【取り寄せ】STING - BUDOKAN 2005 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1200]

【取り寄せ】STING - BUDOKAN 2005 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1200]

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 22nd January 2005 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ニューヨーク同時多発テロの翌日から作り始めた『SACRED LOVE』がプラチナ・ディスクに輝き、5年ぶりの来日公演も実現させた2005年のスティング。その現場を体験できる秘蔵のオリジナル録音が登場です。
 そんな本作が記録されたのは「2005年1月22日:日本武道館」公演。その傑作オーディエンス録音です。まずは、21世紀になって初となる来日スケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。

・1月15日:大阪城ホール
・1月16日:広島サンプラザ
・1月18日:福岡国際センター
・1月19日:名古屋レインボーホール
・1月21日:日本武道館
・1月22日:日本武道館 ←★本作★
・1月23日:日本武道館

 以上、全7公演。そのハイライトは日本武道館3連続公演であり、本作はその中日でした。そんなショウで記録された本作は、端正にして絶品のオーディエンス録音。何よりも素晴らしいのは、クリアさと鳴りの美しさ。リアルな喝采やスネアの音色にオーディエンス録音の証が刻まれてはいますが、空気感が暖かくも透明感があり、そのド真ん中を貫いて飛び込んでくる芯が力強い。ホール鳴りも拾ってはいるのですが、芯からオーラのように立ち上り、演奏音や歌声のディテールを隠すことなく艶っ艶に彩ってくれる。しかも、そんな美音が後半に向かってクリアさを増していき、晴れ渡った青空のように透き通っていく。実のところ、この変化は現場PAによるもの。この日のPAは前半で音作りが安定しておらず、わずかに曇っている(武道館2日間の連続公演なのに珍しい)。もちろん、ささやかな違いで現場の観客も気にならなかったであろうレベルなのですが、本作の繊細サウンドによって微妙な変化もしっかりと感じ取れるのです。
 その美しさは、観客の息吹にまで波及している。日本武道館はアダルトなムードに包まれているのですが、そこで沸き立つ手拍子の波が非常にきめ細やか。間違っても間近な嬌声や話し声に悩まされる事はないのですが、拍手の1打1打まで鮮明なために、近くの手拍子と遠くの打音に遠近感があり、八角形の空間を見事に描き出している。そんな波が音楽に合わせて押し寄せては引いていく。まるで秋雨のような現場ムードだけでも酔いしれられるほどの美録音なのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、それまでのキャリアを包括するような名曲の宝庫。ここで、その内容も整理しておきましょう。

●THE POLICE(4曲)
・OUTLANDOS D'AMOUR:Roxanne
・REGGATTA DE BLANC:Message In A Bottle
・GHOST IN THE MACHINE:Every Little Thing She Does Is Magic
・SYNCHRONICITY:Every Breath You Take
●ソロ(15曲)
・THE DREAM OF THE BLUE TURTLES:If You Love Somebody Set Them Free
・…NOTHING LIKE THE SUN:Englishman In New York/Fragile
・TEN SUMMONER'S TALES:Shape Of My Heart/Fields Of Gold/If I Ever Lose My Faith In You
・MERCURY FALLING:The Hounds of Winter
・BRAND NEW DAY:Brand New Day/Desert Rose/A Thousand Years
・SACRED LOVE:Send Your Love/Dead Man's Rope/Sacred Love/Whenever I Say Your Name/Never Coming Home

……と、このようになっています。2005年と言えば、自伝のタイトルを冠した“BROKEN MUSIC TOUR”でTHE POLICEナンバーの大盤振る舞いも話題になりましたが、本作はその前。THE POLICEナンバーは必殺の4曲だけに止め、ソロの名曲をたっぷりと演奏している。しかも、そのセレクトが非常に豪華。2019年には究極のベスト宴曲ツアー“MY SONGS TOUR”でも来日しましたが、本作の19曲中13曲が被っているほどです。そして、そこに『SACRED LOVE』の新曲群や「The Hounds of Winter」「A Thousand Years」を散りばめている。その後、“BROKEN MUSIC TOUR”やTHE POLICE再結成へと邁進していくわけですが、その前に一旦ソロを総括するようなショウなのです。
 良い音・良い曲・良い演奏……素晴らしい音楽作品の必須三項目を高い次元で揃えているわけですが、この「良い」を「美しい」に差し替えてもいい。本作はサウンドボードと間違えるびっくりサウンドはありませんが、それh欠点ではない。オーディエンス録音は本来サウンドボードの代用品ではなく、“客録ならではの美”で語られるべきもの。本作は、その意味で極めて端正で特級の1本なのです。15年前のショウだけにUxbridgeレーベルからのご紹介となりましたが、当時発掘されていたら間違いなくプレス化されていたであろう美しきライヴアルバム。どうぞ、じっくり噛みしめるようにお楽しみください。

Disc 1 (58:49)
1. Intro
2. Send Your Love
3. Message in a Bottle
4. If You Love Somebody Set Them Free
5. The Hounds of Winter
6. Band Introductions
7. Dead Man's Rope
8. Brand New Day
9. Shape of My Heart
10. Englishman in New York
11. Fragile
12. Fields of Gold
13. Sacred Love

Disc 2 (60:11)
1. Whenever I Say Your Name
2. Every Little Thing She Does Is Magic
3. Never Coming Home
4. Roxanne
5. Desert Rose
6. If I Ever Lose My Faith in You
7. Every Breath You Take
8. A Thousand Years