【取り寄せ】HEAVEN & HELL - LOUD PARK 07 OSAKA(1CDR) [Shades 1156]

【取り寄せ】HEAVEN & HELL - LOUD PARK 07 OSAKA(1CDR) [Shades 1156]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan 23rd October 2007 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 英雄ロニー・ジェイムズ・ディオ最後の来日となった2007年のHEAVEN & HELL。その現場を伝える世界初公開となる秘蔵オリジナル録音が登場です。
 当店では、これまでも『LOUD PARK 07 SAITAMA SUPER ARENA(Zodiac 340)』『TOKYO 2007(Zodiac 341)』といったオリジナル・マスターの傑作群をお届けしてきましたが、本作はその第3弾ともなるライヴアルバム。「2007年10月23日:大阪城ホール」公演の傑作オーディエンス録音です。まずは、これまでの諸作と合わせ、当時のスケジュールでショウのポジションを確かめてきましょう。

・10月20日『LOUD PARK 07 SAITAMA SUPER ARENA』
・10月22日『TOKYO 2007』
・10月23日:大阪城ホール ←★本作★
・10月25日:名古屋市公会堂

 以上、全4公演、ロニーは1976年のRAINBOW初来日以来、11回の来日で57公演を行ったわけですが、その最後から2番目となるショウでした。また、2007年の来日は“LOUD PARK 07”への出演がメインであり、本作の大阪城ホールは、その大阪編でもありました。
 そんなショウで記録された本作は、超ダイレクトなリアル・オーディエンス。実のところ、前2作『LOUD PARK 07 SAITAMA SUPER ARENA』『TOKYO 2007』とは録音家が異なり、本作を記録したのは“西日本最強テーパー”氏。現在、HR/HMを録らせたら右に出る者はないと言われる名手中の名手ですが、本作はそんな人物の初期録音。まだ自分のためだけに記録していた時代の秘蔵マスターなのです。
 そして、本作のクオリティはその経緯を裏付けるもの。何よりも素晴らしいのはダイレクトで力強さ満点の芯。現在では「まるでサウンドボード」と呼ばれる名作を連発しておりますが、13年前の本作でもすでに片鱗は現れており、まるで距離感のない演奏音と歌声が目の前にグイグイと迫ってくる。大歓声も沸き上がっているのは分かるものの、それが妙に遠く、あまりにも近いバンドとの遠近感が不思議でさえある。まさに“最強マジック”の原型がすでに出来上がっているのです。そんな中で現在の名作に半歩及ばないのは鳴りの美しさでしょうか。いかにパワフルに轟いてもビビらないのは素晴らしいものの、そのピークにリミッターがかかったように詰まりが感じられる。もちろん、後年の作品が圧倒的すぎるからこそであって本作自体は普通基準を遙かに超越した名作なのですが、「パワー」「ダイレクト感」に開眼しつつもまだ研究を重ねていた時代が透ける。冒頭では『LOUD PARK 07 SAITAMA SUPER ARENA』『TOKYO 2007』の続編的にご紹介しましたが、その意味ではDIOの“最強氏”コレクション『LOUD PARK 06: ZEPP OSAKA(Shades 1135)』と言った方が良いかもしれません。
 ともあれ、そんなダイレクト・サウンドで描かれるのはロニー時代BLACK SABBATHの名曲を濃縮したショウ。『LOUD PARK 07 SAITAMA SUPER ARENA』ではフェスとは言っても単独フルセットを演奏していましたが、大阪はそうはいかず短縮セットを余儀なくされました。ここでその内容も整理しておきましょう。

●HEAVEN AND HELL(3曲)
・Children of the Sea/Die Young/Heaven and Hell
●MOB RULES(3曲)
・The Mob Rules/Voodoo/Falling Off the Edge of the World
●DEHUMANIZER(1曲)
・I

……と、このようになっています。ショウ中盤に用意されていた「The Sign of the Southern Cross」「Computer God」がカットされているだけでなく、なんとアンコールの「Neon Knights」まで省略。どうも大阪城ホールの使用制限は夜22時までだったらしく、「Heaven and Hell」を終えた時点で21時55分だったとか。この日をもって“LOUD PARK”の大阪公演は行われなくなったわけですが、残念ながら有終の美とはならなかった。今さら13年前の出来事をあげつらっても仕方がないとは言え、ヘッドライナーにしわ寄せさせた運営はお粗末だったと言わざるを得ません。
 もちろん、歴戦の猛者であるHEAVEN & HELLの面々は、時間が巻く中でもそれを感じさせない。堂々たるヘヴィネスとロマンティックなメロディは冴えに冴え、ツアー開始から7ヶ月世界を巡ったアンサンブルは『LIVE FROM RADIO CITY MUSIC HALL』を超える練度と躍動感に満ちている。その演奏が素晴らしければ素晴らしいほど、「あれ? Neon Knightsは?」も強く感じてしまうのです……。

 素晴らしいサウンドでロニー最後の大阪公演を収録した世界初公開のライヴアルバムです。アンコール無しの尻切れトンボ感が否めずにShadesレーベルからのご紹介となりましたが、クオリティも歴史的な重みも特級の1枚には違いない。HEAVEN & HELL関東2公演の続きであり、DIOの『LOUD PARK 06: ZEPP OSAKA』の続編でもある大傑作。どうぞ、じっくりとご堪能ください。

(63:27)
1. E5150
2. The Mob Rules
3. Children of the Sea
4. I
5. Voodoo
6. Drum Solo
7. Falling Off the Edge of the World
8. Die Young
9. Heaven and Hell

Ronnie James Dio - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Vinny Appice - Drums