GILLAN - BITE THE BULLET: TOKYO 1981 FINAL NIGHT(2CD) [Calm & Storm 005]

GILLAN - BITE THE BULLET: TOKYO 1981 FINAL NIGHT(2CD) [Calm & Storm 005]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 7th October 1981 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 イアン・ギランがGILLANとして1978年以来となる2度目の来日を果たした'81年ジャパンツアーより、最終日となった10月7日の東京・中野サンプラザ公演が、あの"Miracle Man"録音による超高音質オーディエンス・マスターを用い、2枚組の完全限定プレスCDでここに堂々のリリース! 過去のいかなる既発音源をも凌ぐ最高の実況録音で、唯一無二のGILLANライヴがリアルに再現されます!

 '73年にDEEP PURPLEを脱退したギランは、数年間の実業家を経て'76年にIAN GILLAN BANDとしてソロ活動を開始。'77年にはソロとしての初来日も実現しました。その後バンドメンバーを一新して名義を"GILLAN"に改め、ハードロック・バンドとしての方向性を明らかにすると人気が爆発し、特にイギリスでは同時代のWHITESNAKEやRAINBOWといった強豪をも押さえ、DEEP PURPLE関連のバンドの中でも一頭抜けた存在感を放つようになりました。
 '81年7月に"黄金期"を支えたバーニー・トーメが脱退し、バンドは大きな転換点に差し掛かりますが、バンドは元WHITE SPIRITのヤニック・ガーズ(現IRON MAIDEN)を後任ギタリストに迎え、'81年8月の"レディング・フェスティバル"に出演。その時のライヴテイクと新曲をセットにした「DOUBLE TROUBLE」を製作し、バンドの新たな姿を打ち出しました。本作ではその「DOUBLE TROUBLE」発表当時に行われた3年ぶりのジャパンツアーより最終日となった10月7日のライヴを、トレーダー間でも一切知られていない完全初登場のオリジナル・カセット・マスターより音盤化しています。

 オープニング・イントロの「Second Sight」から、"Miracle Man"の録音は絶好の見通しとバランス,臨場感でライヴを捉えており、熱気にあふれる会場のムードを素晴らしい聴き応えで味わわせてくれます(「No Laughing In Heaven」辺りからは音の分離やリアルさがますます向上するから凄い)! 同時に本録音では程よい温みを持つアナログならではの音像も特徴で、ハードな「Unchain Your Brain」や「Hadely Bop Bop」も、意外なほどの聴き易さで楽しめます。この日は過去にShadesレーベルからリリースされた「RESTLESS NIGHT」が決定版に位置づけられていましたが、それすら凌駕するサウンドには驚くほかありません!
 主役のギランはファンから大きな声援を受けてライヴ序盤から絶好調。上記した「Unchain Your Brain」や、芝居がかった台詞のような歌い回しが印象深い「No Laughing In Heaven」など、彼ならではの個性と漲るパワーで畳み掛けるようなパフォーマンスを披露しています。またおなじみのコンガも、「No Easy Way」など多くの曲で叩きまくっているのが録音からもはっきりと判ります。
 新加入のヤニックはこの当時"赤いリッチー・ブラックモア"とか"リッチーのクローン"と言われたほど、佇まいやプレイスタイルにリッチーからの影響が見られました。本録音の「If You Believe Me」はそれを証明するようにイントロからサウンドのタッチやトーンは驚くほど似ていて、一聴した瞬間に誰もが驚いてしまうでしょう。もちろんGILLANらしいサウンドは健在で、ドラマティックな起承転結が印象的な「Mutually Assured Destruction」ほか、プログレッシヴな「On The Rocks」では、コリン・タウンズのキーボードやジョン・マッコイのベースがそれぞれバンドの柱石というにふさわしい活躍を見せています。
 ライヴの大きな聴き所は、ディスク2の冒頭で取り上げられる「Restless」・「Nightmare」の新曲2連発とバンドの定番「Vengeance」。どちらもギランらしい軽やかなロックンロールを背景としつつ、ポップな要素すら漂わせたキャッチーなメロディがファンの耳を惹き付ける佳曲。DEEP PURPLEのギランしか知らない人にとって、この3曲の流れは驚きですらあるでしょう。
 ショウはここからいよいよクライマックス。ホルストの「木星」などをフィーチャーしたヤニックのソロは、ここでもサウンドに"リッチーらしさ"が満載。ここから"GILLANバージョン"の「Smoke On The Water」が導かれる場面は、PURPLEファンなら思わずニヤリとしてしまうはず!
 アンコールはジョン・マッコイのベースソロからスタートします。マッコイといえばその巨体とスキンヘッドが強烈なヴィジュアル・イメージを生み出していますが、ここで聴けるプレイは意外なほどテクニカル(彼は作曲面でもバンドの主要な位置をしめています)。ショウマンシップあふれるマッコイのパフォーマンスに沸き返ったオーディエンスは。続く「New Orleans」でもバンドのプレイへ熱いリアクションで応えています。ラストは第二期PURPLEでも定番だったギランのフェイバリット「Lucille」が、超高速バージョンで叩きつけるようにプレイされ、駆け抜けるようにショウを勢い良く締めくくります。

 DEEP PURPLEから派生したバンドは、前述したとおり'70年代後半からこの'80年代前半にかけて、それぞれが目覚しい活躍を見せていました。それでも日本におけるファンの評価や支持は、多くがリッチー率いるRAINBOWへと偏っているのが実情ではないでしょうか? しかし本国イギリスでは、このGILLANこそが"PURPLE派生バンド"の中心的位置にあったのです。熱い演奏に優れた楽曲、飛びぬけたメンバーそれぞれの個性・・・本録音を聴けば、イギリスにおける人気の理由もきっと判る事でしょう。
 彼らの名演を破格のオーディエンス・サウンドで記録した本録音は、その品格にふさわしいプレスCDで残されねばなりません! 本作は全てのDEEP PURPLEおよびギラン・ファンに聴いてほしい完全別格の一本です。絶好調のCalm & Stormレーベルが放つ第五弾を、マニアの皆さんは絶対にお見逃しありませんように!

Disc 1 (57:10)
1. Second Sight (Introduction) 2. Unchain Your Brain 3. Hadely Bop Bop
4. No Laughing In Heaven 5. Bite The Bullet 6. Keyboards Solo 7. No Easy Way
8. Thunderwood (Drums Solo) 9. Trouble 10. If You Believe Me
11. M.A.D. (Mutually Assured Destruction) 12. On The Rocks

Disc 2 (41:32)
1. Restless 2. Nightmare 3. Vengeance 4. Guitar Solo 5. Smoke On The Water
6. Bass Solo 7. New Orleans 8. Member Introduction 9. Lucille

Ian Gillan - Vocals Janick Gers - Guitar Colin Towns - Keyboards John McCoy - Bass
Mick Underwood - Drums

Recorded by Miracle Man