Down
●NEWS OF THE WORLD(6曲)
・We Will Rock You (fast)/Get Down Make Love/Spread Your Wings(★)/Sheer Heart Attack/We Will Rock You/We Are The Champions
●JAZZ(3曲)
・Let Me Entertain You/Mustapha(★)/Don't Stop Me Now
●THE GAME(2曲)
・Save Me/Crazy Little Thing Called Love
※注:「★」印はプレスDVD『HAMMERSMITH ODEON 1979』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。基本は“JAZZ TOUR”に準じつつ、『THE GAME』の新曲「Save Me」や「Crazy Little Thing Called Love」、さらに「Mustapha」もさわりだけでなくしっかりと演奏している。そして、そんなセットを歌い上げるフレディの声! これがもう、とんでもない。伸びも張りも勢いもパワーも凄まじく、絶好調にも程がある。QUEEN一世一代の名演と言えば“LIVE AID”という事になっていますが、あれはショート・セットだからこその奇跡。本作はあのテンションが……いえ、それ以上のヴォーカリゼーションでフルショウを突っ切るのです。実のところ、“CRAZY TOUR”は残されたすべてのショウが絶好調でダメな日がゼロ。そんな最強ツアーの猛烈なショウをフル体験できるライヴアルバムなわけです。
 さらに、そんな“CRAZY TOUR”の中でもこの日だけのスペシャルもある。それは「I'm In Love With My Car」。ご存じロジャーがリード・ヴォーカルを執る最大の見せ場なのですが、実はこの日のロジャーは歌詞をド忘れしてしまう。冒頭で「With the pistons a pumpin, and the hubcaps so all gleam」を「When my holding your wheel……」と歌ってしまい、そこで頭が真っ白。完全にテンパッたロジャーを見かねたフレディ代わって歌うのです。その後、フレディの助け船でロジャーも復帰するのですが、本作は(一部とは言え)フレディが歌う「I'm In Love With My Car」が聴ける貴重なライヴアルバムでもあるのです。

 録音1本1本でフレディの好不調が語られるQUEENですが、その頂点は間違いなく“CRAZY TOUR”でした。希代の天才ヴォーカリストが絶頂を迎えた現場にリアル・サウンドで立ち会える。コレに尽きます。1本1本が貴重で秘宝な“CRAZY TOUR”の実況盤。どうぞ、この機会にじっくりとお楽しみください。

★フレディが頂点的に絶好調

Disc 1 (44:06)
1. Intro
2. We Will Rock You (fast)
3. Let Me Entertain You
4. Somebody To Love
5. Mustapha
6. Death On Two Legs
7. Killer Queen
8. I'm In Love With My Car★ロジャーが歌詞をど忘れ→フレディがサポート。聴き所です。
9. Get Down Make Love
10. You're My Best Friend
11. Save Me
12. Now I'm Here

Disc 2 (38:50)
1. Don't Stop Me Now
2. Spread Your Wings
3. Crazy Little Thing Called Love
4. Bohemian Rhapsody
5. Tie Your Mother Down
6. Sheer Heart Attack
7. We Will Rock You
8. We Are The Champions
9. God Save The Queen